2022/04/26

雪から岩

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まだもうちょっと雪の上で遊べなくもないので、それ用の板を探しに行ったところ「かなりの板がウクライナ製なので、今ちょっと」というお店の悲しいコメントが。

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戦火に怯え逃げ惑う人に若干申し訳ないと思いつつ、雪遊びから岩遊びに舵を切る。

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いわゆる「ハイボルダー」はかなり怖い高さ。

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治ったばかりの五十肩で踏ん張る。

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自分とほぼ同時期に会社を離脱した人たちから、連日のようにLINEとかショートメッセージがきて、この先のことを語り合ってみたりしてるけど、不安よりも安堵の気持ちが大きいみたい。

JOB型、成果主義、後戻りのできないDX化、魂を削って生きてる大勢の仲間のみんな、どうかご無事で。

自分も、岩の上から落ちないように頑張ります。

 

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2022/03/16

ぶら下がりハイキング

ちょっと疲れてきた。

遊びすぎて疲れてきたという幸せな状態ではあるが、家を出て駅までの道すがら、すでに腰やら膝やら背中が痛いとか疲労が抜けてない状態。

自由な時間が手に入ったのに、無くした体力は戻ってこないという悲しい現実を受け入れなければ。

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ともあれヨタヨタと六甲山をうろつくと、いつものやつが。

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暖かい砂の上でゴロゴロする姿が、自分とダブル。

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岩場のヌシも健在

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「桜耳猫」。そろそろ毛皮脱いだ方がいいよ、暑くない?

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で、登ろうと思って来た岩場だが、ロープをセットする支点が誰かに抜かれており、ショックで倒れ込んだという自撮り。

別の場所に移動してぶら下がる

今見返しても、なんとも不細工で。ま、高みを目指しているんじゃないから、春風に体がゆらゆらするのが楽しいから。

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30分ほど岩の上で目をつむってウトウトしてしまう。どこで練習したのか、もう、鶯が上手に鳴いてたよー。

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電車の中はまだ、薄手のダウンを着た人がそこかしこにいるというのに、半ズボンで乗ると違和感すごかった。

それよりも、自分の年齢で裸足に半ズボンというのはちょっと社会的に(?)まずいんじゃないかと。

じわじわ恥ずかしさが込み上げる。

 

 

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2021/12/16

吉田の岩場

小豆島に行ってきた。

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無職まで秒読みでも、朝にPC立ち上げると「至急」「なるはや」のメールが押し寄せてる始末。

そして先週だか、最後の賞与が振り込まれた。入社以来実に78回目。若いころは頻繁に、そして、この10年ほどの間にも何度か「残業代プラス月給」が賞与を追い越すことが何度かあった。

以前にも日記に書いたが、「奴隷船に乗せられてきたのではない、自分で選んだ道だもの」、ある程度覚悟の上での10連勤、20連勤、4連轍、5連轍の末、振込額を見てボーッとしたことが思い出される。

TVニュースで昨今「残業代が減ったのでローンが払えず、家を手放し、、、」。

アホかと。会社のせいにしてるようでは家なんか買うなよと。

乱暴なこと書いてしまったけど、

有給が40日残っていて、仕事の調整しながら必死で取得して、残りが27日。愕然。

月、火と取得してクライミングトリップとやら。

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姫路からの航路。船の中ガラガラ。大丈夫か?ってぐらいガラガラ。港には店一軒もない。有名なオリーブも8割が某地中海のものと聞く。

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やすもんの民宿に泊まって、鯛の刺身は美味しかったけど、あとはもう(てんてんてん)。

退職手続きを全部済ませて、

全く知識のない「株」を始めました。そーしたら、PC画面見てるたった30分で2000円増えました。

だがしかし、これがいわゆる「泥沼」ってやつだと思うので、浮かれないことにする。

若かりし頃、パチンコで浮かれて、えらい目にあったので。

あと、「酒、やめました」。

嘘。

遊びたいこと、ちょっと勉強したいことたくさん浮かんできたので、酩酊はもういいかなって。

残り二日間。

笑って終われますように。

 

 

 

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2021/11/25

次の世界へいく練習

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勤労感謝の日に、全く進歩していないボルダリングに行ってきた。

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相変わらず進歩が無い。離陸するまで何度も白目剥く感じ。

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それでも、なんとかかんとか岩の上にたてば幸せ。岩なんてそこらへんにゴロゴロ転がってるし、登るのタダなんだからもっと頻繁にしがみつけばいいのに今まではそれができなかった。

動向のメンバーはみなさん自分よりおにーさん、おねーさんなのに身のこなしが凄い。コロナ禍の前年にイタリアのドロミテの岩峰へ登りに行こうと誘われた。その半月前に十日ほどの夏季休暇を取ったばかりだったので、流石に間髪入れず二週間も会社を休むなんて無理だと思ったし、

