龍王岳東尾根
メモ:自宅発4:30-名神/北陸自動車道~立山IC下車~アルビス立山IC店(この大型スーパーで地場の魚使った寿司が美味いので必ず立ち寄る)~立山駅10:30着
駅前無料駐車場は満車。
この日の宿「立山館」に車を停めさせてもらって、用意する前にまず繁忙期は駅に行ってキップを先に買いに行くこと。
11:10発(臨時便)のケーブル~バス~12:10室堂着。おとな往復4,310円
登山届け出してすぐ歩き出す。
12:20スタート~13:00一の越到着。
13:05一の越スタート~東尾根取りつき着13:45着
14:00クライムスタート~16:15龍王岳山頂
16:20龍王岳出発~17:10室堂駅着
17:40最終バスで室堂発~立山駅へ。
三連休の天気予報が低調だったので、拍子抜けするほど室堂がらがら。大陸からの団体観光客の声だけが響くいつもの風景だけは変わらず。
駅の外に広がる立山、もう梅雨明けしてもいいやろ~!ってかんじのソラ(このトキは)。けどノンビリしてらてない。山の天気は午後からひゃくぱー崩れるので、右見て左見てしてたらあっちゅうまにガスに覆われるので。
残雪でスキーの練習してる人が沢山いた。後方には心配していたとおり雲がどんどん上がってきている。
わずか数分でもう室堂全体に雲が迫る。一気に標高あげたもんだしザックに入れた登攀具や水がが重い重い。
コースタイム1時間のところ40分で一の越山荘に到着、、、ってこのツケがあとあと偉いことになろうとは。やっぱり山に来て、タイム云々っていうの自分には向いてないや。のんびりとぼんやりの繰り返しで延々歩くのが性に合ってる。
一般登山のヒトは多分目もくれない、ゴジラの背中のような岩峰に、心臓どっきどき。
こっからカールをいったんおりて取りつきに行くんだけど、想像を絶する
”はい松”に行く手を阻まれる阻まれる。枝は柔軟性に富み非常に弾力があり、枝の数もおびただしくて、もがいてももがいても進まん!
足元をすくわれて何度も姿が消えてしまう。
なんとかかんとか、取りつきにたどり着いたが、室堂からここまで行程で、エネルギー残量は50%まで(これホンマ)に減ってた。手早くハーネスつけてガチャをぶら下げロープを用意して1ピッチ目スタートし、ロープの半分25メートルほど登り支点を作り、ロープアップするとすぐに小池さんが大声で
「あかんわ!!!」
と叫びだす。姿が見えないし声も届きにくいのでイライラ。
仕方がないのでもういちどロープを引くが、びくともしない。なんかもう初っ端からアカンのかよぉ(怒)、なんやねんもう(怒)、仕方ないのでカラビナを一枚捨てる覚悟で支点作り直して懸垂で小池さんのとこに降りていくと、
ロープがめちゃくちゃにもつれて放心していた。
ココロがポッキリ音立てる。仕方ないといいつつもつれをほどきながら、もうーやめ!もうーかえろ!と悪態つく自分。黙って手元を見つめうなだれる小池さん。風も吹き出してなんか雰囲気最悪やん。なにしにここへ来たのかわからん、、、。
落ち込む自分をよそに小池さんが明るい声で「まだ(最終バスに)間に合うやん、アカンかったら山小屋に泊ったらええやん」と励ましてくれて、ひとまず落ち着く。自分のちっささが露呈していやになる。
すまん小池さん。。。。
| 固定リンク
コメント