2017/02/27

武奈ヶ岳

ここ最近、殆どの毎週日曜の天気が空振り(曇天・荒天)。
先週だって結局”琵琶湖一周ドライブ”になってしまったし。前夜も車の中で小池さんのスマホを借りて、近畿一円の天気予報をチェック。

氷ノ山、荒島岳のあたりは日本海側の気候でちょっと期待できなさそう。鈴鹿の方は太平洋高気圧の勢力強くて期待できそう。けど、道中の新名神~亀岡あたりで慢性的な交通渋滞あるしなぁ。いっそ奥飛騨まで走るか!?ってな馬鹿げた妄想もしたが、時間に余裕の無いスケジュールで何度も痛い目に遭ったのでパス。

本当に悩みまくった挙句の武奈ヶ岳。

車の中でスウプを温め直し、パンかじって朝飯。登山口の「坊村」駐車場についたらすでに沢山の車が。
回りの人の装備を見ると、ワカン、スノーシュー、ピッケル、ヒップソリがマストアイテムかのようなカンジ。ここに至る道中の道路を見れば、最近降雪してないのが一目瞭然。ピッケルも使うような場所が思い出せない。

なので、我が家はアイゼンだけ。ちなみに登山口からすぐ付けた。みんなの踏み跡が凍ってガチガチ。

夏道には足跡がまったく無くて、みんな真上に向かって直登。伸ばすアキレス腱切れやしないかとひやひや(嘘)。

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やっと稜線に出る。

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いくつかのアップダウンのあと、頂上へ。天気予報よりもずっと回復傾向にあってよかった。

印象的な出来事を一つ。
琵琶湖を見下ろしながらカップラーメン食ってるとき、「もっと雪のあるときに来たかったな」とか「こんないい天気なら(何度も訪れたココではなく)ほかの山に行きゃよかったな」とか思わず口にしたら、小池さんが怪訝な顔して「そんな言葉を言うと楽しいことが逃げていくので言わないほうがよいと思う」と言われた。

ああ、本当だ。
つい先日までオフィスで毎日いろんなことがあり、知らないあいだにネガティブワードばかり口にしていたもんだから、それがつい癖になっていた模様。今日の天気が良くてシアワセ、山に登れる健康があってシアワセ、貧相なラーメンでも景色をおかずに食えてシアワセ。

楽しいことをしに来ているのだから、楽しくないことを思ったり、口にしたりするのはよくないよな。

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さかおりようか。兵庫県のほうまで連なる山、綺麗だなぁ。

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誰かがつけた、スタンプ。そうだ、楽しいってこーゆーこった。

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帰路に待ち受ける最後の急登。このあとも下りでことごとく小池さんに待ってもらう。下りのバランスの良さは天性のもんがあるというのは羨ましい。

無事駐車場へ。
久しぶりの5時間超の山登りはけっこう堪えた。体力、どんどん落ちてるのを実感。
気づきも多くて、楽しい山だった。

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2017/01/03

年末山行

今年もよろしくお願いします。

12月28日:
大阪から白樺湖まで移動のみ。素泊まり一人一泊3,000円(税込)のいつもの宿で晩飯いろいろ持ち込み。
窓から見える車山スキー場にはほとんど積雪みられず。この冬も暖冬?

12月29日:
道路の凍結が怖かったんで、宿を8:00という遅出。登山口のある「渋温泉」の駐車料金1,000円/day。値上がりした?登山届けを書いて10:00スタート。

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久しぶりの冬山テント泊なんで、段取りちょっと大変だった。登りはアイゼン不要。数日間降雪なかったみたいで、地面はクラスト気味。

2.5hで黒百合ヒユッテ前着。小屋からもっとも近い一等地を手にいれ、まず自宅設営。重いから置いてきたショベルを持ってこなかったのをちょっと後悔。スノーフライのスソを雪に埋めねばならないのに、その雪を掘り起こせないから。仕方がないので小池さんと二人、ピッケールのブレード使って懸命に雪をかいて、なんとか事なきを得る。

※ヤマザキの四個入りアップルパンでランチ。アンパンやらジャムパンやらいろいろ試したけど、夏冬通してこのアップルパンが一番おいしい。スウプはアマノフーズのボルシチとクリイムシチュウ。

※なんとなく予感がしたので、水3.5リットルを担ぎ上げたが、これが吉。小屋での受付時に以前はあった水のサービスがなく(降雨不足?)「水は雪を溶かして作ってください」と言われた。持参のボンベの残量にやや不安があったのでとても雪から水作れない。緊急時に備えて小屋でペットボトルの水2リットル購入(1,000円)

※結果的に、かついでいった水3リットリで足りたけど。

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行動食だけ持って東天狗岳めざす。稜線に出るとたえず風速10メートル強の風。ここって風の無いトキあるのかな?

