明石経由淡路
週末にちょっと思いつきで明石へ。
自転車で淡路島一周するときの起点でよく来た街っていう印象しか無かっただけに、生まれて初めて”魚之棚”商店街を散策してみた。
外国人観光客に制圧された大阪の”黒門市場”と違って、暑苦しさもなく、往来の人の密度も適切なカンジ。
折角なんで「玉子焼き」をよばれる。この商店街だけでなく、JRや山陽電鉄周辺の駅ビルには、入ってみたくなるような立ち飲みがわんさかあって、車で来る場所じゃないやと激しく後悔した。漁港が近くて飲み屋が沢山あるってスバラシイ。
後ろ髪をひかれつつ、そのまま淡路島へ。
ここ最近、急転直下なお袋の事案と仕事の煩雑さが入り乱れて自分的にちょっとマズイなと感じていたので、久しぶりに保養所でぼんやりする計画実行。飯くって酒飲んでぼーっとしてみた。夜中も急な呼び出しあるんじゃないかと何度も目が覚めてスマホ確認したり、いかんいかんと思い直して寝てみたり。
けど、おもいのほかぐっすり眠ったみたい。
翌朝、なんの目的もなかったけど、ふと見たチラシに導かれて島の奥の小さな村のイベントを覗きに。
~生田村・そば花まつり~
過疎化に歯止めがかからない土地の活性化にと、地元有志が休耕田に蕎麦の栽培を始めて、年に一回、廃校になった小学校で収穫祭っぽいことやって山村を盛り上げよう、、、が趣旨みたい。
あいにく雨だったので体育館でいろいろやってた。
生まれて初めて大正琴ってのを聴いた。弦は5本。単音しか出ないのかな。以前の自分なら「ケっ、、、、」とか毒づいて見向きもしなかっただろうに、懸命に演奏される少し物悲しいサウンドになにかこう伝わるものがあった。
フラダンス。ココロの中に燦々と降り注ぐ太陽を持っていれば、そぼ降る雨の晩秋の淡路島でフラを踊っても、ちっともおかしくは無い。
リコーダーアンサンブル。バスクラリネットのような大きなリコーダーの存在に驚く。リコーダーといえば、下校途中に気に入らん同級生とのしばきあいの武器として大いに活躍した記憶が蘇る。接着剤で分解不能にして先生にボロカス怒られた思い出も懐かしい。
淡路島のヒーロー(故人)”原 健三郎”さんの書が。しかしこんな立派な小学校ですら、廃校になるなんて寂しいな。地元の人はもっと寂しかっただろうに。
最後は無料で蕎麦をよばれる。恐らくここで栽培された蕎麦を使った手打ちで無いことは明白。けど、この場においてはそんなことはどーでもよくて、ここに人が集うことが大事なんだろうな。土砂降りの中、かっぱを着て車を誘導してくれた地元の人たち、どうもありがとう。楽しかったです。
今週も、がんばろう。
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コメント
ステキな休日でしたね~!
投稿: kiyo_g | 2017/10/16 10:35
●kiyo_gあにき、どこへいってもケータイで連絡つく世界って、ビミョウですよね(汗。
投稿: ロラお | 2017/10/16 13:06
イイ休日でしたね!
最近何故か海へ行って海産物を食いたい衝動に駆られます、なんでだろ?
投稿: PEANA2 | 2017/10/16 13:50
●PEANA2あにき、楽しい週末でした。おじさんにはやはり肉より魚です!これからは鍋&魚です!
投稿: ロラお | 2017/10/16 16:41