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2014/10/29

リペア

昼間は多忙を極める。
PCで作業をしながら弁当食ったりトイレも最小限の回数に抑えたり、殆どデスクと体が一体化したような一日。
新しい作業に慣れるまで、がんばろう。

で、日曜日にサーカス見終わったあと、修理に出してあった小池さんのトレッキングシューズを引き取りに、Mベルへ行く。

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前回同様、納期三週間で料金は諭吉一人で小銭の釣銭程度。
さすがにソールの張替えも二度目になると、皮革の部分も劣化が進んでおり、次はまるごと買い替えを勧められた。

山のことなど何一つ知らん時に初めて手にいれた一足。
”ポンポン山”も黒部の源流も北アルプスの岩稜帯も苦楽を共にした道具っちゅうのは、

ええもんやね。

てなことを胸にいだきつつ次なる店へ。買ってから2,3度しかはいてない山用ズボンの股の部分・糸がほどけているのを発見。恐らくそのまま放置すればパンツ丸見えは時間の問題。で、Pゴニアの店舗へ持ち込む。
あいかわらずリアル店舗内に漂う空気の違和感にドギマギしつつ反応を待つと、

無償で修理しますと言われて胸をなでおろすが、「リペア部門が込み合っており、出来上がりは来年2月になります」と言われて、おっちゃんアニメのように

目玉パチクリしましたがな。

たった二センチほどのホツレを縫うのに四か月もかかるって、、、、。

ちなみに「Pゴニア・リペア」で検索したらあまりよろしくないユーザーレビューが出てくる出てくる。アメリカ人は大雑把やからしゃーないわーという意見もあったが、リペアセンターは

鎌倉やんけ。

「どんなけ眠たい作業しとるねん、こっちゃしっこも我慢して机の下で足踏みしながら仕事しとんねん、もっとこうなんちゅうか根性見せたれや!、、、」

とも言えずすごすごと修理伝票を貰って帰宅。

結論:モンベル最高

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2014/10/27

シルク・ドゥ・ソレイユ「オーヴォ 」

山ばっかり登ってたらアホになる(アホですけど)と思って、たまにはゲージュツに触れてみるかと。

職場の福利厚生行事だったので半額。半額だからと卑屈にならず、そこは堂々と現場で一番搾り350mlを「500円」で買い求めて座席に。北アルプスの山小屋と同価格の一番搾りを大事に飲みつつ
ショーを見る。

同じ人間とは思えぬ(同じ人間ちゃうな、あれは)超人技に度肝抜かれるの連続。ただし、あいまあいまに繰り広げられるショートコント(?)のような寸劇というか「こしばい」がどーも苦手。
不思議な世界を演出しているのだろうが、最後まで不思議度変わらず、、、、。

ま、でも、見ごたえ十分。なんせ半額(しつこいか)。

自宅に戻るとちょうど荷物届く。さっそくラボ(台所)で実証実験。
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元祖フリーズドライと言われる「焼き米」という不思議な食べ物。お湯をかけるだけで(元の米には戻らんけれど)おじやっぽい物になるという。味ついてないから、本だし入れたり塩いれたりしてカスタマイズの必要あり。


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文鳥の餌を思い出すディテール。

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伊賀の忍者が屋根裏で食べたことを彷彿とさせる(知らんけど)。
日帰りの雪山ハイキングの食べ物にいろいろ迷う昨今なので、サーモス湯を入れてこやつをなんとかこねくりまわして食べてみようという企み。
市販のアルファ米は15分蒸らさないとダメだが、こやつは5分でオッケーなので。

はよ、雪降れ。

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2014/10/25

ノボル、ノボル、ノボル

どこまでも歩く縦走と正反対の活動を。
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青空に招き入れられるような登りが、はたして自分に出来ているんだろうか???

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六甲の頂上付近にあるゲレンデで、以前は週末になるとわんさかノボル人が来ていたけれど、夏場の大雨で土砂崩れになったドライブウェイ通行止めの影響らしく、あたりは閑散と、、、、
てな感じも朝のうちで、

気が付けば
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人、人、人

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ロープ、ロープ、ロープ。

有名山岳ガイドの御一行「30名」が押し寄せる。また別の有名ガイド御一行のグループも来られていて、めいんの岩場は押すな押すな状態。誰が何を言っているのか、ダレのギャグなのか、誰に対して突っ込んでいるのか、もーぜんぜんわからなくて、これぞまさに

