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2014/10/02

夏と秋の境界線の上、行ったり来たり

~何日も前から計画を立てて、仕事をしてても気もそぞろ、見上げる空にはくも一つなくて、ザックの重さにはヘキヘキするけど、足は自然と前へ前へ。そんな日々を毎日続けてこうしてブログを書いてるヤツもいれば、まだまだ登りたかった山もいっぱいいっぱいあっただろうに、47人もの亡くなったひともいるってな。生きると死ぬの分岐点って、どうやって決まるんやろかな~


なんとなくサラリーマンになって毎日サンドバッグにされてあーもー、どーでもえーわーとゆう日々を送りつつ、気が付けばいつしか「勤続30年」。”リフレッシュ休暇”が配給されたので山へ。

その前に、夏休みに失敗した縦走のタネを明かせば、立山の室堂をスタートして岐阜の新穂高温泉まで歩くという意気込みだけは一丁前な計画を立てたが、散々な(天気の)結果に。そして人間やっぱり行けやんかった遺恨はいつまでもウジウジ残るもんで、じゃぁその続きをやるか!ってことで。

(個人的なメモは●で)

9月27日:
午前4時に家出。午前10時に折立登山口着。ぐしゃぐしゃな字で登山届け書いて投函(絶対書いたほうがいいと思う)。前回敗退してころがり落ちる様に帰ってきた登山口を見上げて、ちょっとげんなりするものの、「ま、今日は雨降ってないし、、、」と自分を鼓舞しつつスタート。

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無料駐車場はぜんぜんあきなし。ギリギリのスペースでなんとか。

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歩いて数分の紅葉で、すでにかなり満足したり。

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途中にあった、インデアンのなんたらゆうヤツっぽいのがあった。多分積雪量を測るのか?
山にいくと、謎の人工物がちょいちょいあるので楽しい。

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「有峰湖」がうつくしい。自転車でツールドオキナワに行くと、かならず目にする湖に「満湖(音読みが正しい)」があったなと、いらんことを思いだす、、、、。

なんといっても初日の辛さといえば、背中の重さにつきるが
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燃えカスのような夏空が救い。

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●キッチリ4時間で”太郎平”到着。土曜やというのに拍子抜けするほどのヒト。
●トップシーズン以外はここでテント受付&ビイル買付をしないとだめらしい。受付はまだしもビイルは危なかった。

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この時点で見える景色といえば、、、ただ「うへ~、綺麗やな~、凄いな~」という小学生でも言える感想しかなかったが、ゴールして改めてこの場に立ったときにすべての山の名前が言えたという。
苦労して、目を白黒させながら歩いて、頂上に立って、そこで風に吹かれて、やっと名前が風景とともに記憶に刻まれるんやな~ってことが、

あとあとわかった。

てなことはまぁいいとして
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夏場とは雲泥の差のテント数。張りたい放題。

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小池さん、人生初1リットル缶の一気飲み披露。
●1リットル缶・1,300円

寝る前に、AMラジオで天気予報を聞く。雑音だらけの中に「噴火」とか「水蒸気爆発」だとなんのことやらサッパリわからん単語が流れてきて、台風17号の話がまったく出てこやんので妙やなと思ってそのまま寝た。


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