「どうせまた来年チャンスがあれば行けるしな」と思って断った。

けど、大間違い。

コロナ、目の病気、予想もしていなかった未来が「いつか行けるわ」を打ち砕いた。

ラストディまであと一ヶ月もない。慣例に従って(?)溜まっている有給を消化しようと申請したけど、ずるずると交わされてしまい、7日分しか申請通らなかった。30日近く捨てる羽目に。なんだよ、もう。。。。

 

で、昨日(25日)が消化最初の日。

普段と同じ6時前に起きて洗濯回して朝飯こしらえて、そうこうしてたら小池さんが起きてきて朝飯を食い、洗濯を干す。

午前8時に小池さんが在宅ワークでPC電源On.自分は、、、自分はぼーっと隣に座ってコーヒー飲む。何しよかな、今日1日。

ああ、こんな感じが「無職」かと、実感。

仕事に黙殺されると休日を渇望するけど、もしかして自由が延々にあると思うと焦って何かしなくてもいいのかな。

この気持ちは貴重な体験。

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とりあえず六甲山いってクライミングでもと思ったのに、肝心のロープが見つからない。あーもーって感じ。

仕方ないから自宅から徒歩圏内にあるボルダリングジムに初心者体験に行くことにした。

ど平日なんで、貸切。一通りルール聞いて登ったけど

「つまんない」。

景色の見えない倉庫の中で、壁に設置された凸凹睨んで登って落ちて。だめだ、オリンピック種目で花が咲いた割には、楽しさがわからん。。

自然の石相手に毒吐いてる方が自分には合ってる。

早々にジムを出てさて次何しようかな。

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久しぶりに飲む。

ソロで飲んでる先輩が数人。黙々と一人酒。

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自分も無職体験で追従。

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えげつない仕事の津波に揉まれながらひとときの休憩に飲んでる、、、ようには到底見えない先輩方。

恐らく、今日も、明日も、明後日も、同じ時間の流れの中で飲むんだろうか。(けど、その原資は年金・・・?)

んー、労働の対価を得ていない後ろめたさもあって、無職の自分に外での立ち飲みはないかなぁ。

数ヶ月かけて一通りやりたかったことをやった後は、バイトして、少しだけ誰かの役に立って、自分の体の少しだけ不自由な部分を素直に受け入れて、

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叶うなら、週3くらいで銭湯行ければ。10月から入湯料が490円になってしまったので、結構痛い。

 

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2020/11/05

雪彦山、紅葉ちょっと手前

姫路の里山へ。

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白線が登ったルート。駐車場から「山ビルの巣窟」をビクビク怯えながら足早に通過し、陽の当たる取り付き地点にたどり着くと、前のグループが登攀準備していた。大量のカラビナを用意している姿に、そんなに沢山要るんだろうか?と疑問に思いつつも、山なんてどこを歩いても(自己責任)いいのだし、道具は足りないより余る方がいいのだろうと思い、静観。

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けれど、その後、先行グループのルートミスやらロープの流れがおかしいことをマイスターが指摘していたのを聞いて、それを反面教師にすることに。山登りに正解なんかないけど、生きて帰ることが一番正しいんだろうな。

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高度を上げていくに従い、どんどん里の風景が小さくなる。視界一杯に秋が広がっていく。このあたりからスズメバチがブンブンパトロールしててちょっと怖い。

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最終ピッチを見上げる。左側の赤い人は日陰で寒そう。自分たちのルートは左上の黄色い人のあたり。

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50メートルロープ 6ピッチで頂上到着。在宅勤務でPCのマウスしか握ってないから、クライミングで岩を触っていると手が腫れて痛い。

今年は木曽や長野の山に一度も行けなかったので、もう、山登りはいいかなって思ったりしたけど、登れば見える景色が、また来なさいと言ってくれた気がしたので、コロナとうまく付き合って登り続けたいかな。

おしまい。

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2020/10/21

GOTO六甲山

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ポッカリと時間のあいた日曜日、岩登り→立ち飲み→銭湯 のゴールデンコースを辿ってみた。

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高さのあるボルダーなのでロープで確保して登る、、、はずが、全然足りないことが現場で判明。通常ですと50メートル使うところを、横着して20メートルのを持って行ったら、地面まで全然届かん。

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空中でしばしボンヤリ。俺は一体何しに来たんだ?これが北アルプスのどっかの岩壁だったら完全にアウト。救助待ち確実。

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ヨタヨタと登り返して、景色の良い場所で弁当食べる。横の登山道はひっきりなしに人の行列が絶えない。みんな外遊びを楽しんでいる様子。

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クライミングが冴えなかったので、梅田に移動し阪神デパートの地下で反省してみた。

