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2016/07/18

頂上へ

まず落ち着く。
パンを食べ、水を飲み、ロープをきちんと整理。ザックを背負いなおして、もう一度丁寧にスタート。

023
1ピッチ、2ピッチとともかく問題なくすすむ。取りつきまでにあったはい松にはまいったが、岩場にあるはい松で支点が作れるのでありがたい。

025
いつもなら、ボンヤリ眺める槍もなんか余裕なくて一瞥しただけ。もったいなかったな。

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4ピッチ目までスタカットでいくが、近所のゲレンデでの練習で感じたことのない疲労感。なんやこれ?ともかく息が苦しくてしんどい。ロープアップしてたら腕が何度も釣りそうになってきた。空気薄くてつらい。それでもカラビナゲートの閉め忘れとかしないように一生懸命やる。

~落石~

どこを登っても自由、、、というかルートなんか決まってないので自分で探すしかなく、5ピッチ目だったと思う。
ちょっと難しいけど垂壁をイクか、傾斜が緩いけどガレてる方をイクか。
小池さんにビレイ頼んでガレてる方を20メートルほど登った頃だろうか、はい松の枝をつかんで体を引き上げた瞬間、足元にあった煉瓦くらいの石を一個落としてしまった。瞬間、数秒後に何が起きるか容易に想像がついて
下にいる小池さんに

「逃げろ!!!」と叫んだ!

落石の音はどんどんデカくなり、回りの岩もどんどん誘発してものすごい地響きと岩どうしが破裂しあう音、自分は完全に腰が抜けてしまい手足が震えて動けなくなってしまった。

静寂のあと、下から小池さんの声が聞こえたので、ああ巻き込まれてないや、自分も生きてる。
あとで聞くと、自分たちの登攀ルートから5メートル以上離れた場所に岩の雨が降ったらしい。


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