2022/06/14

カモシカを見に行ったり

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梅雨に入る前に海行っとけ!と思って淡路島上陸。ローラー娘もなんや知らんがだんだんオバはんの貫禄が漂い始める。

この日、ボロ宿で食った「タコ飯」のエモいわれぬ美味さよ。普段、モーリタニア(どこやそれ)生まれの安もんしか食ったことないから、明石海峡のソレは別もんか?って歯応えと甘み。

それにしても淡路島はいつ行ってもロードバイク多し。過去何度かの一周は確かに楽しかったなぁ。

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相変わらずの奥飛騨詣で。まだ売れてなかった。

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すぐ近くに焼岳の源泉があって、地熱発電所の建設も真っ盛り。良いデベロッパーが土地を買って訪れる人が楽しくなるような施設でもできればいいけどなぁ。

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宿の主人と奥さんに、秋までしばらく来られない事情を話すと、驚かれたりおもしろがられたり。

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真っ直ぐ大阪に帰らず、信濃大町まで行って、飼育されている生き物たったの6匹という「激ショボ(であるがゆえに応援している)」動物園へ。

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我々を見つけるとめずらしく岩の上からトコトコ降りてきた。

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登山中に突然現れると腰抜かすほどびっくりするが、ここではおだやか。ちなみに肉はたいそう美味いという噂(食ったらダメです)。

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こいつも肉はたいそう美味いという噂(食ったらダメです)。

園の庭からぼんやりと鹿島槍ヶ岳を眺めているとちょっと寂しくなってきた。今週中に色々準備して来週月曜の夜行バスで見知らぬ土地での一人の暮らしが始まるとか思うと、寂しいのと不安なのと知らない世界の扉は重たいのか軽いのかとか。けど、この歳になってもええことでドキドキできるのは幸せでしかないと。

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帰りの車、小池さんが運転する横でぼんやりスマホ見たら、この前受験した電気工事士の学科に受かってしまったことが。

嬉しい反面、実技の練習など未知の領域のことを思うと、また自分で「冒険の穴」掘ってしまって、埋め戻すのもたいがいめんどくさいから掘り続けるしかないか、あーあ、、、ってなってしまった。

好きな言葉は「自業自得」。

 

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海とか山とかカモシカとか

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毎朝の散歩コースにいる連中。久々に全員集合。

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どえらい格好したやつがひとりいた。神さんに叱られるよ。

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前職場で一緒に「巨大な船から逃げた」仲間3人、久しぶりに京都で昼飯。積もる話、、、は全然なくて、口から出るのは異口同音に「逃げてよかったなぁ」の言葉ばかり。DXを強烈に半ば強引に推進する一方で大幅な利益をもたらさ無い事業や人は、躊躇なく戦艦から放り出すやり方。経営としては間違っていないと思うが。

辛かった記憶って、どんどん薄れていくもんやと思ったり。

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今こうして毎日河原でゴロゴロしていられるし、これ以上望むことはないかな。

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ギリギリ、アホにならん程度に勉強も継続。懲りずに「6類」受験してきた。硝酸とか過酸化水素とかこの先生きていく上で、実物を見ることはまずないやろなという危険物の勉強はなかなか大変。

しかし、身の丈にあった勉強を自分で選んでやってみるちゅうのは、案外楽しかったり。受験勉強とか、職務命令で受けるベンダー資格の辛さ。やっぱり勉強ってのは興味に勝るものなし(この年になってきがついた)。

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試験の帰りに梅田の大御所酒房で休憩。ぬる燗をしばきながら次の挑戦について思いを馳せてみる。

 

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2022/05/24

青紫の花の名前

日記にするほどの出来事もなく、毎日静か。とは言え、生きていればそこそこの発見とかある。

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日課の散歩のコースを変えてみたら、でっかい「モップ」落ちてた。

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近づくと、モップに目と黒い鼻が。やる気のなさがなんともかんとも親近感湧く。

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腹が減ったタイミングで、中華屋と出会う。食ってみたら結構美味いので、再訪あり。行列してる鼻息の荒いラーメンとは一線を博す。

この値段こその味。

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上高地に続けて二週続けて奥飛騨。もう自分でもわからんくらい奥飛騨ジャンキー。重症。

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えげつない温度と湯量の源泉がおまけについてる場所が売ってた。通い続けている宿のオヤジに間に入ってもらえば話はトントン進むと思うが、なんせそんな金が我が家にはない。それに、憧れは憧れでおいておいた方が良いという結論。いい人が買ってくれたらいいけどな。

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「あやめ」「しょうぶ」「かきつばた」の区別がこの歳になってようやくわかった。自転車のパーツ、匂いをかいだだけでわかった男が、今や、青紫の花を見て、小一時間も愛でることができるという。

自分でも不思議だ。

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帰りに富山で食った「素ラーメン」。ああ、自分はやっぱり330円ラーメンの人だ。それがわかって幸せ。

