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2019/08/19

白馬岳へ

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8月13日、午前四時起床。ところが、周りのテントはこの時間で半分近くがすでに出発していた。雪渓の雪解け水で相変わらずのどん兵衛を作って流し込み、白馬三山に向けて出発。朝から快晴。雲海の底に沈む町は、栂池だろうか。

白馬は名前の通り、雪でも積もってるかのように真っ白に見えた。白っぽい砂礫で覆われた山肌が、遠くからだと雪に見えるからそうなのかな?

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この日一番印象に残った、白馬鑓ケ岳の登り。大阪の酷暑が嘘のような涼しさの中、劔や穂高に応援されながら無音の空気に全身どっぷり浸けて歩く。しかし、自分も小池さんも毎日汗まみれで風呂にも入らず着替えもせずなので、匂い出してることは確か。髪の毛なんか棒のよう。

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いくつかのピークをこえ、稜線を歩いた先に1200人収容とかいう立派な白馬山荘についた。若干計画が狂ってしまい、行動食が足りなかったので、ここで林檎ジュースとアップパイをよばれる。泊まり客が出発した後の午前、小屋番さんたちものんびりしている時間。立派な食堂の窓からは、歩いてきた道のりや、歩いたことのない遠くの道がよく見えて、めまいがしそうなほど幸せだなぁと思った矢先、

荒井由実の歌声が大きなボリウムで鳴り始めた。ここの食堂のセンスなのか?たまたまなのか?一気に自分を取り巻く空気が「安モン」に変わってしまって、ソッコー出発。

この先の楽しみといえば、

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ついに「坂の上の雲」のエンディングシーンに出会えたこと。小蓮華山自体は特に印象なかったけど、稜線によって左右真っ二つに分けられたガスの流れのなんと感動的なことか。

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この日の宿になる、白馬大池のテン場が見えた。さぞかし美しいテン場に違いないと想像してたけど、上空から見ると確かに楽園っぽいんだが、現場は、当たり前だが「池と地面」。もうほとんど食料が残っていなくて、アルファ米一個と魚肉ソーセージ一本と日清焼きそば半分を小池さんとシェア。空腹はビイルで補う。

テン場は静かとはいかず、特にトレランの集団のおねーさんがたが異常なハイテンションでうっとおしかった。コースタイムの6割で登ってこれたとか、どこどこの草原はハイカーが渋滞してて嫌になるだとか、自分たちの物差しを声高くブンブン振り回すことが楽しいんだ。いろいろな人がいるなぁ。

別件だけど、ザックにクロックスをぶら下げて歩くのも、あまり好きじゃない。狭いすれ違いで他人の草履がぽんぽん当たるのは、誰だって気持ち良くないからやめてほしいな。

夜は、強い風でテントが随分揺れたけど、すぐに寝てしまった。

 

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