そして荒地山ボルダー
二日続けて四足歩行の日。
前日の下見の魂胆は「登れる可能性の低い岩には触らない」というダメ人間の見本みたいなもの。
そのダメ人間のダメ反省を踏まえて(?)久々兄弟子と共に六甲の荒地山へGO.
”キャッスルウォール”をテキトーに登る。テキトーと言っても死にたくないので気持ちはいつもキンキンに張りつめております。
天気がよいのであとからあとからグループやってきて、そのうちいつものように「あやとり状態」になるんだろうなと思って撤収。
自分のお弁当やらお茶やら暮らしの道具一式を背負って支点の回収に行くことにしたが
せなかから落ちるんちゃうか?おもたっちゅーねん!ほどの重さ、、、、。
で、次のボルダーは「屋根岩」。
頂上の松の木に支点を構築したらあろうことか”つるべ”にならずに”固定”式にしてしまうという重大なミス。
これではまったくロープが流れない。ええ歳のおっさんが猿のようにタダぶら下がって遊ぶワケにもいかんので、兄弟子にお願いして頂上まで直しに行ってもらうことになる。
下から確保していると、核心となる部分で動きがパタリと止まる。
自分がいつも登れないで挫折するトコなので、ああ兄弟子もやっぱりあそこで止まるよな~、そうだよな~、次の手が無いもんな~とボンヤリ見ていたら、
なんと!ジリジリ上がっていくのでビックリした。そして見事一撃で攻略、、、スゴイ。
興奮さめらやぬうちにさっそく挑戦。同じようなムーブを真似して何とか手さぐりで僅かに存在する岩の弱点を掴み間髪入れずにもう片方の手を伸ばすと
届いた!
、、、瞬間に落下。
さらに二度、三度、その場で何度かやってみたが腕に乳酸がどんどこ溢れだしてくるばかり。
少し冷静になって手がかりをよく観察してある明確な理由がホボ確信に。
今の自分には無理だ。
同じ岩の違うルートには巨大なハングも。
まさに手も足も出ない。
優しい部分から登ってみたものの、やっぱり達成感という点でいまいち盛り上がりに欠ける。
これは道具(靴)の違いかもしれないと兄弟子のを借りてみる。機材のせいにしたくなるのは元自転車乗りのサガ、、、だな。
極端な違いがわからなかったけど、自分に足りないものはダメでも粘り強くトライする気持ちの薄さ。
兄弟子を見ていつも思うのは、空中で休憩しながらでもなかなかあきらめずに降りてこない。
それとやっぱり
体重。
AEONの588円ワインがすこぶる美味くて、年明けからホボ毎日適量+αを飲んだ成果が出てしまって、以前登れていたときより2キロ近い増量。(毎夜のラボでの実験がうまくいきすぎるので仕方ない、、、、)
これじゃぁせっかく指一本ひっかかるホールド見つけても体が重たくて保持できない。
ぶら下がりながらあーでもないこーでもないと考えているうちに「カラータイマ・ぴ~こぴこ」はダメだな。
ま、けどこれから冷酒がうまい季節がくるので深く考えるのはよそう(アカンやん)。
つづく
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コメント
お疲れさんでした。
きょうはさすがに身体が痛くて背中が掻けませんわw。
いつか、ホンチャン、いきましょうね!
投稿: わがお | 2015/04/13 11:53
●わがお 兄弟子、お世話になりました。ホンチャン、、、ちょ~ヌルイコースで行きましょうね(汗。
投稿: ロラお | 2015/04/13 15:42