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2018/08/29

山に登る理由

約一か月半苦しみぬいた仕事がひとまず終結。すぐまた次の壁が迫ってくるけど、ちょっとだけ一息。

山小屋のあるじがSNSに投稿していた文章が凄くよかったのでリンク。初めて山に登った人の何故山に登るのか論。

読むだけでカタルシスおぼえたの久しぶり。

標高3,000メートル超えた場所で一晩寝るときの不安と感動。
「怖いくらいに星が」じゃなくて「星が怖い」と感じる(ほど見えてしまう)ことや、いえいえ、今自分の目の前にあるのは星空じゃなくて銀河だと思ってしまったこととか、本当は夜空っていう色があることに気づいてしまったり、

テントに叩きつける雨、風、雪はまさに自然から受ける”殴る蹴るの暴行”状態だったりするのに、ああ、また山に戻りたいなぁと

そんな気持ちになった文章でした。

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2018/08/27

三瓶山から戻る

熟睡できないまま5時起床。東西南北の四か所(それ以上は未調査)に登山口があるが、どこから登ってもコースタイム変わらないらしい。けど、できればなるべく楽をして男三瓶・女三瓶・子三瓶・孫三瓶のすべてをコンプリートしたい。

結論として、前日溜息ついたキャンプ場から登ることに。結果として、先日の豪雨の影響だろうか、一部の登山道が通行止めになっていたので、この日のコース取りは大正解。

※この日は、キャンプ場->男三瓶山->子三瓶山->孫三瓶山->女三瓶山->キャンプ場のコース、約5時間。

主峰になる男三瓶の標高は千メートルちょい。けれどスタート地点がすでに600メートル付近なので残りを登ればいい、、、とはならず、4つすべてに登るには、やっぱり4回「登って・下って」を繰り返さないといけない。この標高の上げ下げがけっこうなボディブロー。
それにススキの草原のような場所が多いので、日陰の少なさ=イコール暑さとの戦い。途中に水場も無いし、浮石の多さもあって、見た目ほど簡単な山じゃなかった。

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出雲の街や日本海がとてもよく見えた。

有名な山だと思うのに、歩いてる人が殆どいなくて静か。森の深さや緑の濃さも相当なもの。
とてもいい山だった。出雲に用事が行かれることがあればゼヒおすすめ。

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下山後、登山口近くにある自然館に蕎麦屋を発見。
土日しか営業してないというのにも興味をひかれて、すだち蕎麦を注文。三瓶地方固有種の蕎麦で打った9割蕎麦の風味は、、、腹ぺこで急いで食ったのでわからなかったけれど、疲れた体にダシとすだちが沁み渡る。

山に登って生きる力をもらってるけど、神話の国の山だったからさらにご利益あるといいな。
けど、山はそーゆー邪心をすぐに見破るからなぁ。


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三瓶山に登る

有料の山岳気象予報サイトが「この土日は南北いずれのアルプスにも、登るべきでは無い」と断言してきたので、じゃあ西の方はどうだろう?ってことで島根県の三瓶山を目指してみた。

”ゲゲゲの実家”が存在していたときに登っておけばよかったな、、、なんて後悔もちょっぴり。
げっぷが出るほど走った中国自動車道も、ホボ5年ぶりに走ると結構新鮮。新しいETCのICができていたり、美味しい食事を出すPAが廃止になっていたり、当時、大雨の影響で土砂崩れになっていた山の斜面が見事に緑の木々が生い茂って再生していたり、

たった5年でも、時間の経過って凄いんだなぁとぼんやりハンドル握って考えた。

三好ICで下りて県道54号線を北上。

~道の駅・赤来公園最高~
こじんまりした産直市場は午後を回っていたのでめぼしい物は無かったが、隣の情報館てきな建物がなかなかユニーク。どうも街ぐるみで”サイクリング推し”みたいなムードがあって、充実のレンタルサイクルやコースマップなんかが置いてあった。そして、空調のきいた快適な大きな窓の明るいフリースペース。
「食事、勉強、遊び、ぼんやり、お昼寝、なにをしてもよい」と書いてある。冷たい麦茶飲み放題、電子レンジ、オーブントースター使い放題。もちろんフリーWIFIの電波も。
併設のパン屋さんでソフトフランスのサンドウィッチを買う。美味しくて驚いた。とりわけ、中に挟んであるザワークラフトがびつくりの美味さ。登山やめて、ここで車中泊するか!?って危うく方向転換しそうになったけど

