八ヶ岳にも雪がない
連休最終日、北横岳へ向かう。
宿出るときの気温がマイナス十度なのに、道路とか全然雪がない。気を取り直して”ピラタススキー場”へ行き、始発のロープウェイに乗ってゲレンデトップへ。大勢のスキーヤーとかボーダーに交じって、同じくらいたくさんの登山の人がいた。みんな雪の上に立ってワーキャー言ってるけど、自分と小池さんだけはあれ?あれ?ってな顔になる。
「思った以上に雪が無い」こと。
けどまぁ天気いいし、空気は乾いて綺麗やし、しゃがんで靴に滑り止めつけてぷらぷらスタート。
年末に天狗岳登ったときも気がついたが、ピッケルも12本歯のアイゼンも全然イランってこと。チェーン式の滑り止めで十分歩ける。
軽いし安いし。変に岩で爪をひっかけるくらいなら、チェーンのほうが西穂の独標くらいまでなら断然歩きやすいと思う。
静かな森の中をユク。
予報だと風速15メートルくらいの筈が案外おだやか。後ろのシロイの多分御嶽。
スノーシューに履き替えてロープウェイの真下をそのまま徒歩で下山。立ち止まる先には北アルプスの大キレットがよく見えた。
大キレット/八峰キレット/不帰キレット、どれもキレットの底の景色は似たり寄ったりだったので、もう一回行くことはないだろうな。
印象的だったのは、休日だというのにスキー場に来ている人があまりにも少なかったこと。広大なゲレンデに人影がないって瞬間、何度もあったくらい。それと雪面より枯れた芝生が目立っていたこと。
楽しい旅だったけど、温暖化がいよいよ深刻だな。
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