三泊四日、手術の入院の旅終了。その内容と自分への戒めとこの先の人生を後悔しないために。

四人部屋は流石にちょっと。ってことで個室の希望を出したが、たまたま空いてる部屋がなくて、VIP個室の次の個室、一泊18,300円の物件。地獄のさたも金次第とはこのことか。シャワーがあったり便所ついてたり結果オーライ。
8月4日、猛暑の中自宅から徒歩15分汗だくで歩いて入院。二時間後には手術。
罪状は「黄斑前膜(フィルムに皺が寄った)」+「網膜裂肛(フィルムに穴が開いていた)」+「ついでの白内障改善」。
目薬形式の麻酔の後、ドラマ仕立ての手術室に招き入れられて歯医者にあるべき椅子に座ると、電動でまっ平に。瞼を全開にする器具をあてがわれ、強烈な光の中、恍惚の時間開始。
恐らくだが、白内障のレンズ埋め込み自体は15分ほどで終わった感じ。その後メインイベント、0.5ミリというからほぼシャーペンの芯と同じ棒を三本「白目」にぶっさす。
合間、合間に目が乾かんようにとジャバジャバ水をかけられていたが、たまに、赤紫の液体をぶっかけられる瞬間がある。
なんやこれ_?とその時は思っていたが、後で思い返すとあレは紛れもなく「目玉から噴き出る自分の血」に違いない。
その間にも万華鏡(これほんま)がずっと見えてて、自分の目玉の中で起きている出来事をぼんやり見ていたという。

車椅子に乗せられてぐったり部屋に送還されると、待っていたのはカレーピラフ。
重篤な内臓の治療ではないので、普通によばれたが、自分の身に起こったこと、体に色々な棒を突っ込まれたこと、この先、見える世界はどうなってしまうんだろうという不安、
それらを追い越す食欲がちょっと
悲しかったり。
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