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帰宅後、銭湯デビューに誘ってみた。

家とは違い広くて、深くて、いろんなおっちゃんがおるってこと。全身見事ないつもの「平清盛」さんが隣で体洗ってても、動じないので、今のところ育て方は間違ってない感じでよかった。しかし、タイルで思いっきり滑って転けたのは想定内。

ご褒美に、やすもんのファンタを奢る。

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あたくしは、今日もこんな感じ。

 

 

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2022/04/11

谷汲さん

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18切符の期限切れギリギリで、岐阜まで。

大阪駅→米原→岐阜という手軽な距離。

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岐阜駅から出てる「樽見鉄道」に乗りたいのが目的の一つ。

普段は乗降客もまばらでのんびりしてると思うが、この日は限界まで人を載せた軌道車がゆく!

しかし、ディーゼル軌道車のあの心地よいエンヂン音は最高だ。駅を出発し、加速が終わるとクラッチを切って(多分)、線路の繋ぎ目をこえる「コトンコトン、コトンコトン、コトンコトン、コトンコトン」だけが足元を優しく叩く。

「谷汲駅」で降りてコミュニティバスに乗り換えて

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西国33ヶ所の一つである寺へ。いつか御朱印巡りにでも行ってみるかな。

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参道道の食堂で、名物らしい「木の芽田楽」と大瓶をしばく。八丁味噌と木の芽のからさ具合がよろしい。

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2001年に廃線になった谷汲線とやら。どっかの大金持ちが走らせてくれんもんか。

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かつては東京から大阪まで夜行でいく乗り換えで、人がわっさわっさしてたはずの大垣駅もこんな感じで寂しい。

コロナの影響かどうかわからんが、「撮り鉄」の人は一定数いたけど、「乗り鉄」の人が減ってる感じ。

鉄道会社も経営苦しくて、本数減らしたり、路線廃止したりで、18切符で計画が建てれやんようになってるのかも。

リニア掘る金でこっちに回して、、、とか思うが、

寂しいな。

おしまい。

 

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2022/03/22

いちご

”ほぼ”大手を振って、淡路島までいちご狩りに行ってみた。

道中の阪神高速の混みっぷりをみても、日本中が感染拡大防止から解き放たれた感じ。

で、人生初のいちご狩り。「狩り」と名のつくものは、逃げる獲物を追いかけ回して最後は少々手荒な真似してとどめを刺す、なんとも血生臭い行為だけに許された漢字のはずだが、

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ビニールハウスの中は、テイラー・スイフトの曲が流れてて、ぶら下がるいちごの前で自撮りする若い連中がキャッキャしてて。

制限時間一杯、胃袋の限界に挑む荒くれ男の姿はどこにもなく、

入場料千円払うと1パックのイチゴを受け取り、好きな場所にテーブルと椅子を広げる。足りなければいちごを千切って、「量り売り」してもらったものを食べるという仕組み。

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小さい人の狩り風景。

※いちご狩り、ぶどう狩り、みかん狩り、りんご狩り、梨狩り。果物は「狩り」が似合うのかな。

 けど、スイカ狩りとは言わんな。スイカは、、、スイカ泥棒?

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2022/03/13

青春18

 「まんぼう」の最中ではあるが、なんかもう、何度検査しても陰性やし黙って電車に乗ってマスクしてはセーフなんじゃない?って気持ち。

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岐阜城登って、風に吹かれて、黄昏てきた。

恐ろしいまでの花粉。

過去、何度か18きっぷで旅に出たが、「1日の間に限界まで乗ろう」とか「どこまで行けるか」とかは、もうやらないでおこうと思った。

席取りダッシュのために気持ちの余裕を置いてきぼりにするのは、ちょっと違うよなと思ったので。

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入場(城)料400万円が惜しくてもあるが、ここの場合は眼下の景色に興味があり、城自体には興味がなかったという感じで、中には入らず。

しかし、かなりきつめの登山道だったことがびっくり。とても籠に乗っては上がれなかったと思う。すると当時の城主は結構な根性だったに違いない。

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JR岐阜駅に戻って遅めのランチ。

ハイボール150万円は予想通り、氷で8割ほど埋め尽くされていた。残り2割の液体をちびちびいただく。

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「世界の山ちゃん」的なものを。職業病が抜けないので、どうやって粗利を出しているのかをつい考えてしまう。

150万円のハイボールを深追いすることなく、JR大垣駅へ移動。

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町の素性を一才調べず歩くのが好きで、こんな感じの店があるかと思いきや、

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えげつない、結婚式場があったり。

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なんでまた大垣かというと、JR松本駅の下にある立ち食いの蕎麦屋がここにもあることを知って。

