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2014/10/02

黒部五郎から鷲羽岳

9月29日:

やっぱり(天気を)恐る恐る起床して撤収。
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そろそろ体と衣装がかすかな異臭もあったりするが、

無視。

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振り返ると、小さくなってゆく山小屋を見るのはけっこうつらい。なにかあれば逃げ込める安住の地を捨てて、、、なカンジを振り切るのは、普段よっぽどアマアマな暮らしをしているからだろうな。

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「どうかこの青空がウソでありませんように」、、、とメルヘンな祈りをしつつあるく(マジで)。
ほんまに、それほど夏の縦走で痛い目にあったので。

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三俣蓮華岳(2,841m)
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テニスコート四面ぐらいの広さ。「100名山」ではないけど、そんな順列などどーでもえーわと思う。
思うほどに景色が凄い。ランドマークの”槍”もクッキリ。

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日陰になっていても、その帯になった紅葉の凄さに目をうばわれて、全然前に進めやん。

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紅葉の凄さに意識が薄れゆくなか、三時間ほどで三俣山荘前へ。
トップシーズンじゃないので小屋の中はことさら静かで、真夏の田舎の家の土間の薄暗くて静かで涼しい風がすぅーっと吹き抜けるような室内に瞬間でメロメロになり

ここにテント泊決定。
こういう自由なとこがテントの醍醐味かと。

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●テント一人800円。トイレは小屋のを使用(めちゃくちゃ綺麗)。水は無料で飲み放題。ビイルは350mlで650円

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そして手ぶらで鷲羽岳(2,924m)。頂上はクラウン6台ぐらい停められる広さ。

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すぐ横に、大昔は噴火口だった?ような碧い池が。

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人類で初めて紅葉を発見したやつ、えらいなと思った瞬間。

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ピーマンのコンビイフ詰めを焼く(油忘れて鍋こげた)。

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鷲羽岳をアテにこ650万円のこやつを注入。


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夕日に焼ける「鷲」と我が家。
こんな優良物件なかなか無いが、最寄駅から

徒歩3日というのがネックに。

この日の行動時間は6時間。全身筋肉痛であまり眠れず。


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コメント

今シーズン天気の貸しを全部返してもらった感じですやん(笑)
続きを期待してますよん。

投稿: さかじい | 2014/10/02 17:48

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