岩に焼かれてみた
表題の前に、最近の出来事を。
数日前、アパートのエレベータにこんな張り紙が。知らせた人がユニークなのか、管理人さんがユニークなのか。いずれにしても散歩してたカメ、無事におうちに帰れたようでよかった。けど、これが大蛇とかだったらどうなっていただろう、、、、。
”ポッカリ空いた”水曜日に、兄弟子を誘って保塁岩に登ってきた。
数日前にお袋に会いにいったとき、あまりの低調っぷりに、こりゃーもうやっぱり自宅に戻ってやり直した方がいいや、うん、そうしようと決断し、地域包括センターやら役所やら駆けずり回るプランを立てて職場には介護有給申請して、勢いこんで前日お袋に事の次第を話してみたらば
「当分ここ(グループホーム)に居る」と。
はぁ?ってカンジ。ヒトの顔みるたびにあれほど帰ると訴えたのはなんだったんだ?
まさに教科書通りの感情の起伏のあらわれ。なにかストレスになるような出来事があると、スイッチが入ってしまい、穏やかな時間が流れると、今の状況を少なからず冷静に判断できる。
この繰り返しに家族も慣れないとダメなんだろうな。どっちがシアワセなんだろうか。いつ、その答えがわかるんだろうか。人が生きるってのは、どうしてこんなドラマチックなんだろう。
誰や、台本書いたやつわ、、、。
で、そのポッカリ空いた日にぼんやりしてても仕方がないので、岩へと。
時間の経過は残酷だった。
「全然登れなくなっていた」。兄弟子の動きをトレースするのだが、油断するとすぐに壁から体が剥がされていく。のぼるほどに体はほぐれるが、逆にメンタルはどんどん削がれていくカンジ。弱気の虫が大量発生。
ただ一つ、いいことも。
自宅の壁に設置した簡単なクライミング用の練習ボードに、毎晩風呂上りに(たったの)2~3分ぶら下がり続けているおかげか、指の保持力の進歩は感じられた。以前ならすぐに指がパンプして支えられなくなったのに。
握力よりもやっぱり指の保持力大事。
登ってるあいだは恐怖との戦いで、普段悩んでること考える暇が無い(当たり前か)。そーゆー時間もトキには必要なんだろうな。
うまく登れなかったけれど、楽しい岩だった。
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コメント
さすが、どっしりとした走りで往復のドライブも快適でした。また、ウチのアカンタレにも乗ったってください。
投稿: わがお | 2018/08/03 14:34
●わがお兄弟子、お世話になりました。狭い室内(?)に驚かれたでしょw。次回は兄弟子のメンタル見習ってもうちょっとがんばりますわ。
投稿: ロラおとこ | 2018/08/03 14:40