先へ。

島根県邑智郡美郷町に到着。そろそろ今宵のメシを仕入れておかないと、三瓶山のふもと周辺にはな~んもお店無いから(予感)。とりあえずJR三江線・粕淵駅まで行ってみるが、なんと、今年の三月で廃線になったとか。
青春18でそのうち、、、と思っていたらどんどん廃線の勢いに負けてしまう。使われなくなった駅舎はすごい勢いですたれていく。ここもそう。草ぼーぼーに生えたホームのコンクリートに残暑が容赦なく熱を浴びせているけど、日陰を求めて逃れる人の影も、もうそこには無い。

どんな人たちがこの駅で乗降していたんだろう。

農協直系のスーパーで超絶安い(大阪比)マスカットを一房買う。あとはテキトーに野菜やビイルなど。
そしてスマホで調べたキャンプ場へ。
ところが、予想はしていたけど、豪華なケビンやACコンセト付きオートキャンプエリアがあって、うちには関係ないや一般エリアだよなとそっちへいくと、そっちはそっちで我が家よりデカイ?っていうような巨大なテントがいくつも。

うちの山岳テントが犬小屋に見えてしまう。小池さんと二人溜息をつき、その場所をそっとあとに。

三瓶山を一周する道路をしばらく走ると、”西の原”という草原+山の駅を発見。
とてもロケーションがよく、清潔なトイレや水場もある。ただし、キャンプ禁止・火器の使用禁止の立札もある。
良心のかけらみたいなものはあるので、テントを建てたいのをぐっと我慢して車中泊。少し前に入手した車中泊用の網戸をセットしたが

暑くて何度も目が覚めた。夏場の車中泊はしたらアカン!

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2018/08/20

夏休みの最後らへん

山旅から戻ってしたことをいろいろと。

・熟成の進んでいた衣類の一斉消毒洗濯。テント干し、シュラフ干し、道具の手入れなど。
・一番最初に買ってからお蔵入りになっていたテントを久しぶりに出してみた。

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今、メインに使ってるテントと比べたら一長一短ある。

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・だらだらと高校野球をTVで見たあと、小池さんのリクエストで近所の王将へ行き、「昼飲み」。やはり王将は中華料理ではなくて「王将」という食べ物だと再認識。

・翌日の夕方、ホームからお袋を連れ出して居酒屋へ。あれほど好きだったはずの生中もジョッキ半分飲んだあたりで酔いが回ったらしく、残していた。本屋に寄って文庫をおみやげに4冊買って贈呈。会話は普通に成り立つが、同じ事を何べんも繰り返すのは相変わらず。ホームの中は静かで、快適な温湿度に保たれ、それだけに季節を肌で感じにくい。窓を開けて残暑の厳しさとか、秋の訪れとかそーゆーのって大事なのに、散歩やおでかけ行事もまだあまり無いみたい、、と家族側は思うけど、人出の足りないスタッフはそこまで手が回らないようだ。

介護の人材不足は本当に深刻。

夕方、小池さんが名古屋に出張移動。自分は、休暇前と同じように銭湯に行って十日間の夏休みを締める。

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2018/08/18

最後も、雨

8月15日:
アルファ米+リフィルのどん兵衛の朝飯。大量のふりかけと鰹節投入。とりわけ、鰹節がええ仕事してた。
行動食用のアルファ米を追加で作る。

6:45笠ヶ岳山荘発〜12:30新穂高着

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同じように下山する人、まだまだその先の奇跡の世界を見に行く人。みんなご無事で。

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笠ヶ岳の頂上は、思った以上に広くて殺風景で。
いつも思う「山は逃げない」は嘘だ。自分の体調、親の介護、泥濘の会社、アパート管理組合の用事、親戚の用事、慶弔イベント。人間には計り知れない用事がある。気がつけば、体力が低下し、山どころじゃなくなる。