※フリースの薄手手袋+テムレスの組合せはあいかわらず盤石。右手ばかりでピッケル持ってると、金属で手が冷えるので何度か持ち替えたが、それでもいったん指先が冷えるとなかなかモトに戻らず困った。細かい操作性も難あり。


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何度目かの東天狗岳。やっぱり雪少ない。岩と氷のミックスでアイゼン操作も随分神経質だったし。

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予定では西天狗往復だったけど、ここでタイムアウト。谷合にあるテント場はすでに暗がりの中に見えたので、残念だけど引き返すことにした。またいつか行けばいいや。

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阿弥陀、赤岳あたり。左側に野辺山とか見えたけどやはり雪少なそう。

【核心部は夜だった】
冷え込んだテントに戻る。昼間とは大違いの気温にびびる。

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日が暮れるとマイナス14度の世界。このあと深夜にはマイナス17度まで下がった。

※消灯時の装備は、冬用テント、大判の銀マット、サーマレストのウレタンマット、冬季用#2シュラフ、インナーにエアマット入れる。
下半身は冬用タイツ+冬用ズボン+冬用靴下+ダウンパンツ。
上半身はファイントラックの肌着+パタゴニアのキャプリーン+Tシャツ+厚手のフリース+ダウンジャケット+手袋。それでも夜中に何度も寒さで目が覚める。テントの内側はすべての結露が凍っている。
雨音のような風雪がテントを叩く。テントが揺れると凍った結露がバラバラと降ってきて、顔がびしゃびしゃ。

12月30日:
寒くて長い夜があけた。

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雪はやんでいた。何事も無かったように朝日がのぼると気温がぐんぐん上がる。太陽って凄いなぁ。
カチカチになったフランスパンをカレースウプに浸して朝飯。もう一度天狗目指すか?でももう満足したからいいや。無理せずいこう。

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下りはあいかわらず抜群の安定感を見せる小池さんに、自分は遅れながらついていく。よくがんばった。楽しい山だったなぁ。

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さっきまでいた場所を振り返る。節煙がまうその山容は、日本じゃないみたい。またいこう!


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2016/12/19

西穂ラーメン

登山者用に考えた味付けなんだろうか?自分のつたない人生経験の中でも1,2を争う「塩辛さ」。
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小池さんも目をまるくして固まってた。あわてて持参していたテルモスのお湯を投入。醬油ラーメンでこれだから味噌ラーメンにするとどうなるんだろう、、、。

金曜日に立ち飲みに行って、酩酊。
土曜の朝なんか、めずらしく酷い二日酔いでまったく頭が回らない中、山の準備をする。なにを持っていけばいいのか持っていくべきではないのかの取捨選択?がからきし出来ない。もう小池さんの言われるがままに道具や衣装をロボットのように揃えるのみ。

情けないことに、車の運転も7割ほどおまかせする始末。

夏冬通して何度も行ってる山なので、あえて目的を定めず、当初はテント泊して鍋でもつついてというプランだった。けど、明け方の最低気温マイナス15度に体が慣れてないのでここはおとなしく小屋・素泊まりかなと弱気になって予約する。

けど、山頂を目指すならまだしも鍋食いたいだけで素泊まり\7,100も出していいものか段々わからなくなってきた。結局は、同じような値段で奥飛騨の民宿が取れたので楽な方へ流れてしまったという顛末。
宿でも体調相変わらずで、せっかくの料理は無論、酒もほとんど飲めずにこの日が終わってしまった。

二日酔いは悪だ。

N7
申し分のない天気。まだ発展途上のスノーモンスターのあいだを抜けてゆく。

ルートは夏道からすっかり冬道に様変わりしていた。今年の二月に登った記憶が蘇ってきて、この先は確か二段折れで下るんだよなとか、この急登にとりついたらもうすぐ小屋、、、とか。歩き始めて1時間ちょうどで小屋に。
テントが沢山張ってあった。そのうちのいくつかは大所帯の山岳会。あとは個人の人かな。

