後山
スノーシューでは何度か近くまで行きながら、時間の都合が合わなかったり雪が凄くてルートが不明瞭だったりで近づけなかった山がある。ならいっちょう雪の無い時期に下見しておくかと兵庫県の宍粟市へ。
大阪から十分日帰り圏内であるにもかかわらず、翌日早朝から登れるようにと麓の街に投宿。
ホテル業の傍ら自分の夢を実現しようと紆余曲折したんだろうな、、、、と想像する建物だが、
これがサイコーに胡散臭さ全開の外観のビジホ。ただし外観が変わっているダケで室内は至ってフツーだしフロントの人もフツーな対応。
いつものように素泊まり(一人4,400円税込)なので、晩飯を近所で調達。
中国道山崎ICおりてスグのとこにAEON見つけたので寄ってみたらば、これがぜんぜん品ぞろえ「イケてない」。
うちの近所のAEONと寸分違わぬ内容にガッカリ。やっぱり地場のこじんまりしたスーパー探せばよかった。
”駒の尾山”登山口。ここへ至るまでに車で登ってきたダルガ峰林道って、なんか自転車のヒルクライムイベントやってた記憶があるけどそうなのかな、、、。
ともあれ、山の中腹に忽然と素敵な無料駐車場と左の屋根はすごく立派な休憩施設と便所。ただし水場は無い。(山から引いてる湧水はあった)。
”ここまでする必要あるんかな?”と思うほどに整備し倒した登山道、、、というよりもはや散策路と言っていいほどの道。
立派な休憩施設があったり。下山したときに小池さんが言った「楽しかったけどワクワク感少なかったね」というのはドンピシャ。危険すぎて気持ちの休まる暇の無いルートも困るけど、ドキドキ感まで消し去ってしまうほど整備する必要あるんかな?(かかる費用も凄いと思う)。
駒の尾山の頂上にはこれまた立派な避難小屋が。囲炉裏まであるのは凄い。やっぱりここは積雪期に来たほうがいろいろ楽しいかもしれない。けど、公共交通機関がホボ壊滅状態だし冬季はチェーン巻いてもとても登れるとは思えない林道アプローチだったり、いろいろ謎が多い。
この日の目的の一つは、冬に歩いたルートの確認。
地図とGPSで敗退した場所を特定したら
驚いた。とても同じ場所とは思えん積雪量。
あとは岡山県最高峰まで行って来た道を戻る。
二人とも二日酔いの脱水で終始足取りが重くて大変だった。ただし、景色は抜群で鳥取・岡山・兵庫の山並みが遠くまで見渡せたり、クワガタのメスが居たり、カッコーが沢山鳴いてたり、新緑にさす日差しがステキだったり、なにより人が少なくて落ち着いて歩けたのがよかった。
また行きたいな。
ただし冬にね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
積雪期と比較しての山歩きも面白いですね。
投稿: PEANA2 | 2015/05/18 12:37
●PEANA2アニキ、熊注意の看板がめちゃくちゃ多く立っているのでそれさえなければ夏場にええ山なんですがね汗。
投稿: ロラお | 2015/05/18 13:17
最近、人の多さに参ってしまって山から遠ざかっているような気がしますが、こういう所ならのんびり
できて楽しそうですね。
投稿: Shallow | 2015/05/18 15:07
●おじき、こんにちわ。六甲の人ごみに慣れている身には、こちらの山の静かさが逆にオドオドしてしまいます。
低くてもイイ山探して登りたいですね。
投稿: ロラお | 2015/05/18 16:08