山は逃げないは、嘘だ。

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高度を下げるごとに、槍、穂高の景色がどんどん遠くなって行く。そのさみしさと、六日ぶりに風呂に入れるうれしさとか、美味いもん食いたいなーっていうギラギラした気持ちが湧き上がってくる。

生活全てを背負い、歩く。雨に打たれる。悲しいと思う。けど憎むべき相手は自然だけ。日が暮れれば眠る。日が登れば起きる。また歩く。
こんなシンプルな繰り返しの連続。時々晴れ間から見える心臓止まりそうになる景色で足を止め、また次の峠を超えた先に何が待ってるのかドキドキして、

そんな六日間の最後はやっぱり豪雨に打たれた。


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JR松本駅は、山に魂売った人でごった返す。

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アホの一つ覚えの立ち食い蕎麦で旅をしめる。いい山だったな。
休み明けの仕事、

どーでもいいや。もう。


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思った通り遠かった、笠ケ岳

8月14日:
「やっと」晴れた。夜中に何度も激しい雨音が断続的に続き、止んでは安堵し、降り出してはため息付き、その繰り返しでちょっと疲れた。

アルファ米+リフィルのどん兵衛のいつもの朝飯。
6:35双六テン場発〜12:30笠ガ岳テン場着

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笠ヶ岳に至る縦走路で改めてテン場を見る。「水場が枯れている、小屋トイレまで片道10分強、地面の水捌け悪い」この状況はちょっときついと思う。

そう思って昨夜は笠ヶ岳山荘素泊まり。
お一人様6,600円。水は雨水無料。個室八人だったがここでもいびきかく人いなかった奇跡。
自炊場所は小屋の中の結構ええ場所。トイレは汲み取りだけど匂い少なめ。

夕方から再び豪雨。小屋の軒先きのわずかに濡れない場所で、ソロのテント泊の女の子が雨に濡れながらコッヘルで晩飯作ってたのが印象的。あわれむ必要も心配する必要も無い。彼女はその状況が平気だからそうしているのだから。作った料理が少し辛かったようで、屋根から滴り落ちる雨水を入れて、味を薄めていた。自分でも同じことしただろうな。

暴風で小屋がゆれる、知らない間に眠ってた。


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2018/08/17

憧れの西鎌尾根は、どこにある

8月13日:
5:00起床。その前に、隣でテン泊していた「京大 散策の会」のことを。
山岳部でもなくワンゲルでもない「散策の会」とはこれまたなんじゃいな?てなどーせチャラいサークルの連中がノリで来ました〜みたいな目で見ていたのだが、

なんのなんの。

雷雨でこっちが緊張する中、彼らのテントは冗談で笑い声がたえず聞こえていた。翌朝も、午前三時に起床し、暴風雨の中巨大な10人用テントを音も立てずに撤収し、真っ暗な中次の山へと出て行った。朝五時にはまさに「もぬけのから」。よく訓練され統率のとれたすごい集まりのようだ。

おっちゃん感激しましたよ。

今回、ここに来た目的は「小槍」に登るため。
50メートルロープを2ピッチ、戻りは全て懸垂下降で。
残置や終了点の情報ももらい、当然小屋在住のアルパインガイドの方にも助けてもらってと色々準備したのに、雨降り止まず。岩が濡れていては手も足も出ない。

停滞して明日もう一度やるか?双六岳に移動するか?天候は回復するという予報だが、今は全くその気配が無い。停滞してあす晴れるのか?岩、乾くのか?

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雨の中のテント撤収にはもう慣れた。けれど、濡れた装備の重さがこたえる。気持ちの重さはもっと、、、こたえる。


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野生のブルーベリーを見て、癒されるでもなく、手を差し伸べて口に入れるわけでも無く。
この時はただ、この五厘夢中から早く抜け出したい思いばかり。

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下ばっかり向いて歩いてたら、両手にハンディカム持った人が雨の中カッパも着ずにヒョイヒョイ軽快に歩いて来る。チュートリアルの福田くん?、、、似てるけどなんか違うし。すると先に小池さんが「あ〜!あ〜!」と気が付いた。
先日だったかBSでみた、2017年にシスパーレ北東壁という標高7000メートル近いえげつない冬季未踏峰を登って、ビオレドールアジアを受賞された中島健郎さん本人。