ともあれまずイケるとこまで登ってしまおうと稜線に出た途端、飛騨側からの強風にたじろぐ。

N8

小池さんがスタスタ登っていくあいだ、自分は長らく使ってなかったピッケルの操作に手間取って、前に進まない。おまけにこのまえ新調した冬季用のアウターが風にあおられて前がよく見えない。

N1
なんとか丸山までたどり着いたが、横着して目出し帽を持ってこなかったので、耳が千切れそうに痛い。ほっぺたも白くなってきた。こんなんで凍傷になったらシャレならんぞー。独標は前回登ったからもういいかなってことで早々に折り返す。

N4
風が暴れる音がフードのなかで渦巻いてる。遠くには雪煙のなかに乗鞍が浮かび上がってて幻想的。

N6
怖いし寒いし。

けど冬山の圧倒的な”白”って凄いよなぁ。

N2
西穂軍団をなんども振り返り振り返り、下山。そういえば丸山にいたとき、小池さんはしきりに前穂を気にしていた。夏に縦走したとき、なんとなくスルーしたのが心残りだったみたい。行くなら明神東稜か、渋滞覚悟で五・六のコルからか、、、。もっとロープ操作練習しなくちゃな。

N3
帰りにロープウェイから見た錫杖岳が圧巻。グレードの一番優しいとこでいいのでいつか登りたいな。

無理か、、、。

体調いまいちだったけど楽しい山だった。融雪剤のせいで二度もマフラーを錆びて落としている身としては、帰りにコイン洗車場へ寄って、念入りに底を洗ったのはゆうまでもない。


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2016/11/28

御在所・本谷

ご近所の老師からお誘いがあり、久しぶりの御在所岳ハイキングへ。
最初はちょっと迷ったけどもうすぐ土曜日遊べなくなるのと、なにより、地図に載ってないいわゆるバリエイションルートだという点と、冬になるとどっぷり雪が積もって志賀の堂満ルンゼより面白くなる(つまり冬季の下見)と聞いたので参加させてもらうことに。

※メモ 自宅6:00発-登山口P8:20着 冬場は積雪多いからもう少し時間かかりそう。装備は簡易ハーネスと15mの補助ロープ、カラビナ少し

駐車場はすでに9割埋まってて危なかった。もう30分早く家を出た方がいいかも。

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今も現役の古びた山小屋のとこからスタート。ここでヘルメットをかぶった初老の方にコースの情報を貰う(このあと、この人がこの日の大事なキーマンになるとは)。

直ぐに幅の広い河原に出る。そして遡行開始。

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印象としては六甲・地獄谷のスケールをデカくしたようなカンジ。

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美しい水の流れのナメ滝をいくつも巻く。

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谷筋っていうと陽のあたらない暗いルートを想像していたが、ここ、けっこう明るくていい感じ。
ところで老師といつもコンビを組んでおられるおねーさん(御年6X歳)、ほんの数年前には二人で

燕岳~大天井~貧乏沢~北鎌尾根~槍~南岳~大キレット~奥穂~ジャンダルム~西穂~新穂高のルートを一気にテント泊で縦走している、、、、超絶とはまさにこのこと。100名山踏破の話、ネパール遠征の話、自慢げに話される印象は全く無くて、謙虚に控えめに。凄い人がいるもんだなぁと。

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そうこうしていると巨大なゴルジュが。さすがにここは登れないので、巻く。しかしこのあたりからいくつもの枝のような谷筋や、絶対こっちやろ~と思う踏み跡がめったやたらにあって、マークも無いしさてどうしたもんかと三人で悩んでいたら、

登山口で道を聞いた老人(失礼)がひよっこり現れた。

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(写真は滑落事故のあった場所の近く。新しいペツルのハンガーが3個設置されていた)

ふもとの町に住んでいて、御在所を庭のように歩いておられる印象。もちろん前尾根、中尾根、あらゆるクライミングゲレンデも登っておられる様子。それがなんと

80歳。

ここにも超絶の人がいた。

この人にガイドしてもらわなければ、恐らく大変な事になっていた。
つい先週もこの谷で道迷いして滑落・死者が出たそうだ。陽が暮れてヘリが飛べなかったので遺体を一晩寝かせた場所で手を合わす。岩の上では可愛そうだと、救助の方がしつらえた杉の枝葉でこしらえた安置用の場所がまだ青々していて痛ましい。

