2014/10/27

シルク・ドゥ・ソレイユ「オーヴォ 」

山ばっかり登ってたらアホになる(アホですけど)と思って、たまにはゲージュツに触れてみるかと。

職場の福利厚生行事だったので半額。半額だからと卑屈にならず、そこは堂々と現場で一番搾り350mlを「500円」で買い求めて座席に。北アルプスの山小屋と同価格の一番搾りを大事に飲みつつ
ショーを見る。

同じ人間とは思えぬ(同じ人間ちゃうな、あれは)超人技に度肝抜かれるの連続。ただし、あいまあいまに繰り広げられるショートコント(?)のような寸劇というか「こしばい」がどーも苦手。
不思議な世界を演出しているのだろうが、最後まで不思議度変わらず、、、、。

ま、でも、見ごたえ十分。なんせ半額(しつこいか)。

自宅に戻るとちょうど荷物届く。さっそくラボ(台所)で実証実験。
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元祖フリーズドライと言われる「焼き米」という不思議な食べ物。お湯をかけるだけで(元の米には戻らんけれど)おじやっぽい物になるという。味ついてないから、本だし入れたり塩いれたりしてカスタマイズの必要あり。


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文鳥の餌を思い出すディテール。

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伊賀の忍者が屋根裏で食べたことを彷彿とさせる(知らんけど)。
日帰りの雪山ハイキングの食べ物にいろいろ迷う昨今なので、サーモス湯を入れてこやつをなんとかこねくりまわして食べてみようという企み。
市販のアルファ米は15分蒸らさないとダメだが、こやつは5分でオッケーなので。

はよ、雪降れ。

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2014/06/15

春を背負って

封切りが待ち遠しくて、鼻の穴パコパコで上映館へレッツラゴー!

、、、山岳小説を映画にするのは色々難しいんだな。
立山の風景が素晴らしかったので、まぁいいか、、、。

えーと、何をしたんやったかな。

土曜は朝から六甲の山中に気になる枝道があったのでそれの調査。
通い出してから5,6年たつけどその間にも不法建築物や私設の道標、私設のトラロープがあったり、なんかもう山を私物化するような行為が凄く増えている。枝道もその一つだと思う。

午後から家の掃除と、高校生の頃から衣類でカオス化してきたローラーJDの部屋の一掃作業。
もう小池さんとJDの二人がかりで6時間以上がんばったらしいその成果たるや、大型ゴミ袋10杯ぶん。
なかには値札のついたままのシャツがあったり、当人もさすがにその浪費ぶりを改めて思い知る機会になったようで、がっくりうなだれていた。

夜は近所の回らない寿司で晩飯。

日曜はふたたび六甲。目の前を大所帯のシニアグループが。その数60人あまり(途中で数えるのがアホらしなった)。そのうち芦屋から有馬まで人間の数珠でつながる日も来ると思う。
いつもの裏道を使って荒地山のボルダーめぐり。途中、どこかの山岳会グループがクライミング講習やってたので見ていると、初心者っぽいヒトをビレイ無しで登らせている。たとえ3メートルの高さでも、落ちたらタダでは済まんやろな。とばっちり受けたくないのですぐ離れたけど心配、、、、。

で、そのあと映画館へ行ったわけさ。

メインキャストのほかに、市毛芳江さんとか現役のプロガイドとか挙句の果てにはモンベルの会長まで出演。
いずれも山小屋に来る一般登山者という設定なんだが、あまりにも目立ち過ぎ。
ストーリはというと、、、結局・小説を二時間の映画にするのは無理だったんだろうなと、小池さんとの見解の一致を見た。

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2014/02/16

名曲セレクション



雪交じりの時雨降る土曜日。
先月聴きに行った、フランツ・フォン・スッペの「軽騎兵」にすっかり魅了されてしまい、今月も芸術に身をゆだねる。しかもお値段1,500円というお手頃価格。お手頃とはいえ、それなりの楽団がやるからさぞやと期待して開演を待つ。

指揮棒が振り下ろされた次の瞬間、あれ?あれ?あれれ~?
前回シンフォーニーホールで聞いたのとちょっと違うぞ、これ。演奏の上手下手に関してはまったくわからんのだが、あえて言うならFMとAMほどの違いというのか。

