五龍岳~
9月21日:
ぼんやりした頭でぼんやりした剱岳を見る。あんまり天気よくなさそうな予感。
ツナときゅうりのサンドウィッチで朝飯。キュウリやっぱりちょっと重たいけどこれはいつも外せないメニュー。
小屋から15分なのでとりあえず唐松岳の頂上ふんどく。ボーっと登ったのであんまり印象に残ってないけど、手軽でいい山。
※小屋トイレは綺麗だが、小×3、大×3は少ないと思う。ぜひとも大×5、小×1をお願いします。
小屋に戻ってまた雨水買ってザックの重さをもとに戻す。
元の重さに戻ったザックを背負ってこれから登る尾根見たら、早立ちのヒトが鎖場待ちの行列つくってた。
あー、テント背負ってあそこいくのかー、とちょっと憂鬱。
牛首って名前の最初の難所。けど、ケミカルアンカー打ってあったので振られても大丈夫だろうなって思って突っ込んだら
あんま大丈夫じゃなかった。背中の20kgを忘れてた。置いていきたいけど家が無くなるからがんばる。
天気わりぃーなーでもがんばんなきゃなー、遠くを見るとガスの押し寄せ方が悲しくなってくる。
けど、稜線の右と左で雲がキッチリ別れる景色は何度見ても神秘的。ここにしかない景色ってことで許せる。
ちなみに小池さんがいつもザックにくくりつけている茶色い物体は「枕」。出会う人がほとんどがこれ何?って尋ねるのでコミュニケイションツールになってるかも。
唐松山荘が何事もなかったように感じた五龍山荘の混雑っぷり。泊った人の話では「六畳に19人」だったと。つまり割り算ができないくらい混んでいたらしい。自分たちは午前中に到着したのでいい物件を選べて事なきを得る。
それでも、お隣との間隔を開けて建てないように言われたので、もう会話つつぬけ。隣が新婚さんで山を始めたばかりで馴れ初めとかお互いどう思っているかと、、、まで聞かされた。夜中に流星を見ろ!見ない!でちょっとした小競り合いがあったようだが、どこの家もいろいろあるんだろう。
棒ラーメンと大量の乾燥小松菜。あとフリーズドライの米。なぜかあんまり米いつもほど美味しくなかった。
そうそう、アクシデントが。岩稜帯を歩くので邪魔なウレタンマットをやめてエアマットを持っていったら見事に穴が開いてしまい、唐松のテン場では一晩中背中が冷たくて
時間は腐るほどあるので穴探し。こんなに早くパンクの洗礼を受けるとは。ともあれ自転車のときにゲップが出るほどパンク修理した勘と経験で無事修理完了。能書きどおり、この穴ぼこだらけのエアマットをシュラフの中に入れて寝たらすこぶる暖かい。背中側のダウンがつぶれないのは本当でした。
憧れのTシャツ買ってしまった。大阪で着るのちょっと照れるけど。
晩飯はピーマンのコンビイフ肉詰め。あとフリーズドライの米。
※五龍山荘の雨水は、1リットル100円。大混雑してたらテント張れずに素泊まりしないとダメ。あと、テント泊用のトイレは小×2、大×2、しかも男女兼用なので腹の弱い男子が多いと女子のトイレ事情はそーとー劣悪なものになる予感。飯時とかご来光の時間とか狙って行くしかないと思う。
で、結局この日は五龍岳に登らず、、、。
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