びつくり。

TJARの同行カメラマンとして先頭ランナーのその前を先回りして走ってる最中だとか。ものすごいオーラが。
速いとか強いとかどーとかこーとかでは無く、なんとしても生きて帰る強い意志を持つ人のオーラ。
こっちのしょんぼりが一気に盛り返した瞬間でした。


7:25槍の肩発〜11:35双六小屋テン場着
行動食はソイジョイ1本と、アルファ米で作ったちらし寿司。甘いのと辛いののコンビは正解。

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TJARのトップ選手通過。わずか数日で劔超えてここまでくるって、なんなん!?その凄さ。

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ずぶ濡れのテントを土砂降りの中で建てるという二重苦を味わった後、定番のピーマン肉詰を作成。


小屋に素泊まりという弱気な発言していたけど、上空からこの彩りを見た瞬間、それは吹き飛び、自分もその色の一つになりたいと思ったので

お一人様500円、水は飲み放題。
地面は水平で水捌けは最高。ここをベースにして、槍や三俣、鷲羽への日帰りをする人の多いこと。
勉強になる。

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水洗トイレあり。小屋にマッチ、ライター売ってないから予備持つこと。スマホの電波はほとんど入らない。ソフトバンクが唯一遅い速度で、テン場で入った。

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夜、雨再び。

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3度目の槍の、夏

計画:新穂高〜槍平(テント泊)〜槍の肩(テント泊で停滞)〜双六岳(テント泊)〜笠ヶ岳(テント泊)〜新穂高(下山完了)

実際は:新穂高〜槍平(小屋素泊まり)〜槍の肩(テント泊)〜双六岳(テント泊)〜笠ヶ岳(小屋素泊まり)〜新穂高(下山完了)

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五泊六日の食料とクライミングに必要なギアあとこれに水を3リットル。削れる物は無いか考えたすえ、着替えを一日分だけにして、あとは同じ服を着て歩き、それを着たまま寝る。風呂は当然入れないから、自分の匂いにどれだけ耐えられるか。天気予報は、大きな崩れはなく、ただし大気の状態が不安定。

ま、なんとかなるかと。

8月10日:
20:00自宅発

8月11日:
0:00東海北陸道 ひるがの高原SA着 車中泊 ビイル持ってくんの忘れた。同業者と思われる車が沢山。この時間、SA内にあるコンビニのおにぎり、弁当、サンドイッチの在庫は大量。
5:10ひるがの高原SA発。 この時間、SA内にあるコンビニの在庫はほぼゼロなので注意。
6:30新穂高着。当然、登山者用無料Pに空きがある筈もなく、鍋平高原の登山者用無料Pを目指すも、一番不便なエリアしか空きがない(悲しい想定内)。一体なん億人が北アルプスに入るのか恐ろしい。
7:20不便なP発〜8:00新穂高登山センター着 この間の道が「ガチ登山道」。もはや帰りにここを登ってPまで戻る意志はぜろ。ロープウェイで戻ろう。
8:00新穂高登山センター発〜9:10穂高平小屋着。なんども歩いている道なのに、今までで一番シンドイ。林道歩きが退屈なせいもあるし。五泊分の食料やテントの重さも久しぶり、こんな重かったっけ?
9:23穂高平小屋発〜12:45槍平小屋着 小池さんの調子が上がらず。自分も同じ。

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残る力を振り絞って、日清焼きそばをアテにズビズバ飲む。

水は豊富だし、テン場は広くて平(ほぼ)だし、唯一嫌なのはテント利用者用のトイレ。以前は隙間だらけの掘立小屋だったのに、モルタルにして立て直したのはいいけど、個室の窓が「開閉しない」。
個室に入るなり篭った臭気で目が開けられない、涙がすご、当然匂いもすごい(小池さんはなぜか平気)。
ま、言い訳しだすとキリがないけど、翌日にこの荷物背負って千メートル以上登らないといけないー>
雨予報が出ていて、テントを濡らすと当然重くなる。

小屋に素泊まり決定。お一人様5,500円也。

布団は一人一枚もらえた。この時期、奇跡かも。別の小屋だと三人で一枚。
自分たちのようなご夫婦が他に三組。合計8人の人間が一つの部屋で寝たわけだが、誰人イビキをかかないという、これも奇跡

