甲南バットレス
運動:ハイキング+家事いろいろ
飲酒:菊正宗の熱燗×3合
”アカシア尾根”なるバリエーションルート(?)の調査に六甲山へ。この里山に通いだして6,7年にもなるというのに、今だ未踏ルートがあるって凄いことだと思う。
かつて自転車の練習中にも気になるダートがあると21Cのタイヤであるにも関わらず、おかまいなしにズンズン突き進んで行った。茨木市の山奥に「地獄谷」というどっかで聞いたことのある名前のそれはそれはスーパーな林道があった。人知れずたたずむダートの先には何が待っているのか?どこへ通じる道なのか?そんなワクワク感を探し求めて走っていたが、今密かなブーム(?)の”グラベル”という自転車の楽しみ方が、当時からあったのだ。
柏原の”のどか村”など存在しなかった頃も、あのあたりはグラベルの宝庫だったのに、全部舗装してしまってな、勿体ない。
で、そのアカシア尾根をようやく発見。
クライミング風景もハッキリ見える場所に、その尾根はあったのさー。季節がくればあたり一面アカシアの花が咲き乱れるんだろうか、、、。
そのまま立ち飲みに行くのもどうかと思い直してズンズン先へ。
またもや”まだ見ぬ景色”がそこに広がっててビックリした。山の中にある池って、なにかこう神秘的で結構背筋がゾワゾワするもんやねー。妙な生き物を見ないように目をそらして通過。
ここで一つの考えが。
1920年当時の、甲南高校山岳部員によく登られたという岩が確かあったなと思い出す。先日いただいた地図にもその岩の事が掲載されていたのと、あと、最近は「忘れ去られたクライミングゲレンデ」という形容がされているので、果たしてその実態は?
ってことで
寄り道なぞしながら。この小高い山の上から見る神戸港も格別。まさに春の海っちゅうカンジ。
しかし、ここから行けども行けどもそれらしい分岐があらへん。自分より先輩とおぼしきハイカーに聞いても「?」な顔されるし。こりゃますます見ておかねばという気持ちになってきた。
あと10分ほどで住宅街に出るというあたりに、ネットで見覚えのある塩ビパイプ発見。
道は無いけど、山の斜面をよく見たら明らかに人の踏み跡っぽいのが続いてる。おまけに残置ロープも張ってある。しかし正直、このロープが無ければ相当苦戦する、、、、それほどに急斜面。おまけに足元の土がやわらかいし落ち葉の堆積凄いので、ここをロープや登攀具一式背負って登る自信無いかも。この日は丸腰だったのでなんとかイケたが、
次どうすっかな~。
で、そのボッロボロの斜面をひーこらいいながら登ると
突如、ものすごい威圧感のあるハング現る。
まったく登れるイメージの湧かんエグさ(じょうずな人には屁でもないんだろうなぁ)。
こーゆーふっるいハーケンを見ると、なにか宿ってそうでちょっときしょこ悪い。
結論として、いっぺんぐらいは登ってみてもいいけど、陰気なカンジだし岩が苔だらけだしで、あんまり気持ちのいい場所じゃないかな。
下山後は阪急岡本~JR摂津本山~阪神青木と駅をつないでしらみつぶしに歩いてみたが、
立ち飲み不毛の地だと分かった。
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コメント
地獄谷林道、当時よくオフロードバイクで走りました。
中々に楽しいルートでしたが、舗装されてしまいましたか。
投稿: uechicchi | 2015/02/12 14:28
●uechicchiアニキ、茨木・高槻の周辺にあった数少ないダートもすべて舗装されてしまいました。残念でなりません。
投稿: ローラーおとこ | 2015/02/12 15:32
このごろは岩場ハンターですやん。
いや、岩場史家w。
投稿: わがお | 2015/02/12 16:50
●わがお兄弟子、「お宅拝見」w
投稿: ローラーおとこ | 2015/02/12 17:13