「奥」大日岳
つい先週だったか、安曇野の里山で秋やな~、秋ですな~とうなずいたばかりというのに、
立山・室堂は初冬ですがな。
紅葉のシーズンが終わりを告げると、ヒトは(日本人は)あっけないもんで、このとおり室堂はガラスキ。
ちなみに、大陸からの観光客はトップシーズンだったようで、そっちのヒトがあふれておりました。
だれもおらん遊歩道を、雷鳥沢キャンプ場へ。さいわい軽アイゼンを持って行ったのでなんとかなったが。
融雪の水たまりが酷い「トラップ」になっているとはつゆ知らず、、、、な。
●レギュラーガソリン、大阪市内某区158円、富山市内平均162円。富山市内かなり安いと思う。
●富山マンテンホテルの大浴場はそーとー広くておすすめだが、部屋の壁が薄い。
●富山マンテンホテル室内の電気ポットはめちゃめちゃちゃ貧弱なので、湯煎して食べる食材はムリ。
●富山マンテンホテルの大浴場脱衣場には、セルフ300円で飲める生ビイルがあるので小銭用意すること。
●富山マンテンホテルの駐車場は一泊1,050円。ちぇ、、、。
チェックインするとほどなく小池さんが金沢の職場から到着。翌朝の相談だけして就寝。
テント数、かぞえたらわずか10はり。その中でも単独女子が数人いた。山ガールという呼称はたぶん失礼だとおもぅ。山が好きならガールもボーイも無いやろ、みんなキセキの景色を楽しみに来た人たちに違いない。
立山発始発のケーブルで室堂へ。今シーズン何回目だろうか、いろいろ思い出す光景がフラッシュバックのように流れてなんともいえん気持ちに。
職場の先輩によくそんな毎週毎週山に行けるもんだなと皮肉を込めて言われたが、
一番大きな原因は「自転車を買っていないこと」に尽きる。二年に一回フレームを買い替えて、毎年カーボンパーツや消耗品を買いそろえることを思えば、登山にかかる交通費など
知れてる。(これ、ホンマ)
テントを設営してすぐさま登山開始。
つづく
日本の景色もまだまだ捨てたもんやないと思う。
つづく
奥大日岳から下山すると時刻は16:00
半袖でもなんとかウロウロできる気温と日差しだったが、油断するとあっという間に漆黒と氷点下の闇が来るのが(今年のGWの燕岳で)思い知っていたので、急いで晩飯。
真夜中に、たまらずしっこへ行ったときに見上げた夜空、、、というにはあまりにも宇宙は黒く、星は気味が悪いほどに瞬く、ほんの2,3分のあいだに流れ星が4つ5つ目視で5ミリほどの距離を生きながらえて糸を引く。
あまりのあっけなさと身もだえするほどの寒さで、星が流れたたら拓郎の「流星」でも歌ってみようかなどという思いは木端微塵に打ち砕かれる。
ほどの寒さ。
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