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ぐんぐん高度を上げていくと、このコースのハイライト「ロープウェイの真下」に出る。乗客の驚く顔を見ながら手を振る。

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そして突然ロープウェイの終着に飛び出た。さっきまでの静寂がウソのように、山頂はヒトで溢れていた。


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下山は通常のハイキングコースで。

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都合6時間ほどのハイキング。楽しかったし、なにより山のセンパイたちから学ぶことはまだまだ多い。
自分はいったい何歳まで登れるんだろう。

楽しくいこう。

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2016/11/07

恵那山

結論から書くと、「今年一番の紅葉スポットだった」。

”広河原コース”というこの山最短ルートで往復。地図には往復コースタイム8時間の筈なのに、実際には5時間弱で戻ってきたので、表記に誤りあるのかなぁ。

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出発地点から早くも山が燃え燃え!

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森の中からフト空を見上げる。山一面を金色に染める正体は、この黄色いカラマツだろうな。

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全く足を踏み入れたことがないので、南アルプスの山が特定できないのが残念。ともあれ、景色は素晴らしい。

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我が家の行動食の定番。おかきやチョコレイト食べてる人をよく見るけど、アルファ米を行動食にしてる人見たことない。喉の通りがよくて5,6分の休憩でもサッと取り出して食べられるから便利なんだけどな。

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噂通り、な~んも見えない2,191メートルの頂上に到着。そこから10分ほど先にある避難小屋裏の小さな岩場に登れば、木曽駒とか見えた。南アルプスは途中から見えた景色とあんまし変わらないかんじ。

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景観が望めない山とはいえ、やっぱり天気が良くて静かな森の中を歩けるのはとても幸せ。それに、山の魅力は展望の良さだけじゃないなってこと、この山に登ってみて気が付いた。

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柴犬の後頭部のようなモフモフ

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今年に限っては(?)涸沢を一蹴するほどの見事な紅葉だったと思う。それと、登る人の多さや年齢層の幅広さからも、この山は地元の人の六甲山的立場で親しまれてるんだろうなと。

いい山だったな。また一週間つらいことが多いだろうけど、頑張ろう。

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2016/11/04

黒岩谷西尾根

毎週木曜日が休日だったらいいのに、、、。やっぱり一週間って長いよな。そんな思いをいだきつつ、秋晴れの下、六甲山へ。

もはや定番になっている「JR尼崎で一度下車して構内にある蕎麦屋で朝定食(掛け蕎麦ネギ大盛り+白ごはん+生卵=320円)」を食べ、再び電車に乗ってJR芦屋で下車というスタート。これをやっておけば、頂上のある一軒茶屋まで何も食べなくても歩けるので荷物少なくできるのだ。

歩きだしが遅めにもかかわらず凄い人出。学生のグループハイキングが目立つ。みんな喋りっぱなしで楽しそう。
あいかわらず何を目にしても「ヤバイって!」の単語一つで会話が成立するので微笑ましい。

暑さと湿度で息も絶え絶えに登った真夏とは雲泥の差、やっぱり近郊の山は秋がいいわ。
王道の”七曲り”は大勢の人が登ってゆくので、何となく黒岩谷でイクかって小池さんと意見が一致。期待通り、頂上までまったく誰とも出会わず静かなハイキングになった。紅葉の赤、ススキの穂、その先に神戸港を見下ろして一息つく、冷たい風が心地よい。

自分以外のメンバーは全員休日出勤してるんだろうな、、、そんなろくでもない事を思い出してちょっとブルーになったけど、仕事のできない無能なヤツって思われることも大事だよなと森に向かって呟いてみたり。

頂上で小さなパンを少しカジリ、有馬に向かって一気に下る。
立ち寄り温泉につかり、ビイルを買って(超満員)芦屋行きのバスに揺られ、地元のAEONで惣菜買って帰宅。
楽しかっただけに

毎週木曜日が休日だったらいいのに、、、。やっぱり一週間って長いよな。

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2016/10/10

涸沢まで

また登れませんでした、北穂東稜。そして北穂池。

10月6日木曜日の夕方に外出する用事をねじ込んで、そのまま直帰。18:00前には出発できたかな。
おっさんになって、夜運転すんのがけっこうつらい。視力の衰えって凄いわー。
22:00過ぎに高山市内のビジホ着。出張でよく使うチェーン店のビジホは一泊・無料バイキング朝食付きで4,800円。深夜に到着するかもしれない、早朝に出発するかもしれない。そーゆー不安のあるときは、民宿はまいずだろうと思って。