小池さんもまったく同じことを思っていたそうだ。

多目的市民ホールとクラシック専門ホールの音響の違いをまざまざと思い知った。
市民ホールは前からしか音が飛んでこやんのに、専門ホールになると左右どころか足元からも音がせりあがってくるような、、、、。演奏は無論すばらしかったが、そーゆー違いが分かったことも大いに収穫。

てな感想を抱きつつ、久しぶりに家族そろったので夜は「景品でもらった商品券があるから」というセコい理由で、上等な串カツを食べに。立って食べる串カツは得意だが、座って食べる串カツに緊張する。しかも串カツにあろうことかキャビアまで乗って出てくるのがあったり、

手が震えた。

おかげでその夜は腹を壊すというおきまりのパターン(ええもん食べると体調崩す)。


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2012/11/26

ベースボール

どこやらの球団のように生え抜きのエリートは少ないし、男前はおらんし、放出した選手はそこそこ水を得た魚のように活躍するわ、大金出して入団さした選手はポンコツで全然アカンわ、春先にアホほど勝ってファンを喜ばすだけ喜ばして秋口になるとBクラス残留さえ崖っぷちという毎度の沈没ぶりで、それでも見捨てられん何かダメおとこの象徴のような阪神タイガースが今でも大好きですおはようございます。

自転車も山もええけど、たまには映画も見て右脳をほぐしておかねばアホが加速する。さいわい、ジャンル的にもっとも好きな部類に入る「野球もの」をやっていたので迷わず劇場へ。

「人生の特等席」を。クリント・イーストウッドの老けっぷりに驚いた。ダーティーハリーでゴウジャスな拳銃をぶっ放した面影はすでにないけ、アルカトラズからの脱出で見せた不気味さも無く、しかし渋さは増すばかり。
娘と二人暮らしの野球スカウトのおっさんの話。家族間のギクシャクやら仕事がうまく行かんイライラなシーンの合間合間に、かならず白球を追いかけるやら、豪快なホームランの快音やら切なくなるキャッチボールやらのシーンが、ハッと物語の悲しさを薄めてくれる。青空にボールが吸い込まれていくシーンは、映画といえど胸が高鳴る。

だから野球の映画は今まで、これからも好きでたまらん。

去年やったかに見たブラッド・ピットの「マネーボール」はコンピュータを駆使したデータの回帰分析(?)ともいえる野球映画で、人生の特等席は正反対(最近はやりの”真逆”という言葉は言霊的になにか突き刺さるような印象があって、あんまり好きやない)の原始的なスカウトのやり方。どっちも見てよかったと思える映画だったな。

ゆうべもローラーJDと夜中にひと悶着あったが、人間は一人一人違う意思を持って生きているのだからいろいろ融通きかせながら、また今日からやっていこかなという気持ちになった。
映画のお蔭か。

このあとは二度づけOKの串カツを食べながら米飲料をしばいてフラフラで帰宅。

あ、フィールド・オブ・ドリームスをまたどっか、”映画館で”見たいな。

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2012/07/25

天神祭に目もくれず

好むと好まざるとにかかわらず
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暑い夏とともに”天神祭”がやってくる。しかも通勤路が

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このとおり。
ビイルをしばきつつ屋台でなにか食べるような晩飯にしようというタクラミも、いまの体調では目をつむるしかあるまい。こんなときに限って、前から来るやつ来るやつすべてが手に手にビイルを持っているのだから、たまらん。

運動:うなだれつつ自転車通勤往復+家事いろいろ
飲酒:やっぱりのんでない

血液をサラサラにして深い眠りを誘うと本に書いてあったので何の迷いもなく
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玉ねぎリングを製造。そして

カリッカリのオニオンフライへ変貌をとげた。
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しかし「ビイルが飲めやんのになんでこんな酒飲みの気持ちを分かり倒したアテを作ってしまったのか」。強いめまいを感じつつゼツボーしながら麦茶でいただく。

足の腫れも脅威の回復力を見せつつあるので、今夜から”本来の自分”を取り戻すつもり。

つづく


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2012/01/05

近藤勇もなかなかやる男であったらしい

運動:自転車通勤往復+体操いろいろ+家事ほとんどやらず
飲酒:久保田(百寿)の熱燗×三合

急速に記憶が薄れつつあるので急いで書いておく。
年末、仕事を無理矢理納めたあと、京都で立ち飲み。その後、こーゆーのを”縁”というのか「大人の社会見学」にいけるチャンスに恵まれた。

