大阪駅から新快速敦賀行きに乗り、湖西線・堅田駅下車。駅前から江若交通の路線バスで”坂下停留所”着。
※今後のためのメモ。
新快速電車は大阪駅から大変混雑するので、尼崎から乗ったほうが座れる確率大。
堅田駅前はすでに大勢のハイカーでごったがえしていた。武奈ヶ岳に登る人が圧倒的に多く、江若交通は坊村直行便の臨時バスを出していたけど、自分たちはその手前で降りないといけないから⇒おとなしく時刻表通りに路線バスに乗車。これが吉と出て車内はガラガラで快適。
自転車で何度も走った”花折峠”をバスがゆく。
いろいろ懐かしい。
そんなこんなで坂下バス停で降りたりのは、自分と小池さんのみ。時刻表を見ると日に2本しかない。寒村にポツンと放り出されたようで妙なカンジ。あんまり人気のコースじゃないのか、登山口が見つけにくい場所でそのあとも踏み跡が薄くてけっこう迷った。おまけにこの前の台風11号の爪痕が
、、、凄い。
展望の効かないうっそうとした杉の植林(傾斜凄い)を二時間ほどもくもくとゆく。吹き抜ける風の涼しさが救い。
ときどき鹿の鳴き声聞こえてびびる。
このコースの印象としては森が広くて踏み跡がどこも薄くて道標が少ない。なので天気のよくない日とか霧のある日なんかは絶対歩きたいくないなと思った。あと、「山ビル」が少々、、、、。
最後まで展望のないまま登り詰めたら

小女郎池に。
真冬だとこの池の上歩けるので、大違いの景色にびっくり。
あと、避暑地(?)なので涼しいかとおもいきや、まったくそんなこともなくひたすら暑い。琵琶湖が一望出来たり京都の峰々が延々つながる風景は素敵だが、
雪のある季節だけでいいかな、ここは。
そして問題、、、というか核心は下山にあり。
小女郎峠からJR蓬莱駅まで一気にイケる!みたいな書き方が地図に示してあるのでそのコースに突っ込んでみたけど、「大きな滝がいくつも連続しており、それを何度も巻いて下ってゆく」という自分的にはあまり好きじゃないタイプの道だった。
巻道の切り方が甘いのか、台風の影響なのか、滝に向かって地面が斜めについてるとこ多数。。。。
登りと同じく踏み跡薄い。一番困ったのは歩渡地点が沢山あるのに殆どが明確でないこと。小池さんと手分けして渡れそうな場所を探したのも2度3度。
行方不明捜索の真新しいポスターが杉の木にあったり、持ち主不明のままのMTBが「なんでこんなとこに!?」って場所にあったり、あるじの帰りを待つカメラが切り株にちょこんとおいてあったり。
行く手を阻む朽ちた倒木があって自分の第六感がアラームを鳴らす
「そっちへ行くな!」と。
音を立てずにそっと迂回して振り返ると、その倒木には大スズメバチの群れが。
いい山だったけどなんだかすごく気疲れしたかな。真冬はピッケル無いと多分下れないと思う、この道。
このあたり(比良山系)って道迷い遭難が多いのもなんだか納得。
一番ダメダメなのはJR蓬莱駅前には一切お店が無いこと。ビイル飲めない。
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