けど、駅から往復トボトボ一時間以上歩き続けて疲れた。途中、路線バスのバス停があるたびに時刻表に見入ったが、

地方都市の悲哀か、日に数本とか。。。。

太川陽介の苦労が身に染みた。

そんなたび。

 

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2022/01/09

雪が好き

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蒜山高原の夕方。登るつもりの無い時に限って天気が良いのだ。

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ローラー娘と孫氏連れて、蒜山高原行ってみた。

ソリをレンタルして孫君を乗せて丘の斜面を疾走。徐々に荒っぽい遊びに慣れさせていく作戦。今年の夏はSUPに乗せて海へ漕ぎ出す予定。

それまでに、コロナが大きく縮小していれば良いのだが。

 

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2021/11/15

七五三、閉山

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自分の中では完全にブームの終わった印度生活を久しぶりに。当時は精密にスパイスを測って調合していたのに、もはや適当の嵐。

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適当の結果「ニラとトマトのカレー」。印度の山奥で修行して人類を助けるヒーローになる夢も、もはや淡雪のように消え去った、、、ような自分のスパイスブームよ、さようなら。

そもそも、阪神電車梅田駅「ミンガス」のカレーが一番好きな人間は、所詮こんなもの。

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近所の神社(写真の洋館は鴻池組の重要文化財)で七五三を孫氏初体験。神主さんのあげる祝詞を聞いている間はひよこのような目をしてぼんやりしてたのに、お土産のミニカーセットを貰うやいなや、狂喜で走り出す。

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走る速度の凄さ。

この週末に上高地へ行ってきた。去年も同じ「閉山前日」におとづれたが、それ以来。コロナ前は年に何度も山に用事を作って足繁く通っていたのに、もう完全アウェイな場所になってしまった感じ。

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明日で全ての売店や宿が閉まるので、自販機のビールを

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根こそぎお買い上げ。

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雄大なアルプスなんぞにメモくれず、護岸工事に精を出すヒト。水溜りと石ころがあれば、これ以上幸せなことはない、、、感じ。

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宿にあった新田次郎の本をパラパラ飛ばし読みしたけど、長らくそおいう厳しいとこに身を置いてないからピンと来なかった。

それより、清酒「大雪渓」の方が沁みました。

 

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2021/11/03

解除

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奥飛騨行ってきた。お宿の主人曰く、宣言中も関西から沢山お見えでしたよと。

自分は決して「自粛警察」ではないけど、ええ大人が辛抱出来やんでどうすんねん、ってとこ。

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朴葉でマスク。

この夏の登山シーズンも、コロナの影響で経営難の山小屋が「一泊二食15,000円。テント一泊2,000円」なんて提示してきた。

気持ちはわかるが、もう自由な山旅はそこにはない気がするする。

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自分の持論はこうだ。

「山小屋無くてもいい。整備された登山道なんか無くてもいい。山で野垂れ死にする自由、冬山で凍死する自由。欲しいのは心細さ」。

家族にはこの線で了承もらったけど、現実には遺体捜索で色々手間かけるとか思うと難しいかな。

もうすぐ自由の身になれるのだから(仕事的に)、やりたいことをやり続けるために、健康第一でいたくて、日々の酒をどんどん減らしてます。

 

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2021/11/01

山が逃げるはなし

銀行にお金をおろしに行って、自宅で何気なく財布を見たら、カードが無い。

気のせいかと思ってズボンのポケットや財布を一通り探したけど、やっぱりカードが無い。

目をつむって自分の行動を思い出すと、ATMから抜いた記憶の部分だけがモザイクかかってる感じ。

急いで自転車飛ばして銀行へ行き、事情を話すと「はい、これ」(実際は手続き色々)と。

安堵と同時に、ああ、これこそが、老化と言うやつかと納得。二つ以上の頃がらが同時に出来なくなりつつある。

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少し前に六甲山にクライミングに行ってみた。手順を忘れてないかとヒヤヒヤ。

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帰りに六甲ケーブル駅から眺めたロープウェイの廃墟。進化の止まらない神戸の街と対照的に、時間が止まったままの姿。

自分はどっちかな。。。

2年近く会ってない、同期入社の友人と週末に飲んでみた。

長らく外で飲んでないから、店なんかとんとわからない。あとで知ったが、「裏ナンバ」と言う地区で飛び込みで入った、ひらがなの店名の蕎麦屋が、大当たり。

生まれて初めて「ワタリガニ」を食べた。美味しかった。

鰻の白焼きをあてに、焼酎飲んだ。空中に浮きそうな気持ちになった。

蕎麦粉を使った天ぷら、鼻から蕎麦の香りが突き抜けて行った。

最後に二八を一枚たぐって、おしまい。

二時間で飲んだ酒は、ビール中瓶一本と焼酎お湯割り二杯。

静かに食事をし、のんびり酒を飲み、少しの話をする。

とうとうこんな飲み方するようになってしまったのか。

 

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