カオス。

しかも半数以上が女性というのも凄い。自然の中にどっぷり浸かって冒険してやろうとするのはもはや女性の方がやる気あるんだろうなぁ。

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この日のハイライトは、中央壁の「クラックルート」を。背中を岩に押し付けてジリジリ登ったあとは、左側のカンテ沿いに、あるのか無いのかわからん岩のでっぱりを探して冷や汗を流すなど。
そして
まだまだ浅はかな知識でしなかい”ソロクライミング”の細かな奥儀を学ぶ。
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「死にたくなければバックアップとれ!」ちゅうのはパソコンのHDだけの話ではない。

げっぷが出るほど確認を繰り返して登って降りてを繰り返す。

日常には無い浮遊感。

楽しかった。
生きてるし。


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2014/10/23

シフトメイト

運動:自転車通勤+家事いろいろ+腹筋×8億回
飲酒:淡麗350ml×2、菊正宗×一合

連ちゃんで鍋。台所にころがしてある白菜が視界に入ると脳に電気ショックが流れて、気が付けば「鍋」に。

探し物してたら思いがけないところから
Jtec
思いがけない物がポロリと出てきた。

じっと手を見る、、、じゃなくてじっとパーツを見る。
カンパニョーロのシフトレバーでシマノの変速機を駆動させるという、当時としては夢のようなコンバーターだったなと思い出す。三角関数の応用(?)で、リア変速機・シフトワイヤーの固定位置を微妙にずらすという手もあったが、信頼度でいえばやっぱりコレしかないなと思い、

3つ4つ買った記憶が。(ちなみに一個数千円したはず)

今は確かどこのメーカーも電動が主流なのかな?だとしたらもう、こんな「はかなくも楽しい改造」をする必要も無いのかな?

つづく


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2014/10/22

鍋・始まる

運動:自転車通勤+家事いろいろ+腕立て伏せ×3回
飲酒:淡麗350ml×3

連日痺れる仕事でくたくた。一昨日など、あわや徹夜か!?というキワドイところまで追い込まれた。
やったことのない新しい作業は過去なんどもあったし、過渡期を超えれば向かい風も多少穏やかになるのはわかっているが、おっさんになると脳みそのほうがダダをこねて、未知なる知識の受け入れを激しく拒むのだ。

お金を稼ぐって、ほんまに大変。

そんなときは、鍋でココロを温めねば。

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山に登った帰り道、時間に余裕があるときは地元の産直市場をめぐるのが定番。飛騨高山の店もスバラシイが、富山市内の店もなかなかのクオリティだった。
この白菜など一個250円という破格にびつくり。近所のAEONだと、1/4しか買えない値段なので。

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豚肉と交互に挟む定番のやつをコンソメで煮るだけ。

野菜のみならず、富山・金沢の回転寿司の凄さに、行けば必ず舌を巻く。とりわけこの前食べた、秋刀魚とのどぐろの寿司の味は突き抜けていた。地元の人ってあんな美味いもんが日常なのか!?
なんとも羨ましいやん。

~マウンテンサイクリング乗鞍~
録画しておいたBSの番組をようやく視聴。優勝した選手と所属する企業との関係とか、わかりやすく進行してゆく。とりわけ、その企業の設備に大型の精密フライス盤が沢山あるのが目をひいた。財務状況も健全そう、、、って俺はどこ見とんねん、、、。

乗鞍のコース風景もいろいろ懐かしい場面がちらほら。しかし自分が走っていた当時は「森林限界」を超えるとなにかこうとてつもない・大気圏の外にでも出たような気分になったが、歩いて登るようになると、樹林帯から森林限界への遷移のあり方が自転車で感じた時の何倍も複雑であることがわかった。植生だけでなく、そこに生きる虫や鳥なんかもどんどん変なヤツが居ることや、

”はい松”の造形が恐ろしく複雑であっけにとられることなどなど。そんなことを思いつつ、また冬にでも乗鞍行ってみようかなと。


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2014/10/20

奥大日岳のつづき

えーと、何を書いていたのか、何を書きたかったのか、すぐ忘れる。
夕方帰宅できたので、そんなに疲れてないはずだけど、人生何度目かの”サラリーマン的ピンチ”襲来で、記憶が曖昧。

●雷鳥沢テント場はヒトリ500円据え置きのまま。豊富に湧き出る水はすべて塩素が混ぜてあるので
 煮沸すること。

で、テントを設営してすぐに奥大日岳へ。
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「早月尾根から続く剱岳」・・・これが見たかったため。
早月尾根についてる有名なサブタイトル「試練と憧れ」を客観的に見つめてみたいとアッチ側にいたとき思ったのを実現。
しかし我ながらほんまよくあの尾根登ったな、、、。テントを背負っての高低差2,500m、もう二度とイヤだ。(今は)