飲み比べセット+刺し盛り。辛口より旨口の酒が自分には合うかな。

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阪神デパートが改装する前の方が、ラードの味が下品でうまかったような気がする。

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アウェイの銭湯へ。子供の頃に入って酷い目にあって以来の「電気風呂」をたしなんで見た。風呂屋ごとに電圧の個性があるらしいので、その辺またいろいろ調査してみたいかな。

おしまい。

 

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2020/08/31

どこへ行っても熱いのです

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週末に習慣化した(?)六甲山パトロールもようやく秋の気配が、、、全く無い、むしろ「終わりの無い盛夏」が延々続いてる感じ。

午前6時からなるべく森の中・日陰を選んで歩いてるのに、Tシャツを絞れるほどの汗。

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毛皮の方達は暑く無いのか?人間だけが地球環境にケチをつけているのか?ともあれ9時すぎに、カラカラになりながら登山口に戻ると、今から登ろうとするグループのなんと多いことか。暑さで死にたいの?って感じ。中には、長袖のシャツを子供に着せている家族まで。

自分のように、体に苦痛を与えて日々の仕事の辛さを粉砕しようとする以外は、あんまり遅い時間から登らない方がいいと思うけど。

帰宅後、シャワーを浴びて次にやったことは、大量の炭酸水でハイボール作ってグビリと飲んだこと。最初にハイボールを発明した人の意図や意思は知らないけれど、猛暑にはハイボールがいい。特に、「安もんで昔なら見向きもしなかったようなウィスキー」のハイボールが最高。

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日曜日のぶら下がり活動。

炎天下の屋外で作業する人がよく着ている、「扇風機のついてるジャケット」の必要性を強く実感。おまけにマスクして登るなんて、もう普通じゃありえない。クライミングしてるのか空中で我慢してるだけなのか、わからなくなってしまった。

頭の中は、キンキンに冷えたハイボールのことばかり。

 

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2020/06/22

久しぶりの垂直

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久しぶりだから全然登れやんだろうなぁと最初から諦め気分で行ったら、、、登れてしまった。しかも以前離陸に難儀した課題も何度かもがいているうちにスルリと離陸に成功したり。

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在宅中、運動不足解消にひたすらやったことは

毎日の昼休みランニング。仕事をしながら空いてる手でテニスボールをにぎにぎする。トイレに行くたびに、カモいで懸垂3回、1時間仕事して10分休憩っていう時間設定してその休憩に必ずコロコロローラー腹筋を10回(仕事ちゃんとやれよ、、、わし)。

結論として、基礎的な体力や筋力が全然ダメダメだったということ。確かに自転車ばっかり乗ってた頃って、懸垂とかしなかったしなぁ。

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帰宅するとローラー娘夫婦からTシャツ贈られてあった。こんなすごい登り方絶対できないけど、どうもありがとう。

 

 

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2019/09/16

見えない場所へ

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楽しいことの日記。

久しぶりに立山に行ってきた。

大陸の国と仲良くないので、交通機関であるケーブルカーや登山バスはがら空き。

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登山で賑わう一般登山道からポツンと離れて取り付き地点の岩場へ。

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一般登山道から見える、このギザギザが今回の行き先。後ろ振り返ると有名な立山雄山山頂へ向かう人の列は、心斎橋のよう。

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青空、、蒼空、すでに3000メートル近いので頭簿やーん。ロープのセット間違えないように。

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小池さんもセカンドでブリブリ登ってくる。去年だったか近くのクライミングゲレンデで、自分がドカ落ちした時にビレイで命助けてくれたので頭上がらない。。。。

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後続のパーティーもきた。わざわざ危険なことしてこんなとこ来なくてもいいんだけど、自転車や車で見える絶景とは違って、ここに来ないと見えない景色を知ってしまって、

ミスしたら死ぬんだろうな?って場所に絶景があるんだろうか。そんなことを思ったり。

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四時間近く岩の中にいて、二人とも完璧な脱水症状。

登山道は物凄い人だけど、この日のこのルートは自分たち含めて3パーティー6人だけ、物音も風の音もなし。

たった9.3ミリ50メートルのロープで遅い!早い!とブツブツお互い文句言いながらの垂直の旅、

もう空っぽ。

楽しかったな。

 

 

 

 

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2019/07/22

いつも一緒であることはない

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お互い、新幹線ですれ違う日々。家に帰っても誰もおらんのが普通の生活が何年も続いているから特にどうってことない。

久しぶりに岩登りの練習行った。全然登れない。お互いの近況を話しながら岩の上でランチ。

片方が滑落して、片方がロープから脱出する練習。それでいいと思う。一緒に死ぬことはない。

暑くて大変だったけど、いい日になった。

また会いましょう、小池さん。

 

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