10月7日金曜、朝食開始が6:45からってことで若干歯車が狂う。平湯発の上高地行バスに乗れたのは結局8:50発の便。

※朝一で上高地入りしたければ、ホテルで朝食取らずに車の中でパンかじるとかしないとダメ。

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鏡のような大正池に映る穂高連峰見たの、生まれて初めてかも。ちょっと感動したけど、心の中は沈んだまんま。
実は、ロープやハーネス、登攀具一式を車に置いてきた。こんなにも青空なのに翌日からの予報は荒れ模様しかない。それならおもりにしかならないロープ背負っていっても仕方ないかなって。
あー、また北穂東稜登れないのか、なんのために来たんだ、、、そんなカンジ。

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来シーズンは明神も行きたいな。

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もやもやしてる自分とは対照的に、いい天気だいい天気だと楽しそうに前をいく小池さん。
しかし徳澤までの道、どんどんよくなってる。そのうち舗装されるんじゃないか?

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横尾の便所も凄いのが二棟できてた。槍方面にいく人をぼんやり眺めて、ああ、槍行くんだ。明日嵐なのにどうすんのかな。そんなことを。

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葉っぱがおちて赤い身だけポツンと残るナナカマドが「もう、紅葉タイム、終わったけど、、、」ってすまなさそうにしてた。

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テン泊のとき、いつも枕として背負ってる妙な顔したぬいぐるみが珍しいのか、小池さんがNHKの取材受けてた。なんかの山番組だろうか。

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ついた。5時間ちょっとかかった。遅めのスタートがよかったのか、登山道もヒト少な目だったからか。

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恨めしく、東稜を見上げる。なんで明日雨なんだようー、また登れんじゃんかよー、、、ここまで来てそんなこと思っちゃイカンのだけどね。

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一応、おでんセット抑えとく。けどもう寒くって食べてるしりからおでんが冷たくなってくるし、生中もなんだか体が冷えるので熱燗追加でしばいとく。やっぱりここのおでんは盛夏に食べるのがいいかも。

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あんかけ固焼きそばとピーマン肉詰め。いつと同じメニュー。かたやきそばは軽いのでおすすめ。

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歯みがいて寝る。夜中強風と雨でなんべんも目が覚めたけど、テントつぶれるほどでもないからいいや、面倒くさいしとそのままシュラフの中に居座る。

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よく朝は6:30過ぎ撤収。途中なんどか登りのヒトとの渋滞に会い、足止め。涸沢で停滞してもよかたけど、もうなんていうか、火が消えてしまったので、おとなしく下山。けど、このころには来てよかったなと思えるようになっていた。

これるだけで幸せ。

これにつきる。


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2016/09/25

東へ、西へ

去年のシルバーウィーク、凄い晴天続きだったのに今年はいったいぜんたいなんじゃ???

先週の台風16号が抜けても秋雨全然がどっぷり日本列島をカバー。職場中のヒトに気を遣いたおして取得した23日の有給をみすみす捨てるわけには断じていかん。

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最終一歩手前のバスで上高地へ。もう毎週毎週奥飛騨。完全に中毒症状か。

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先月明るかった時間も、秋分の日を境にどんどん暗くなっていく。まだ冬の片鱗は無いけどね。天気悪いし人少ないし、寂しい。
この日はここまで。残り三日あるんで初日が雨ならここらで一泊する計画。しかも、雨に濡れたテントが重くなるのを嫌って、初めてケビン(バンガロー)を予約してみた。

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大人一人4,500円素泊まり。お風呂もあるからトモダチや家族と自炊しながらノンビリっていう使い方いいかも。

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キッチンや台所用品すべて完備。ビイル飲んで鍋つついてると、これから山登るって雰囲気じゃなく、完全にリゾート。それにしても窓を叩く雨音は酷くなるばかり。天気予報もこれ以上の好転は見込めないというし。夜中何度か目が覚めてそのたびに窓の外除いたけど、漆黒の闇とザンザンの雨、、、だけ。

