山暮らしその7
毎日そこそこの出来事あるが、なんせネット環境が弱くて投稿出来ず。
先日は初の給料日。金額を見て一瞬たじろいだが、家賃光熱費食費全てタダだと思い返せば、そこそこやなと。
で、飽きるほど食ってる桃を自宅にも送ってみた。
山梨はフルーツ王国だそうで、毎日それこそ、社員さんが自宅から持ってきてくれた桃を大量に食ってます。それこそ飽きるほど。
飽きるほど桃食ってるのは人生でこれが最後かも。
送ったついでに甲府で飲んだ。当然小屋に戻るバスはもうない。仕方がなく、3000円のドミトリーをネットで見つけて泊まってみたら、見知らぬ人と、二段ベッドでの一夜。
盆地で風のない街が甲府。もう、大阪や京都の比ではないほど暑い街で、早々に小屋へ逃げ帰った。(写真は市内から見える甲斐駒ヶ岳)
甲府名物の「ほうとう」がある日の賄いにでた。「おざら」という食べ物は、これの冷たいつけ麺バージョンで、機会があれば食ってみたい。
テント場の便所掃除をしていたら、どこやらの高校山岳部の皆さんが登っていかれた。高校生で山に興味があるっていいなぁ。
登山客がいなくなった居室を掃除していると、クワガタのメスによく出くわす。あと、休み時間にヤマメを釣りに行くんだが、全くうまく釣れない。でも、渓谷まで5、6分というロケーションは幸せなのかも。
ようやく、北岳に登ってみた。富士山や八ヶ岳、南アルプスの名だたる名峰も見えたが、頂上に立った時の感動の薄さに驚いた。
苦労して休暇を申請し、計画や準備でワクワクしたり、天気で気を揉んだりという工程を何一つ経ず、朝起きたら天気がよかったので、玄関から徒歩30秒で登山口という環境が
感動を薄めていることに気がついたまで。
いつか地元大阪に戻ったら、「憧れは、遠く離れている方がいいもんだ」と思えるようにしなきゃな。
山頂直下の山小屋も、同じようにバイトが頑張ってた。いよいよ夏休みがすぐそこ。
明日もたくさんの登山の人の楽しそうな顔が見られるといいかな。
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