変わった蕎麦
六甲山に軽く散歩程度に登り、すぐに引き返してきた。いい天気なのに風が冷たくて冷たくて、歩いている最中、熱燗飲みたいってことだけしか思い浮かばなかった。
JR芦屋駅周辺に、熱燗の飲める避難小屋あったかな?とおもってフラフラ歩いていたら、最近蕎麦屋ができたことを思い出して入店。
お品書きにざっとめを通すと「ネギ盛り」ってのがある。なんだ?ネギ盛りって。
それと熱燗二合。地酒もあったが、そもそもこのあたりでなにも名の通った地酒をオーダーせずとも、菊正なんかが十分地酒ですやんと思いながらグビリ。
盛られたネギに醤油と魚粉とわさびをつけるスタイル、なかなかにうまい。自宅でもやってみよかな。
遭難からなんをのがれたので、つぎは揚げ出しナス。揚げ油がいいのか、あっさりめ。困ったことに「酒が、、、足らん」。
なので、常温でいただく。口当たりのいい猪口は罪深い。明らかに酒の味が変わる気がする。
蕎麦屋といえばだし巻きも食べるのが「義務」。そっこー食ってしまったので写真は無い。で、そろそろ蕎麦にいくかとメニューをなん見る。
それまでに、ちらちらと視界の片隅に他のお客さんのテーブルの上に桐箱のようなセイロに入った蕎麦が目に入る。
なんの疑いもなく「せいろ蕎麦」をオーダー。冷水でしめた細目の蕎麦が、蕎麦チョコといっしょに登壇するもんだと思いきや
湯気をあげた太目の蕎麦がセイロの上に寝転んでる。改めて取説(メニュー)を読み返すと、「お椀に出汁をいれて、生卵を割り入れ、ネギとワサビをといて、つけだれにしてお召し上がりください」とか。
なんだか”すき焼きを食べにきたら、、、蕎麦だった”。味は外れじゃないけど、なんていうか「ふいをつかれた」感じ。
肴が豊富なんで次はもうちょっと腰据えて”ふいをつかれに”行きたい。
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コメント
堺にある老舗蕎麦屋「ちく満」のせいろ蕎麦と同じですね。
珍しいので食べに行ったことがあります。
水で締めない「熱もり蕎麦」面白いので堺にも行ってみてください!
投稿: | 2020/01/16 10:19
↑名無しでした、スミマセン。
投稿: uechicchi | 2020/01/16 10:20
●うえちちアニキこんにちわ。普通の盛蕎麦か、掛けそばしか食べたことないから、とても不思議な味わいでした。出雲蕎麦も、実は生卵つけるのに抵抗あるので、この蕎麦もちょっと自分にはどうかなぁって感じでしたね。
投稿: ロラお | 2020/01/22 16:40