山の根元へ
病気が理由で診察に行ったわけじゃないので、ローラー娘は梅田周辺をパトロールして適当に東京へ戻ることになったので、それならばということで
郡上八幡の道の駅で一泊。なんや知らんが、毎週末車の中で寝ている(事実)。安もんの温泉に入り、地場のスーパーで惣菜買って狭いシートでうだうだ飲んで寝る。暗くて狭い場所が好きな「犬」のような暮らしが性に合ってるんだろうか?
周りの”同業者”の音で目覚める。床はフラットなんだが、やっぱり狭いなぁ。天井の低さが特に際立つ。
湯を沸かし、パンをかじって出発。
大阪はすでに遠い記憶になってしまった桜も、岐阜の山あい「荘川」は満開。信号待ちで桜吹雪の歓待を受け、思わずため息が漏れたり。春が車ごと包んでどっかこのまま持ってってくれてもええのに、、、。
また来てしまった。
近所の山の老師に言わせると「よく、山に登らずに、足しげく上高地なんぞ通うもんだな(もったいないだろう!)」。けど、山ってのは登るためだけにあるんじゃなくて、見上げてため息着くだけでも優しく迎えてくれるだから仕方ないよな。
酒の味なんぞこの際どーでもええんどす。この景色を喉に流し込むのが大事。
調味料ないけど、ウスターソオスだけで。今回は忘れ物多い。
高山市内で買った、バーゲン品のチキンカツを焼き直す。山の頂上だとこんなの食べない(重くて運べない)けど、ここなら。そんなことをしてキャンプ場併設の風呂に入りに行ったり、猿の群れの大移動をぼんやり眺めたり、
どうしてここは、時計の針の進み具合が、遅いんだろう。
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