四条からどこをどう通ったのか全然サッパリ皆目わからんまま、とっぷり陽が暮れた京都市内をタクシーに揺られる。なんでこんなもんが住宅街にあるねん?と思うような立派な門(お寺の門みたいなやつ)をくぐると、すぐに車が止まった。目の前に忽然と現れたのは”巨大な古民家”いや違うな、太秦映画村のセット!?
ともかく、普通の民家でないことは一目でわかった。

壁には二つのワッカが交わった柄のついたカンバンというか行灯ひとつ。

「観覧謝絶」とかよくイミのわからん張り紙に気を取られつつ小さな木戸を中腰でくぐると高い高い天井、飛騨の古民家にあるような大きな梁といつの時代やねん!?てなカンジの瀬戸物の”ガイシ”と屋内配線。暗闇にぼんやり浮かぶ漆黒の板の間、二階へ続く不必要に横幅のある階段やらなんちゅうかもー、旅館なのか料理屋なのかそれにしては霊気(失礼します)がみっちゃんみちみち満ち溢れておりました。

灯りの点いた部屋に通されるとそこはBarで、見るからになにか芸に秀でたカンジのご主人がもてなしてくださりあれよあれよとこの家の正体が解き明かされてイク。

カメラを持っていたけど、撮ることも忘れてただただ見入ってしまったので、中味はこれだ
(無断でリンクさせてもらっているので早々に消す予定)

二階を見せてもらう。
侍が刀を振り回せるようにという配慮で作ったサイズで、しかもワケあり13階段を上り詰めるとゴージャスな着物が目の前にドーン!!!太夫道中というパレード(?)で使ったらしい傘を貼り付けたふすまにうっとり。

そして、新撰組局長・近藤勇直筆の、、、(何が書いてあるかわすれた)紙を貼り付けた書道を見て、おもわず鼻をちかずけて近藤君のニホイってどんなやろ?とクンクンしてしまった。(無臭だった)
近藤勇、怖い顔してやることやっとる!けしからん。

どの部屋もあでやかでつやっぽくて上品な淫靡さがあって、あ~おれも新撰組に加入してこんな凄い部屋であんなことやこんなことやえ!?そんなことまで!と言われるような様々な体験を積みたかったぜ。

今でもこの建物は現役ばりばりでその役目を日々果たしつつあることに驚きを隠しえない。
飛田料理組合とか松島料理組合とかそーゆーとのは別格も別格で、例える言葉が見つからんほど別格。

・・・自分が再びここを訪れて本物の「太夫」さんと会うには宇宙規模の”甲斐性”というものがないとダメなのが分かっているけど、目には見えない太夫さんがこのときは薄ボンヤリ見えたので大満足。

大人サイコー!!!

~縁をもたらしてくださった方々に感謝します~

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2011/12/29

信じられんとこで酒を飲む

一応今日から冬休み開始。広くないアパートでもそれなりに埃や垢はたまるもんで渋るローラー高娘を軽くしばきつつ大掃除開始(わしもほんまは、やりたいない)。

疲れるとときどき手が止まるがそのたんびにぼんやりゆうべあったことが現実なのか夢なのか、思い出してはまた掃除したり。

28日:
今年もいろいろあった職場の納会を途中で抜けて京都へ。立ち飲みを満喫したあとタクシーに乗り、右へ左へ。
途中から体内GPSも補足不能になったことに、大きな門をくぐって古めかしい建物の前についた。
暗くてよく見えやんが、古民家風の小さい木戸をくぐると薄暗い室内に立派なカウンターがあって、やっとそこがBarだとわかった。


つづく

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2011/12/02

マネーボール

運動:自転車通勤+映画見る+家事いろいろ
飲酒:端麗350ml×1、角瓶水割り×それなりに

ここしばらく、仕事関係のドキュメント以外あんまりちゃんと本読んでない。ナイトキャップ代わりの文庫も乱暴に読むからあんまり印象に残ってないし。これはあかん、右脳にビタミン足らんなと思ったとこへ渡りに船で12月1日は映画の日。