翌朝起きても、雨。
雨具を来た登山者がぽつりぽつりと登山道を歩いてゆくのを見て、どーすっかなー、うちもそろそろ出発すっかなーと小池さんと相談するも、なんかお互い歯切れ悪い。

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穂高はすっぽり雲の中

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本当はこの連休で北穂高東稜(通称ゴジラの背)を登って北穂池によってそっから涸沢で紅葉見て、、、という計画だったので、背中の荷物は三泊四日分の食料とテント、それに50メートルロープと登攀具一式で人生初の20キロ越え。雨に濡れた岩登っても楽しくないだろうし、落ちて救助されても、、、、。
結局ケビンで一泊しただけで(それはそれで楽しかったけど)撤収。

またくればいいや。

車に戻り一路大阪方面に。

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節約しなきゃと思って、途中のSAでは持参のラーメンですます。
このまま帰る?本当にこのまま帰る?うーん、どうしょう。残り三日、自宅で飲んで暮らす?うーん、どうしよう。

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石鎚山にきちゃった。

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奥飛騨を出て名古屋に入ったあたりから一転して晴天。やっぱりこのまま帰れんよな、じゃあどこ行く?どこ登る?助手席の小池さんがスマホで前線の動きの予想図や有料予報サイトをいろいろ調べてくれた結果、

愛媛県なら可能性あるよと。

ノリの良さに感謝しつつ名神吹田IC素通りヤッホー!そのまま新居浜市内のビジホを電話で予約。もうこうなったらアクセル踏むしかないぜ!

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”スーパーホテル”系列は、部屋せまいけど無料の朝飯が豪華。二人で一泊素泊まり8,800円。
山登ってないけど運転でどっぷりつかれた。それでも明日山登れるかも?って思うと気持ちがたかぶる。

最終的に自宅に帰ったら、走行距離は1,300キロに達してた。

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日本三大霊峰?だったっけ、ここ。登山道の90%くらい階段。山登りにきたというより階段登りにきたカンジ。
でも、そもそもここは登山じゃなくて「お参り」って意味合いの濃い場所なので、整備された階段が続くのも納得。

とても良い山だったけど、このルート自体はあまり楽しくなかったかな。

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頂上にいたときだけすごい晴れてうれしかったよ。

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登り3時間、下り2時間のお参り終了。いい山だった。

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おまけ:善通寺で一応うどん抑えとく。ふつうにおいしかった。


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2016/09/20

近くて遠い、槍

タイトルは間違い。正しくは「遠くて、遠い、槍」。

随分前から敬老の日・三連休使って久しぶりに槍ヶ岳触りに行こうと計画してたら、まー来るわ来るわまさに「台風一過一家」。
今年は特に台風の進路がオカシナ事になってるので、天気予報がまったくアテにならないし。上高地から王道ルートでイクか、時間短縮で槍平からイクか。

結論として”槍登頂は無理なんじゃないか”という天気の崩れ予報にしぶしぶ従ったものの、もう魂は先に山へ行ってしまっていたので、かすかな望みは”槍を見に行く”ことに。

メモ:新穂高ロープウェイ乗り場前11:30出発~鏡平山荘16:30到着。前半の、わさび平山荘までの林道歩きは長く単調。サンダルでも歩ける。そこから鏡平山荘までは殆どが石済みの階段で疲労困憊。
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土曜の午後、雨降ってないけど高曇り。天気がよければ西穂高見える筈なんだけどな。このあと標高を上げて行ったらとうとうガスの中。まっしろけ。ま、予想通り?なんだけどやっぱり息をのむ景色を見たかったな。

天気が良いとこんなとこ。

受付で、素泊まり6,500円払って二段ベッドへ。さすがにキャンセルが相次いだのか、布団一人一枚確保。
明るくて清潔な小屋。トイレは簡易水洗。ただ、室内に自炊場がなくて、表のテラスか小屋裏のテーブル。小屋裏のテーブルは屋根付いてるけど、外来用トイレの前だからニホイが、、、。

陽が暮れたころから雨脚が強くなりだし、真夜中は窓を叩く音までしてた。でもこのときは「ま、明日は下山するだけだし、稜線歩くワケじゃないから、ノンビリ朝寝して8時ごろ小屋出ればいいや」って快適な布団にくるまってた。