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そんなことを想いながら稜線伝いに歩くこと二時間ほどで奥大日岳の頂上へ。立山へ続くバスの道の全貌がハッキリ見える。素晴らしい場所だった。さらには、

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毎度の”槍・穂オールスターズ”もクッキリ。
立山三山ばかりに目が行きがちだが、手軽でいい山はいくらでもあるんだな、凄いなぁ。

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気温がジョジョに低下してゆくなか、地ビイル400円をしばきつつたそがれる。

●夜間のテント内は気温マイナス五度で、モンベルの#2シュラフでも寒くて何度も震えて目が覚めた。
 持ち合わせの衣装すべて着たけど、まだざむい。カタログ値にある体感気温、あれって自分には当てはまらない。
●足元が冷えるので衣装を入れてある防水袋にシュラフの足元を突っ込んで寝ていたら、ものすごい結露!
 透湿性の無い袋に突っ込んだ自分がアホだった。

●翌朝、すべてが凍っていた。ペグ抜けない、グランドシート剥がれない、テントポールは突き刺さったままびくともしない。すべてお湯をかけて難を逃れたが、本当に困った。

●ペグ代わりに石を使ったけど、その石ごと地面と凍ってしまいびくともせずなんてのもあった。


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ソフトシェル衣装、大満足。小池さんの評判も上々。そもそもこの衣装って、行動着であって保温着じゃないってことを認識しとけばいいと思った。汗をかいてもいちいち着たり脱いだりしなくてスムので便利。

定年後に安曇野や松本、富山に住みたい気持ち。
どうすっかなぁ、、、。

楽しい山だった。

●北陸自動車道・杉津PA(上り)のフードエリアは大当たり。ミニカレーやミニソースかつ丼なんてのは
 おっちゃんの貧弱な胃袋にジャストサイズ。あと、から揚げ3個180円が揚げたてで、油もひつこくなくて
 ぜひリピート決定。おろしそばもちゃんと辛み大根がイケてた。

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2014/10/19

「奥」大日岳

つい先週だったか、安曇野の里山で秋やな~、秋ですな~とうなずいたばかりというのに、
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立山・室堂は初冬ですがな。

紅葉のシーズンが終わりを告げると、ヒトは(日本人は)あっけないもんで、このとおり室堂はガラスキ。
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ちなみに、大陸からの観光客はトップシーズンだったようで、そっちのヒトがあふれておりました。

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だれもおらん遊歩道を、雷鳥沢キャンプ場へ。さいわい軽アイゼンを持って行ったのでなんとかなったが。
融雪の水たまりが酷い「トラップ」になっているとはつゆ知らず、、、、な。

●レギュラーガソリン、大阪市内某区158円、富山市内平均162円。富山市内かなり安いと思う。
●富山マンテンホテルの大浴場はそーとー広くておすすめだが、部屋の壁が薄い。
●富山マンテンホテル室内の電気ポットはめちゃめちゃちゃ貧弱なので、湯煎して食べる食材はムリ。
●富山マンテンホテルの大浴場脱衣場には、セルフ300円で飲める生ビイルがあるので小銭用意すること。
●富山マンテンホテルの駐車場は一泊1,050円。ちぇ、、、。

チェックインするとほどなく小池さんが金沢の職場から到着。翌朝の相談だけして就寝。

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テント数、かぞえたらわずか10はり。その中でも単独女子が数人いた。山ガールという呼称はたぶん失礼だとおもぅ。山が好きならガールもボーイも無いやろ、みんなキセキの景色を楽しみに来た人たちに違いない。


立山発始発のケーブルで室堂へ。今シーズン何回目だろうか、いろいろ思い出す光景がフラッシュバックのように流れてなんともいえん気持ちに。

職場の先輩によくそんな毎週毎週山に行けるもんだなと皮肉を込めて言われたが、
一番大きな原因は「自転車を買っていないこと」に尽きる。二年に一回フレームを買い替えて、毎年カーボンパーツや消耗品を買いそろえることを思えば、登山にかかる交通費など

知れてる。(これ、ホンマ)

テントを設営してすぐさま登山開始。

つづく

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日本の景色もまだまだ捨てたもんやないと思う。

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つづく

奥大日岳から下山すると時刻は16:00
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半袖でもなんとかウロウロできる気温と日差しだったが、油断するとあっという間に漆黒と氷点下の闇が来るのが(今年のGWの燕岳で)思い知っていたので、急いで晩飯。

