ダルガ峰・駒ノ尾
イロイロあって、今シーズンはスノーシュー履いて無かった。あのスキーにもスノボにも無いなんとも言えん独特の浮遊感を想像しながら、やっぱり一発いっとくか、、、てな話になったので金曜深夜に素早く計画。
日帰り限定で蓼科とか比良山も考えたが、ロープウェイの運賃がちょっとなぁとか思い出して結局「限りなく鳥取かつ限りなく岡山」な兵庫県の千種高原へ。
道中に見える里山にはまったく雪のかけらもない。もしかするとこれは単なるドライブで終わってしまうかもというのは
杞憂だった。何度目かに来たちぐさ高原スキー場の中でも自身過去サイコーの積雪量。
滑るちびっこと登る小池さんとのギャップがいいね。
で、ゲレンデトップまで一時間ほどかけてたどり着くといよいよ「魔界へ」踏み込むが、どうも自分たちがこの日のトップバッターだったようでトレースがぜんぜん無い。道標も埋まっているからさっそくコンパスと地図を出して方向を定める。
この軽い緊張感がたまらん。
よく見ると、樹林帯の中でも植林の間隔が少し広めにとってある場所があって、どうもそれらが夏道というカンジ。
樹木から風に吹かれてこぼれ落ちる雪があちこちで疑似的にダイヤモンドダストを繰り広げるので、大阪の日常に無い景色にぼんやりしてみたり。
この日の計画としては過去何度か試みたもののたどり着けずに敗退していた「駒の尾山」まで往復縦走するってこと。ここからも道が雪で埋まっててサッパリわからんのでGPSと地図で確認するが、そのGPSが「まっすぐドン行け!」と男前なこと言う。
ドンと行け!の方向みたら、奈落に落ちてゆきそうな(やや誇張あり)急斜面。
このあたりから雪がなければダルガ峰から片道45分というコースタイムに疑問を抱き始める。いくらスノーシュー履いてたって、腰まで埋まる積雪量はそーとー手ごわい。小池さんと先頭交代するも遅々として進まず。
結局2つほどピークを越えたとこで時間切れ。けど、そのピークから見えた景色は「もう、ここで十分満足やん」と思えるほどの景色だったのも理由の一つ。
氷ノ山とか神鍋とかそんなに高くない山でも、雪を抱くとなぜか神々しいまでの山容に変身していたり。
無風の中で食べるカレーは最高だ。
すぐそばには、かつて自転車の練習で登ったことのある林道の片鱗が雪に埋もれてた。
また駒の尾まで行けなかった、、、。
けれど、一日中音の無い世界でフワフワ浮いていられたので、そんなのはどーでもいいかなと。
楽しかった。
つづく
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コメント
アニキ、やっぱり雪遊びサイコーですね、
来シーズンはよろしくお願いします。
投稿: uechicchi | 2015/03/16 12:57
●uechicchi あにき、今シーズンはスタートダッシュができずすみませんでした。次はぜひ!
投稿: ローラーおとこ | 2015/03/16 13:19
いけてない、どころか
雪も見てませんわ…。
投稿: わがお | 2015/03/16 14:58
今シーズンは1回だけ履くタイミングを逸したら二度と履くタイミングが無かったですわ。
来シーズンはスタートダッシュから気合入れていきましょー(笑)
投稿: さかじい | 2015/03/17 09:47
●さかじいアニキ、ぜひともスキーのお供にぞうぞ!
投稿: ローラーおとこ | 2015/03/17 13:24