三瓶山に登る
有料の山岳気象予報サイトが「この土日は南北いずれのアルプスにも、登るべきでは無い」と断言してきたので、じゃあ西の方はどうだろう?ってことで島根県の三瓶山を目指してみた。
”ゲゲゲの実家”が存在していたときに登っておけばよかったな、、、なんて後悔もちょっぴり。
げっぷが出るほど走った中国自動車道も、ホボ5年ぶりに走ると結構新鮮。新しいETCのICができていたり、美味しい食事を出すPAが廃止になっていたり、当時、大雨の影響で土砂崩れになっていた山の斜面が見事に緑の木々が生い茂って再生していたり、
たった5年でも、時間の経過って凄いんだなぁとぼんやりハンドル握って考えた。
三好ICで下りて県道54号線を北上。
~道の駅・赤来公園最高~
こじんまりした産直市場は午後を回っていたのでめぼしい物は無かったが、隣の情報館てきな建物がなかなかユニーク。どうも街ぐるみで”サイクリング推し”みたいなムードがあって、充実のレンタルサイクルやコースマップなんかが置いてあった。そして、空調のきいた快適な大きな窓の明るいフリースペース。
「食事、勉強、遊び、ぼんやり、お昼寝、なにをしてもよい」と書いてある。冷たい麦茶飲み放題、電子レンジ、オーブントースター使い放題。もちろんフリーWIFIの電波も。
併設のパン屋さんでソフトフランスのサンドウィッチを買う。美味しくて驚いた。とりわけ、中に挟んであるザワークラフトがびつくりの美味さ。登山やめて、ここで車中泊するか!?って危うく方向転換しそうになったけど
先へ。
島根県邑智郡美郷町に到着。そろそろ今宵のメシを仕入れておかないと、三瓶山のふもと周辺にはな~んもお店無いから(予感)。とりあえずJR三江線・粕淵駅まで行ってみるが、なんと、今年の三月で廃線になったとか。
青春18でそのうち、、、と思っていたらどんどん廃線の勢いに負けてしまう。使われなくなった駅舎はすごい勢いですたれていく。ここもそう。草ぼーぼーに生えたホームのコンクリートに残暑が容赦なく熱を浴びせているけど、日陰を求めて逃れる人の影も、もうそこには無い。
どんな人たちがこの駅で乗降していたんだろう。
農協直系のスーパーで超絶安い(大阪比)マスカットを一房買う。あとはテキトーに野菜やビイルなど。
そしてスマホで調べたキャンプ場へ。
ところが、予想はしていたけど、豪華なケビンやACコンセト付きオートキャンプエリアがあって、うちには関係ないや一般エリアだよなとそっちへいくと、そっちはそっちで我が家よりデカイ?っていうような巨大なテントがいくつも。
うちの山岳テントが犬小屋に見えてしまう。小池さんと二人溜息をつき、その場所をそっとあとに。
三瓶山を一周する道路をしばらく走ると、”西の原”という草原+山の駅を発見。
とてもロケーションがよく、清潔なトイレや水場もある。ただし、キャンプ禁止・火器の使用禁止の立札もある。
良心のかけらみたいなものはあるので、テントを建てたいのをぐっと我慢して車中泊。少し前に入手した車中泊用の網戸をセットしたが
暑くて何度も目が覚めた。夏場の車中泊はしたらアカン!
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コメント
サヒメルのあたりにキャンプ場があったような気がします。夏休み嫁さんの実家から三瓶山上った時はサヒメルまで上ると涼しかったのを憶えてますが今年は猛暑だったから暑かったかも?
投稿: kiyoshi | 2018/08/27 11:07
●kiyoshiアニキ、ビンゴ!今年はとくに暑かったようです。三瓶山の外周道路は、オートバイや自転車で走ると最高に気持ちよさそうな場所ですね。
投稿: ロラおとこ | 2018/08/27 11:32