真夜中に、たまらずしっこへ行ったときに見上げた夜空、、、というにはあまりにも宇宙は黒く、星は気味が悪いほどに瞬く、ほんの2,3分のあいだに流れ星が4つ5つ目視で5ミリほどの距離を生きながらえて糸を引く。

あまりのあっけなさと身もだえするほどの寒さで、星が流れたたら拓郎の「流星」でも歌ってみようかなどという思いは木端微塵に打ち砕かれる。

ほどの寒さ。


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2014/10/17

現地集合

退社後に、月刊長男を軽くこなして帰宅。
アパートのエレベータのドアが閉まるすんでのとこで、こじあけて乗り込む女が一人。

ローラーJDだった。

サークル仲間で盛り上がる予定がぽしゃったので晩飯何かある?などと勝手な事を言うので、寿司酢と金糸卵と刻んだ紅ショウガとあと創意工夫と錯覚を駆使して、
謎のちらし寿司を制作。
本人がうまいうまいと食っていたので、多分大丈夫だったんだろう(何が?)。

今日は午後半休申請。いわゆる「はんどん」ってやつ。
仕事で金沢市内に潜伏中の小池さんと富山で集合。時間があれば、ハントンライスとかチャンピョンカレーとか調査したいがどうなることやら。

つづく

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2014/10/15

税務署員

ちょっと用事があって、阪神電車・杭瀬駅周辺で立ち飲み。
一軒目に「いそかわ」で”あぶり秋刀魚の刺身”をアテに日本酒をしばく。
立ち飲みなのにアテのクォリティが高すぎて、天を突くようだった。

二軒目はこちら


椅子のある立ち飲み(ややこしいわ)。営業時間が18:00~20:00というパっと見やる気の無さが心配だったが、天ぷらのアテをプッシュしている様子。その他のアテも凝ってはいないが、接客はばつぐん。ポールウィンナーを注文したら

剥いて出てきた。

6Pチイズを注文したら、同じく

剥いて出てきた。

閉店間際に店の社長が出てこられて話をうかがう。自分のようなカンジの人間が店にくると、たいがいはどこの店でも「税務署員か!?」と身構えるらしい。ナルホド。

またいこう。

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2014/10/14

台風19号の日

様子を見に行くような田んぼや畑を持ってないので、終日アパートの中でゴロゴロ。

メモの追記を:
●常念岳一の沢登山道の水場の味、黒部源流の水場とまったく違っていた。常念は硬水っぽくて黒部は軟水のような甘さ。
●常念山荘に30分100円とかでケータイの充電コンセトがあった。実際には95%ぐらいがスマホだったけど。暇つぶしなのかそれとも絶えずだれかとSNSで繋がっていないと不安なのか、目の前に広がる山容に一瞥をくれただけでスマホばかりいじってる人がちょいちょい居た。ヒト、それぞれなんだろうな。
●レギュラーガソリン価格は大阪市内某区158円、安曇野市内162円。
●入浴は、「ほりで~ゆ~」というベタな名前の温泉施設で。無色透明の湯で、露天風呂から常念岳がよく見えた。自販機でノンアル売ってます。
●安曇野スイス村駐車場に併設された「そば処こばやし 安曇野庵」で天ざる1,500円をいただく。
そばのレベル高い、量も多い。特筆すべきは天ぷら。どちからといえば家庭で食べるような天ぷらだったが、文句なく腹一杯になる。揚げたて。松本駅前にも姉妹店あるみたい。

暴風雨がそろそろ佳境に入った夕方ごろ、宅急便がきた。
こんな荒天でも届けてくれるプロ根性、凄いわ。

中身は酔っぱらってオーダーした山用のソフトシェルジャケット。着丈に比べてあまりにも袖丈が長かったのでサイズ変更したものが到着。今回の常念に間に合わなかったのでまだよく分からない。せっかくなんで夕方にそれ着てAEONに買い物に行く。

精肉コーナー前で寒冷地体験。特価品を探すフリして数分耐える。

冷気をシャットアウトするが、保温性はやはりいまいちという結論。豪雨も恐らくアカンと思う。
なら、どうして買ってしまった?けっこう値段するのに。

「欲しかってん」。

それ以外、この地球上になんの理由があるもんか。

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2014/10/13

ジョーネンなのだ

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朝日に輝く槍と猿(猿は小池さんのテント泊用まくら。つねに帯同している。)

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この朝の”実験食”。以前にも早ゆでパスタにトライしたが、なんといっても途中で「食べ飽きる」のでしばらくこやつと距離を置いていたが、フト思いついて、スープカレーを濃いめにして”つけ麺”方式にしてみようと思い立つ。これがまぁ

