奥秩父?
クライマー憧れの瑞垣山、向こうが南アルプス。
で、自分は、、、
遊休消化を含めて4連休とってみた。休んでいる間、どのような天変地異(仕事的に)が起ころうとも”遊び倒す”という軸はぶれないつもりで。
残業終えた金曜夜、我が家で行先会議を。ふつーは(?)何日も前から地図を広げて山域研究とかするのが安全を考えてもベターなんだろうが、自分も小池さんも普段の仕事で、突然、今日の午後からどこそこへ出張行ってこい!「泊まりで」という体質に、もう何年も身を置いてきたので、その癖がついてしまったのかもしれない。
山の雑誌をどっさり肴に端麗350mlを空けてゆく。あとは有料契約している天気予報を見て。
金峰山というのが目に留まった。どこやそれ?野辺山の下あたりで甲府の左で埼玉の近くで、
つまり大阪の人間には「奥秩父」というのは空白の100マイルに相当する場所(カモ)。
土曜の朝、車で移動中に甲府のビジホを抑えたり、道中見つけたツタヤで山の地図を買ったり、
こんな急ごしらえの登山が果たしてうまくゆくのか?
これは日曜に上った途中から見えた富士山。
全日、ホテルに入る前に登山口まで車で下見に行ってきた。核心部はずばり駐車場までの凍結路。FFの乗用車に冬タイヤでギリギリ登れるほどの凍結。
しっかしまぁ、「雪の少ないこと」。スノーシュー・12本爪アイゼン・ピッケルなどすべて車に置き去りにしてきた。
そして事件が。
1時間ほど登って”富士見平小屋”に到着したときに発覚。。。。「弁当忘れた」。
本当はしちゃあいけないんだけどこの時点から「いけるとこまでイク」ことに決定。こんなこともあろうかと、ビジネスホテルの無料朝食を”親の仇”のように食ってきた。それからこれはオマケみたいなもんだが、地元で芦屋から六甲山超えて有馬へ行くのに、何度か水だけで歩いてみるなんてことを二人で実験しているので、まぁなんとかなるかなと。
結果として、往路3.5時間たった標高2,500メートルあたりで撤収。頂上が目視確認できてちょっと悲しかったけど、いろいろなことにあまりこだわらないでおこう。元気でいればまたいつか戻ってこられることもあろうだろうし。
人との出会いとおんなじで、山だって縁があればまた、、、。
これ以上進むと腹がへって下山ですっころぶ確度が高くなるだろうと思って。往復6時間で無事下山。あとでわかったことだが、弁当持ってないってわかった時点で、なるべく胃袋に意識を向けない努力っていうのか、食べ物のことを考えないようにして二人とも歩いていたのが可笑しい。
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