原作はこの本で
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オークランド・アスレチックスのゼネラル・マネージャー、ビリー・ビーンが、統計学を野球に持ち込んで資金の潤沢でないチームをリーグ優勝させる話で、ホボ実話。”セブンイヤーズインチベット”以来ファンで・歳が近くて・顔立ちはまぁおいとくとしてのブラッド・ピットがそのGM役ってことなんで、千円はたいて映画館へ。

がんばってんのに今ひとつがんばりきれん当時のアスレチックスと、愛する阪神タイガースがところどころでだぶるわー。老練なスカウトマンのやりかたを真っ向から全否定するような統計学一本やりの選手獲得の方法やら、シーズン中にも係わらずバッサリとトレードで駒を入れ替えるとか、大リーグ独特(?)のシステムに驚きつつ、最後は「銭がなくともここまでやれる」という事実はけっこう響いた。

苦労のスエにその手法が脚光浴びると当然他球団から高額の給料でGMとしての引き合いがあったにもかかわらず、ブラピ自信が(映画の役柄で)高卒ドラフト一位指名で金に目がくらんでしまって、そのあと選手として泣かず飛ばずで、もうこれからの人生そーゆー後悔したくないぜという流れで、その話をけってアスレチックスで夢を見続けるとか。実話同様、いまでもそのGMは銭そっちのけで夢に向かって走り続けているらしい。

金はもちろん、さしあたっての夢も今のところ思いつかんおっちゃんには、痛い話。

一番印象に残ったシーンは、離れて住んでる中学の娘がブラピに会いにきて、楽器屋でギターを買ってもらう場面。ブラピが試奏をすすめると彼女が恥ずかしそうに店の中でちいちゃい声でLenka の「The Show」を弾き語るとこにグっときた。彼女は父親のGMとしての仕事がややこしい事になってることそしてチームが低迷していることを気にかけ、それに対するブラピはそんなもん気にせんでええねんと。

そーゆー”さえない気持ち”のやりとりが、も~おっちゃんには沁みる沁みる。

師走に入って小池さんの出張頻度が爆発的に増えて、ローラー受験生との二人暮らしの日々が続いてて最近ちょっといろいろかなんな~しんどいな~と思っていたが、たとえ”さえない気持ち”でもキャッチボールのボールぐらいにはなるかなと思ってまた今日からがんばろかいや、、、と。

右脳が元気になりました。

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2011/11/15

夜の清水寺

日曜日の振り返りなど。

午前中はいつもの芦屋川から阪急岡本へおりる周回コースのトレランなんぞを。しかし若干最近練習チックになりつつあるのでこの辺で釘をさしておかんと、またぞろ大会出るやらタイム計りだすやら、自分でややこしいほうに持っていきたくなるので気をつけねば。「楽しいから山の中を歩いたり走ったりしている」いうスタンスを見失わんようにせねばな。

ヨレヨレで帰るとローラー受験生が京都へいって祇園がどーたらこーたら言うので聞こえんフリしてたら、小池さんの雲行きまで怪しくなってきたので、新婚さんいらっしゃいを泣く泣く諦めて旅のヒトになる。
久しぶりに乗る阪急京都線で退屈しないように、売店で一番絞りを1本と備蓄用にスーパードライを一本買う。しかし、高槻を過ぎたころにはすでにカラ。阪急京都線の車内販売をねつぼーする。あー、オカキも欲しい。

ローラー受験生が予習してきたとかいうカフェやらで
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1600円むしりとられる。腹立つことに「うまいがな」。

頃合を見計らって二年坂やら三年坂やら歩いて

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清水寺のライトアップとやら。しかしほとんど紅葉してないどころか、このまま色づきを待たずに枯れてしまう恐れも。今年の秋はほんまどこ行った?
しかも11月だというのに、鈴虫鳴いてる、コオロギ鳴いてる、半そでのシャツのやつ歩いてる、わけわからん。

ラーメン屋以外にめずらしく興味を示す小池さん。
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けど、昼間の喧騒がうそのように静かな三年坂もよろしな~。

石塀小路やらいう路地なんぞを歩く。
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”湯豆腐”という看板に激しいノドの乾きをおぼえつつもけっきょく家まで一滴も飲まず。

できれば日を改めて大人の祇園見学に行きたい。むふふ。

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2011/10/17

日曜劇場

木村なんちゃらいう男前出てるやつ見た。

南極2号いつ出るねん!? 楽しみで仕方ない。


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