大成功。

最後まで食べ飽きることもなく、テントの中もカレー臭で満たされ、しあわせいっぱい。

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雲海で南アルプス方面は見えんが、この時点での台風の影響は、まだ、無し。

実は前日このテント場について思ったことがある。どうやら小池さんも同じくだったらしくそれは何かと言いますと、
「なんか見える景色が(蝶ケ岳のテント場、燕岳のテント場に比べて)何となく平凡」だなということ。”槍・穂のオールスターズ”が圧倒的な威圧感で迫ってこない。やっぱり標高が少し低いせいだろうという結論に。

そうは言っても、常念の山頂に近づけば
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先日お伺いした鷲羽や水晶も顔を見せてくれたり、

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紅葉の終わった涸沢も一望できたりで、まずまず。

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猿とおっさんのツーショット。こっち側から見る槍・穂は優しくて、あっち側から見る槍・穂は少し厳しいような印象。
ま、どっちゃでもええってことで。

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ソラが碧いなーとか

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あー、会社いきたないわーとか

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そんなことを自由に思うのも、山ならでは。登ったらおりる。山も人生も。エレベーターも。エスカレーターも。
楽しい山旅だったよ。

●下りは乗越から登山口まで三時間ちょっと。

おまけ:
登山口から駐車場までとぼとぼ歩いていると、前から数人のサイクリストが上ってきた。
この林道、斜度もまずまずだが町(安曇野市内)からの距離は車でも2,30分ほどかかるから、そーとー長い登坂。途中、野生の猿もうじゃうじゃいたし熊注意の看板もそこかしこに。そんなネイチャーな道、物好きもいるもんだなぁと思ったら、

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なんと、大石一夫(あえて呼び捨て)。

かつて日本のタイトルを総なめにした往年の名選手。一緒に出たレースなど自分なんかにとっては雲の上の選手だったが、まさかこんな山奥で。お話を伺うと、この近所で自転車屋さんをやっておられるとか。練習会でこのコースを常用しておられるようです。

なんというか、、、

大阪で排気ガスと車の暴力といわれのない人々の中傷にたえつつ走っていた(大げさでないと思う)自分などは、この環境が日常ですと言われるとまったく言葉を失うしかない。こんな凄い環境の中を自由に泳ぐサイクリストを見てしまったら、

またひとつ、自転車に乗らずに山へ逃げたくなる。

アウトドアで楽しむスポーツに、環境は大事だと思うので。


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ジョーネンなのよ

もはや”ジャンキー”と言ってもいいような山活動。
自転車に夢中だったころも、朝錬、昼錬、夜錬とサラリーマンとして常道を逸する取組みの時期があったが、

それに近いかも、、、。

なんて思いながら出発。
今回もホボ発作的・思いつき的に家を出た(ただし、計画はずいぶん前から立ててて熟成済)
●大阪発4:00~安曇野市・一の沢駐車場着10:00
●中央高速・屏風山PAはメニューに蕎麦をラインナップする吉野家があった。朝ごはんに利用できそう。

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歩き出しは10:30過ぎ。さすがにこんな時間から登り始める人なんかおらんみたいで、駐車場はホボ満車。
登山口により近い路駐は、、、気持ちはわかるがダメだと思う。

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崖っぷちの高巻きにある登山道なんかを見るにつけ、小屋の人たちの活躍が忍ばれる。
気持ちのいい森の中を抜け何度も沢を徒渡するので全身にフイットンチッドが充満するのを感じる。
ブナの森を歩くと、少し甘い香りがするのに最近気が付いた。なんだろう?

●四時間で乗越到着(途中かなりの頻度で休憩したけどまぁまぁのタイムか)
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「XX乗越」という場所はいつもワクワク感がたまらん。その向こうに広がる圧倒的な景色にたびたび言葉を失うので。(ただし、立山の”スゴ乗越”だけは別。あのつらさはもーイヤだ)

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●テントは一人800円(トイレチップ込み)。ほとんどの場所が傾斜しているので注意必要。
●エリアは手前と奥の二か所。手前の方が便利かと思いきや、奥の方からもトイレにアクセスできる近道があるのでまったく不自由無し。むしろ、小屋の喧騒がないから絶対奥がオススメ。
●スーパーなドライは350mlが500円、500mlが800円。水は天水が1リットル200円。今回は途中の沢で3リットル汲んでいったのでもうかった(セコいな)

寝不足で士気上がらずだったのでまずは
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こやつをシガシガ噛みながらスーパーなドライをしばいてみる。(ビッグカツ美味い!)