この日の献立。
バケットにキュウリと魚肉ソーセージ挟んで。17時ごろ消灯。

8月12日:
3:45起床。アルファ米に大量のふりかけとリフィルのどん兵衛で朝飯。
4:35槍平小屋発〜6:30千丈沢乗越着 さらに二時間後、飛騨乗越着。天気は曇り+ガスガス 前回は飛騨乗越にくるとまさにゴジラが突然現れるがごとく、槍ヶ岳がその姿を「どっか〜〜〜〜〜ん!!!」と表して心臓止まりそうになったけど、

ガスガスでなーんも見えない。なので写真とかなし。

少し遅れてやってくる小池さんの姿がガスの中にぼんやり見える。空前の登山ブームに加えてソロで一人用のテントの人が増えて(5人で来てんのに、一人用テント五張りなんて人もいるらしい。あかんやん)、場所取りが大変。槍の肩のテン場も午前中でソールドアウトと聞いていて、まぁこの時間なら大丈夫やろと思ってもういっぺん小池さんの方を振り返って驚愕した。

白いヘルメットをかぶった30人ほどの人間が突如ガスの中に現れた。統率の取れたどっかの高校山岳部員が一斉に登って来た!まずい!まずいぞこれは!

走るのだ!急ぐのだ!テン場確保するのだ!久々の心拍MAXあげ!
8:35倒れこむように小屋の受付窓口でテン場申し込み完了。      勝った!
テントお一人様千円成り。北アルプス価格。水は雨水を一リットル200円で買う。テント泊用トイレはまぁまぁ綺麗(汚いけどそれなりに綺麗)。

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晴れてればテントの目の前に大喰岳がどーん!、、、だったのにな。

槍ヶ岳山荘の食堂で昼飯にカレーを食い、生中をしばく。いずれも北アルプス価格。


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もしここのテン場が確保できなければ、標高下げてあそこまでいく事態に。事実、たっくさんの人が良い物件を求めて降って行ったし。

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気まぐれに姿をチラ見せする、夏空。

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そうそう、小屋の壁面にトランスアルプスレースの通過点を示すのぼり旗が。日本海の親不知をスタートして、北アルプス、中央アルプス、南アルプスを縦走してその間のすべてのロードを走って最後は静岡の太平洋をゴールにする1週間ほどのレース。テントや食料全て背負ってなんて、全員サイヤ人?

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昨今話題の「槍渋滞」はほんまだった。自分も槍に登ってみたいと思って、山に詳しい自転車のアニキたちにお願いして連れて来てもらって3度目にようやく登れて。なので、遠くから遥々ここまで来て、仕事や家の問題抱えながらここまで来て、ガスってて何も見えへんから登らんとこでは気持ちが治らんというのはわかる気がする。

自分は晴天に三度登っているから本当に幸せだ。

予報通り、19時過ぎから風雨が強まり、雷鳴が轟き、近隣の山頂にバンバン雷が落ちて来た。
テントの張り綱やフライを点検し、いざとなったらどうやって小屋に避難するか小池さんと相談しようとしたら、

寝とる。しかもいびきかいて完璧に、寝とる。10秒間隔で雷バンバン落ちてんのに、

寝とる。

雨止まず。フライを突き抜けて雨の雫がテント内に入り込んで、シュラフがびしょ濡れに。なのに、

寝とる。すごい根性。。。
曰く「いつだったかの、蝶ヶ岳でモーレツな暴風雪に襲われてテント倒壊、装備消失、小屋避難、に比べたら、、、寝れる」だと。あんたホンマすごいわ。


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2018/08/10

お盆休みに入ります

働き方改革のせいで、労働時間が短縮化され(見かけ上)、仕事量はなぜか増え、ものすごい一週間だった。働き方改革のせいで、連続して一斉に盆休みを取りなさいと指示があり、今日から10日間会社にいかなくてもいいって。


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初日はお袋の様子を見に行ったり、銭湯で心を無にしたり。


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計画通りにいかないかもしれないけど、歩いて、登ってこようと思う。

