寒さの中で
「好山病」重症。
正月休み明けのこの一週間。毎日痺れた(アイドリングなんぞなく、初日からアクセル全開レッドゾーン超え)。ま、予想してたけど、この三連休があればこそ耐えることができた(子供やな)。
金曜日、客先からローラー娘の育児アシストで新婚さんの家へ。三ヶ月の新生児を抱える新米主婦の奮闘って、ものすごく大変なんだと改めて知ることに。世界中のおかーさん、凄いってわかった?ローラー娘よ。
土曜日、奥飛騨へ移動。いくら格安といっても車の油代、高速代、民宿代は結構重くのし掛かってくるけど、もう細かいこと考えるのやめたので。
翌朝9:00始発の新穂高ロープウェイ乗り場に8:00過ぎに着いて見たら、ざっと200人以上の行列。相変わらず大陸の観光客が「八割」。中国にはここなど及びもしない不思議で壮大な光景があるだろうに(想像で)、何でこんなちっぽけな田舎の景色に魅了されに来るのかわからん、、、。
思ったほど雪なくて、まだほとんど夏道で小屋まで行けた。所要時間65分は上出来。
風の当たらない小屋裏にしゃがんでパンを少し囓り、すぐに出発。
天気は回復傾向、風もどんどん弱くなっていく。あとは気持ちだけ。アイゼンもクラスとした斜面によく効く。けれど、独標直下の渋滞、雪と岩のミックスでアイゼンがうまく効かずピッケルを刺す岩のクラックも見つからず緊張を強いられて時間がかかった。
夏ならなんてことないのに、随分緊張した。けど、小屋からここまで60分は上出来。特に小池さんの馬力にはいつも脱帽。冬山は、休まずゆっくり歩き続けるのがいいのかな、やっぱり。
この先行きたいけど、この寒さの中でロープ操作うまくできる自信がまだ無いし、ピッケルやスノーバーで小池さんをビレイして自分も落ちたら、、、まだまだ練習しなきゃダメだな。
予報通り、ガスがどんどん湧き上がってきたので帰ろうか。
このまま天空に続く道を歩いていくと、どこに向かうんだろうか、そんな考えても仕方ないことをフードの中の頭で考えてみたりした。
名物になってる西穂山荘の高山らーめんの塩分は相変わらず想像以上。我が家は必ず希釈用のお湯持参。
帰りに見えた名峰・白山。いい山だったけど、山岳信仰の山なのに、テン場のトイレの清掃状態は自身の体験場「(マイナス)世界ナンバーワン」。それはそれは(てんてんテン)。
このまま帰れない。
下山後、富山を目指す。奥飛騨から富山って結構近い(50キロくらい)。
偶然テキトーに予約した格安ビジホが、自分も小池さんも仕事で使ったことがある場所だったので、
「素泊まり」ももう慣れた。火事には最新の注意を払って。
ところで自分も小池さんも随分寒さに弱くなってることに気がついた。去年までなら進んで雪の中テントで寝るの楽しみだったのにな。
忍び寄る老化、、、ははは。悲しいね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
アニキお疲れ様でございました。
最高の天候ですね…羨ましいです。
私、夏でも怖かったので冬なんてもっと怖いでしょうね。
投稿: man | 2019/01/14 21:11
>忍び寄る老化、、、
老い先短い人生ならば思いきり楽しまにゃ
ところでアニキ、少し太りました?
投稿: がりお | 2019/01/15 17:31
●man アニキ、ありがとうございます。この晴天のために11月から4回もかよって3回天気最悪でした。楽しいを左右するのはやっぱり天気ですね。
●がりおアニキ、お久しぶりです。不規則な食事とストレスで毎週2キロ前後の増減繰り返してます。人間の体、怖い!
投稿: ロラお | 2019/01/20 21:21