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16:00晩飯開始。食べ飽きてきたっぽい気もするが、寒いのでラーメン鍋一択。
最後はアルファ米を入れて雑炊にしておしまい。
しかし当たり前の話だが、一泊のなんと気楽なことよ。先日のように四泊、五泊になると運搬物がアホみたいに増えるし、食べるものも単調になるしで結構悩んだ。

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安曇野の地味な夜景をバックに、未確認飛行物体を指さす、あたし。

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18:00消灯。いつぞやの、どこやらのテント場のように、居酒屋と間違えてバカ騒ぎするおっさんもおらず、
静かによるはふけてゆくのだ。

夜中ちょっと、雨、降ったけど。


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2014/10/09

ダメつづき

昨夜の晩飯のメインは
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おれをダメ人間にした菊正宗をアテに、AEONで買った鯵の刺身をいただく。

やっぱりうまいな~、菊正宗(本当は櫻正宗が一番スキだが、近所で手配できないので)。

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アパートのベランダ越しに、かけてゆく月を見る。月を見ながら飲むのはビイルじゃだめなんだ、やっぱり日本酒でないとな。
麦秋が揺れる畑や山田錦がたわわに実った京都・亀岡あたりに広がる田園風景の中を、よく自転車で走ったなぁとぼんやり思い出す。

しかしセンチになってる場合やない。
ヤフオクに出そうと思っているサイクルジャージの撮影やら投稿準備がまったく進まん。
とりあえず市場相場を知っておこうと思い、”ウォッチリスト”を設定して眺めているんだが、思いのほか

安っすい。

買ったときの印象は、ともかくカッチョイイし回りに着ている人もまだまだ少ないので希少感溢れていた(と思う)。
、、、けどそれにしても高っかいな~、国産ジャージの倍近い、さすが英国メーカーだけあるわ~と変なとこで感心しつつ金策に走ったもんやが。

それがヤフオクになると二束三文っぽいので、梱包やら発送やらの手間を含めると、動きが鈍ってしまう。
困ったなぁ。


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2014/10/08

ビーコン

週末の三連休を狙い澄ましたかのように、台風接近。
あちこちの山小屋もこの週末で軒並み営業終了となるので最後にもう一発と思って夜ごと地図をぺらぺらながめているのだが、無人の冬季小屋に入れても、水の確保が難しかったりトイレが撤収されていたりするので。

もう、ダメかも。

なんて思いつつインターネットを眺めていたら
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こやつに出会う。

雪崩で埋まったときに電波を使って居場所を特定してくれるというブツ。迷う必要なんかあるはずもないのに、なぜか買い物カゴに

入れたり出したりしてしまった。(やはり菊正宗を飲みながらインターネット見たらあかんやん)

あきらめて、腹いせに(?)登攀用の金具を少しイっといた。どうせ使うものだからいいのだけどこの後ろめたさはなんじゃらいほい。そんな折も折、ケータイ(PHSですけども)メールに荷物の配達のお知らせ入電。

まずいぞこれは。週末に菊正宗を飲んだときになにか買った記憶がうっすらと。自分ではキャンセルしたような気になっていたのに、もう一人の俺がそうはさせてくれなかったらしい。

自分の中のビリー・ミリガンは無駄遣いがスキなのか?

、、、アカンやん。

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2014/10/07

内示

もはや定常化してしまった言葉だが「いろいろありまんな~」。

部署で長らく庶務全般を引き受けてくださっていた、ボスの秘書(シニア女性)が内示を受けて他部署へ。
今月半ばにもフロア移動とか。要員の補充の見込みは当面無いから頼むわなとボスに言われて

凍りつく。

庶務といっても業務プロセスのかなり深いところまで扱っておられたので、そのお鉢が自分に回ってくるんだと思うとホンマに膝が震えてくる。
水夫が減り、オールの数も減るけど、減速は許されない。笹船なのに不沈艦を装わねばならない。

漕ぐしかないか、、、自分で選んだ舟だものな。

えーと、あと昨日は何したっけな、
サイクルジャージが衣装ケースを占拠してパンパンなので、ヤフオクに出そうと準備し始めた事かな。
それで、一度は足を洗ったヤフオクのアカウントを取り直したりいろいろ。

定期健診の結果も来た。
自腹で付けたオプションの癌細胞の有無はとりあえずセーフ。
尿酸値はギリギリ一桁。
身長0.5センチ縮む。
体重は入社当時に戻る。
遠視、すすむ。

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2014/10/06

休暇最終日

強度のさざえさんシンドロームな日曜日:

一人街へ。

近所にうまい蕎麦屋があるので、十割の細挽きをアテに岩塩をなめながら冷酒をしばく。
ゼッコーチョーだ。

そのまま酒飲みのメッカ(またメッカや)大阪・天満商店街へ。

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土手焼きをアテに大びん一本をしばく。
やはりゼッコーチョーだ。

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閉まっている。
けしからん。

そのまま商店街をあるいて中崎町で
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風呂屋発見。440万円払って入浴。
こんなこともあろうかと、風呂セット一式携えてきたという念の入れよう。

自転車に乗り倒すのもいい、山もいい、立ち飲みしながら銭湯めぐりもいい。
世の中はおもろいことで満ち溢れている(とおもわなやっとれん)。

大小の浴槽にジェットバスとまずまずのラインナップ。しかしスチームサウナが無料でサウナが有料という表示が謎だ。

どんな仕掛けが???

ともあれ、不必要に出たり入ったりせねばならんのが銭湯の流儀なので(たぶん)、浴槽->水風呂->浴槽->脱衣場で涼むのリピートを。
(不思議とここはボティアートなおっちゃんおらんかった。めずらしい)。

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納得ゆくまで遊んで、次のテキトーな立ち飲み屋でビイルやら焼酎やらをしばく。
(頼まれてもないのに)551で豚まんを手土産に買い、またぞろ酔っぱらっていらんもんこーてきたやろーと
叱られるという

楽しい結末。

夜はやはり8時に寝ました。


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高野山

土曜日は晴れ:

大阪市内の小学生の林間学校のメッカといえば高野山(今は違うのか?)。

そこそこ標高高いので夏でも涼しく、坊さんがウヨウヨいるのが高野山。小学生はまず墓の多さと「ゴマ豆腐」のなんともいえん味の洗礼を受けるのが高野山。

そしてサイクリストならば大阪から往復の練習場所として(けっこう距離あるけど)行かねばならぬ高野山。
そんな高野山へあえて電車で。

南海電車の改札前にステキなパン屋発見。
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チンチンに冷やした白ワインまで売っていたのでこやつをアテにパンを食べるというスタイル。

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当然、チイズもお忘れなく。
こんな旅の弁当を見れば、南海電鉄と和歌山県は、高野山を観光のメッカとしているのがよくわかる。

しかし真言宗の現場に行くのに”メッカ”という言い方もどやねん???

と考えていたら、いつしか

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メッカ到着(ややこしい)。

諸大名や歴史上の人物の墓がフルコンプリートで並んでいる。あとで知ったことだが、これは墓ではなくてなんちゅうか墓のサテライト?慰霊碑?的なものらしい。

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ランドマークも一応押さえておく。

しかし鹿がうろうろしていないのがチョット物足りない(それは奈良です)。

高野山といえばついつい延暦寺と続けたくなる(それは京都?滋賀?です)。

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凄いだらだら過ごした

水曜夜中に帰宅して木曜昼過ぎまで寝たり起きたりの繰り返し。
やっぱり思った以上に疲労が溜まっていたのと、回復力の衰えがすさまじいのとで。

アパートの狭いベランダは、テントや寝袋やその他炊事道具とか登山靴とかを干して、足の踏み場もないほど。
それらに日光を当てながらぼんやり旅のことを思い出すのはけっこうシアワセだな。

これが雨に打たれまくってあまりよい思いをしなかったときは、「あのときあーしとけばよかったな」とか「あの先へ、もっと行けたんじゃないのかな」とか、いろいろ後悔したりもするもんだが。

夕方に、昼夜兼用のよくわからないものを食べて淡麗350mlを沢山飲んで夜8時に寝た。

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2014/10/02

太郎平、折立の駐車場

10月1日のおまけ:

もう一泊して薬師岳に登るプランもあったが、なんとなくもういいかなと。

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小屋の「太郎ラーメン」とかいうどっかで聞いたようなメニューでエネルギーを補てん。ジブンの中では、有名な西穂高山荘のラーメンよりこっちの方が好きかも。行者ニンニクの風味がよい。

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夏の縦走の失敗はぜんぶこれで帳消し。それに今思えばあのトキあのまま台風の中突っ込んでたら、今頃こうしてウダウダ日記を書くこともなく(てんてんてん)。
無理せんでよかったな、、、と。

尻に根が生えそうになるのを鉄の意志で振り切って、来た道を戻る。
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延々、延々、さっきまでの感動がすべて乳酸に変化して全身を襲う。

