活火山だったことをすっかり忘れてた
「いつもの場所」から定点観測。
この夏に縦走した抜戸岳から笠ヶ岳までの稜線、もう真冬だなぁ。テントの重さも雨の辛さもいい思い出だ。
最終に近い新幹線で帰宅。同じく出張続きで抜け殻の小池さんと日付が変わる直前に、”魂洗濯しに行こう”と急遽決めて、やはり行き先は奥飛騨しかないだろう、山を瞳に焼き付けに行くしかないだろうってことになる。
車の冬タイヤ交換したり色々手間取ってしまって、そのおかげで近畿一円の高速大渋滞にズッポリハマる。
それでも、山の近くに行ける高揚感が優っているんだから、人はなんて身勝手なんだろうと。
いつもの民宿で酒を飲み、飯を食い、お互いのここ数日をねぎらっていたら、突如「ズシン!」と建物が揺れて思わず箸を持つ手が止まった。
地震だ!?
しばらく身動きせずジッとしていても揺れが続かないので、気のせいだったことにして、また酒を飲むと、また「ズシン!」と来た。これは変だ、すぐにスマホを取り出し震源地の特定なんぞして見たけど、世間は特段騒いでる様子が無い。
実は、真横にある「焼岳」は当然活火山であり、わずか百数十年前に噴火して大正池を作ったばかりで、元気一杯だったこと忘れてた。で、この日は火山性微振動の活発な日だったらしく、
なんと、翌日まで1,000回を超える地震があり、寝ていても
翌朝、散歩に出てみると、静かに噴煙あげてる。
人って、無力だなぁ。当たり前だけど、無力だよなぁ。
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