広いね
20代後半、月賦で買ったHONDAのVT250に乗って青森の尻屋崎まで走った。資金が尽きかけていたので、渡ることができず、海岸でぼんやり霞む北海道を見ていた。以降、特段興味も湧かずまぁ死ぬまでに一回くらい行くかもなって思っていたけど、
まさか仕事でこの地を踏むことになろうとは。
初日は簡単な打ち合わせだけ。時間が余ったので先乗りしていた後輩に、うまい定食屋があるんでと連れて行ってもらったり。
有名な店なんだろう、少しの行列の後入店。
グルメ番組の見過ぎか、「期待が大きすぎた」。それとも、北海道に行くととてつもない海鮮丼が出てくると勝手な思い込みでもあったんだろうか。(美味しかったけどね)
現場に行く道すがら、惜しまれつつ廃線になった駅舎や、なんとかギリギリやってる駅舎とか見つけて写真撮って見た。青春18の旅もうかうかしてたらどんどん乗れる路線が無くなってしまうから焦るわ。
そして自分が一番楽しみにしている「地場のスーパーで仕入れたアテで部屋飲み」。てかてか光る秋刀魚の刺身がこれでもか!ちゅう感じで売ってたのでお買い上げ。
それにしても夜の寒いこと。大阪出るときは、秋の片鱗見えたもののまだまだ夏って感じだったのに、こっちはもう、「秋の終わりやん」。誰もTシャツ一枚で歩いてないやん。
日本って広いなー。
気づいたこと。
大きな荷物を積んだ自転車やオートバイがやたら目につく。やっぱりこの土地の広さ、空の広さが、旅にこい!と誘うんだろうか。いつも思うのは、ちまちまおんなじ峠ばっかり走って排気ガスにまみれて心拍やスピード気にして、そんな自転車の付き合い方のエネルギーのほんのちょっとでもええから、「いっちょう,北海道でもツーリングしてみよっかな〜」って思っていたら、随分違った感じで今でも自転車と接していたかも、、、なんて思ってしまった。
若い人へ、
旅に出ようぜ。
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