全てを忘れて。

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2018/08/06

エアコン発明した人は偉大

”エアコン”と言うつもりがつい”クーラー”と口を滑らせてしまう年代です。

大阪淀川花火を見にいくと、腹のデカイ人から連絡が。うちのアパートは淀川沿いにあるので、そっから見る花火を当て込んでの連絡だろう。デカイ腹で駅から歩くのも不憫に思い、車で迎えにいってみれば、わずか2か月の間に、腹のデカイ人からものごっつい腹のデカイ人になっていた。

最初はベランダから見ていたが、あまりの暑さに耐えかねて、途中から室内に退散してガラス窓越しに見ていたようだ。こちらはすでに酔っぱらっていたので途中から記憶無し。

日曜日、暑さで目が覚める。
しかしこの日はどーしても六甲山でやっておかねばならない事があったので、小池さんと終始無言で山に向かう。途中、JR尼崎駅・改札横の店で、掛け蕎麦を食べて、不必要ともおもわれるほどの塩分をチャージしておく。
時間は午前9時。外出禁止の猛暑の中、六甲なんぞ登ろうなんてア○は自分たちだけだろうと思っていたが、芦屋川の駅前にいたのは、自分たちと同じく熱中症をものともしない○ホの大集団。

毎度の登山口につくまでなんべん日陰で休憩したか。

森の中に入っても暑さは大して軽減されず、もうこれ以上毛穴開きませんちゅうくらいの発汗。
そして用事を終え、とっとと下山。しかし我々が遠のく意識の中フラフラになって下山してるというのに、まだ登ってくるア○の一団が途切れない。

死にたいのかな?

駅についてもしばらく動けない。急行電車にのる気力もわかず、各駅停車でぐったり揺られて梅田まで移動。
駅ナカの定食屋で生中をゴリゴリとしばいても意識回復せず。
帰宅後、自宅のクーラー総動員してチンチンに冷えた缶酎ハイを胸に抱き、そのまま朝まで。
なんと驚愕の

17時消灯。

ええ歳のおっさんとおばはんが見事に熱中症になりましたと。

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2018/08/03

岩に焼かれてみた

表題の前に、最近の出来事を。

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数日前、アパートのエレベータにこんな張り紙が。知らせた人がユニークなのか、管理人さんがユニークなのか。いずれにしても散歩してたカメ、無事におうちに帰れたようでよかった。けど、これが大蛇とかだったらどうなっていただろう、、、、。

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”ポッカリ空いた”水曜日に、兄弟子を誘って保塁岩に登ってきた。
数日前にお袋に会いにいったとき、あまりの低調っぷりに、こりゃーもうやっぱり自宅に戻ってやり直した方がいいや、うん、そうしようと決断し、地域包括センターやら役所やら駆けずり回るプランを立てて職場には介護有給申請して、勢いこんで前日お袋に事の次第を話してみたらば

「当分ここ(グループホーム)に居る」と。

はぁ?ってカンジ。ヒトの顔みるたびにあれほど帰ると訴えたのはなんだったんだ?
まさに教科書通りの感情の起伏のあらわれ。なにかストレスになるような出来事があると、スイッチが入ってしまい、穏やかな時間が流れると、今の状況を少なからず冷静に判断できる。

この繰り返しに家族も慣れないとダメなんだろうな。どっちがシアワセなんだろうか。いつ、その答えがわかるんだろうか。人が生きるってのは、どうしてこんなドラマチックなんだろう。

誰や、台本書いたやつわ、、、。

で、そのポッカリ空いた日にぼんやりしてても仕方がないので、岩へと。

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時間の経過は残酷だった。
「全然登れなくなっていた」。兄弟子の動きをトレースするのだが、油断するとすぐに壁から体が剥がされていく。のぼるほどに体はほぐれるが、逆にメンタルはどんどん削がれていくカンジ。弱気の虫が大量発生。

ただ一つ、いいことも。
自宅の壁に設置した簡単なクライミング用の練習ボードに、毎晩風呂上りに(たったの)2~3分ぶら下がり続けているおかげか、指の保持力の進歩は感じられた。以前ならすぐに指がパンプして支えられなくなったのに。
握力よりもやっぱり指の保持力大事。

登ってるあいだは恐怖との戦いで、普段悩んでること考える暇が無い(当たり前か)。そーゆー時間もトキには必要なんだろうな。

うまく登れなかったけれど、楽しい岩だった。


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