しかし。

~9月18日翌朝~
午前4時ごろから起きだす人が少なくない。雨全然弱まってないのによーやるわ、しかも上まで登っていく相談とか、まったく信じられんわ、、、てな事を思いつつまだまだ寝る。回りがどんどん出発してゆくので、仕方なくヨロヨロ起きて持参のパンとスウプでぼんやり朝飯くって出すもの出して。その間も、雨、全然弱まらん。

小屋の液晶TVが映し出す天気予報は単調に雨を表示してるだけ。けどなんだかもう一人の自分が「やばくなるから早く降りた方がいいぞ」って言ってる。
念のため、小屋番のおっちゃんに聞くと、途中四か所ある沢は普通に溢れる可能性があり、特に一番幅の広い沢は鉄砲水で橋が無くなったことがあると。

このあとは必死だったので写真撮ってない。

嫌な予感的中。前日登った道はすべて川っていうか小滝になってた。
喉渇いたり腹が減ったりもあったけど、休憩は最小限にとどめてともかく歩いた歩いた。「流される可能性のある橋」を渡り切ってやっと一息。

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安全地帯・わさび平小屋につくなり、会話もできないほどの雨が降ってきた。
時期同じくして、当初計画していたルートはさらに酷い状況だったもよう。

”嫌な予感”っていうのは数年前に濁流を無理やり渡歩して膝が震えるほど怖かった体験が沁みついてるからだろう。痛い目にあうと、それ向きのアンテナが鋭くなっていく気がする。

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聞いたことのないような音を出して川が暴れていた。こういうとき人間は、逆らわないのが一番。

つらい山になったけど、行って良かった。そして

無事帰れてよかった。

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2016/09/05

立山三山のような

一晩中風がテントを強く揺らしていたので、日曜は帰るだけになるんだろうなとシュラフの中で考えてたら、朝四時の時点で一滴の雨も降ってない。あわてて小池さんを起こし、アルファ米で作ったお茶漬けを流し込む。
山から下りてきて雨の中テント撤収はゴメンだと思ったので、テントを畳みザックにしまってレインカバーをかけ、テン場の済にデポ。

この日の目的は、なんどもここを訪れているにも関わらず、いっぺんも行ったことの無い「立山三山」を周回すること。

5:30テン場出発。直ぐに陽がのぼってきたのでヘッデン要らなかった。

F
(枯れた)チングルマの群生が凄かった。盛夏に来たら花凄かっただろうな。

E
このまえ沢山宿題残した龍王岳東尾根。やっぱりかっちょいい。次行く機会があれば、もっと忠実に尾根辿りたいな。

Dddd
二時間丁度で雄山到着。台風ほんまに来てる?ってかんじのソラ。今年もついに笠ケ岳登れなかったなぁ、、、なんて事考えたり。

標高三千メートルの神社では、太鼓を鳴らしてお祓いしてもらってる人がいた。お札も売ってたけど、山岳信仰は登ることにイミがある(?)と勝手に思ってるので、我が家は買わず(ごめん)。

B
ぼんやりしてたら黒部の方からどんどん雲湧いてきて焦った。午後から霧になる、、、っていう予報を思い出して先へ。ここからは未知の道。ピッケルワークに自身が持てずに引き返したり、立っていられないほどの強風で尻ごみしたり、なぜか三山周回に縁が無かったんだよなと過去を振り返って一歩前へ。

大汝山で写真撮ってもらって、次の三山「富士の折立」はまったく気がつかず通過してしまった。
けどのこの先に待っていた景色

Aaaa
こーゆーのこそが今回の旅のハイライトだったかも。

最後はテン場に向けてカール地形を降りていくんだけども、あれ、この景色と雰囲気どっかで見たなと考えたら、黒部五郎のカールとそっくり。カールだから同じやんけ、、、と言えばそれまでだが、少しの風が草を揺らす以外、生き物は自分と小池さんの二人きり。あとは延々続くみずみずしい荒涼としたすり鉢のような雄大な地形と、見上げる青空、、、のみ。

改めて思うまでもなく、
大キレットのような岩稜帯は、ただ目の前の困難を消化することが忙しくて、山のこと、山以外のこと、ソラのこと、風の音、よく知らない高山植物のことを、考える時間が少なすぎて、ちょっとどうかなと思ったりしたけど、
やっぱり自分はこうして遠くを見つめて歩く方が好きだな。

立山駅に戻り、車に乗り込むなり豪雨に。

いいやまだった。


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