どうなっとんじゃい、わし、、、てなぐらい疲れ噴出。

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小池さんも疲労の限界を超えたのか、お互いの会話もシドロモドロ。ともかくもう足を前に出す、ひたすら出す、考えると立ち止まってしまうから、全自動で足を出す(あほや)。
途中で熊が出てもジャーマンスープレックスを出せるかどうか、、、それほど疲労困憊。

そうして午後三時、ついに駐車場着。この日の9時間の行動おしまい。

全身臭い、ひげぼーぼー、髪の毛ねちゃねちゃ、日焼けで唇割れてたり。

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ずっと上から見てた有峰湖がこんなにきれいだったとは。

いい旅だったな。

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薬師沢、太郎平

10月1日:

あんまりよく眠れなかった。
部屋は清潔で広く、布団や毛布は暖か。けどやっぱり自分以外のヒトの動きとか物音とか関係あるんだろうか。
厚さ1ミリに満たないテントの心細さ、吹雪だったり雷雨だったり動物の気配だったり自転車から山に軸足が移ってまだ何年にもなってないのに、そーゆーのを差し引いてもやっぱり「気楽さ」が自分たちにあってきたのかも。

そんなこんなで標準的な山小屋の朝飯を食って食って食いまくって(米を)、隣の小池さんも必死で食べる様子が涙ぐましい。で、6時出発。

前日まで稼いだ高度を黒部川まで一気に下るという理不尽な日。しかも話に聞く劣悪な段差が一時間半も続く。
この登山道を作った労力はさぞや大変やったやろなと感謝して思う反面、

「もうちょっとどうにかならんかったんか?」というのが正直な感想。なので途中の写真は撮る余裕なし。

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雑誌で見たことある小屋の姿がそこに。こんなえげつないとこに小屋立てたひと、えらい。

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当然水のうつくしさはけた外れ。

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小屋前のアトラクションも雑誌で見たとおりのスカスカ感あふれるもの。

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借りたトイレの美しさに酔いしれる。
浅い登山歴の中で「ザ・便所」と呼びたいトイレはほとんど見なくなっているような気がする。
ブームのおかげだろうか。

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ここを拠点にして毎日釣りをして過ごすというのもあるのか。自分は釣りをしないけど、楽しいだろうなぁ。
とくに目的はないけど泊まっていこうかちょっと迷った。けどまぁ、先へ。

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消費した標高をまた稼ぐが、背中の荷物の重さはもうすでに気にならんぐらいこの五日間で気持ちが解放されつつあるのがわかるので、足が軽い軽い。むしろ

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もう歩くこともテントで寝ることも終わる寂しさばかり。振り返ると登った山が全員見送ってくれてたりするもんでよけい

たまらんかった。

出発するとき、地図を照らし合わせても何の山やらさっぱりわからんかったのが、全部言えるようになっていた。

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紅葉も最後の挨拶してくれたし。

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五日前に右から行って、左から戻ってきたという。

歩行距離50キロ、累積標高4,400メートル、食べたアルファ米たくさん、出したうんこの量同じく、思い出ごっそり、また行きたい度、、、内緒。


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黒部源流、水晶岳、雲ノ平

9月30日:

つかれて起きれず。這うようにテントの外に出てみたら曇天で不安になるし。気温は5度。
居心地のよいテント場を離れるのは前日同様ちょっと悲しいが、先へ進まねば。

背中の荷物はあいかわらず重いが気持ちは日に日に軽い。

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ついにここへたどり着く。
このあたりの一滴が流れ流れて黒部川に注ぎ、それが大河となって黒四ダムに集まって電力になり電線を伝って我が家に来るおかげで、

吉本新喜劇をTVで見ることができるのか。ナルホド。

いったん下がった源流部から再び登り返す途中に
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げっぷが出るほどの紅葉の歓迎を受けることに。

標高2,800mあたりの鞍部にザックを置いて例のAEONの”アタック袋”に防寒着やら行動食やら詰めて水晶岳を目指したものの、小池さんとの共通の感想としては「剱岳よりヤバイ」ということ。
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切れ落ち度とかじゃなくて、地面がザレザレのボロボロ。山名の通り岩肌をよくみると水晶が混ざっていたが、そんなもんどーでもえーわと思えるぐらい

ぼろぼろ。

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水晶岳(2,986m)。頂上かなり狭い。軽四×4台置けるか無理かぐらいの広さ。

前日の午前、この場所からカメラのレンズキャップをコロコロと落として拾おうとした人が滑落して亡くなられたとこの日の夕方に聞いた。
レンズキャップ一個が何円するかしらんが、命を引換にすることはなかったんじゃないのか。
ご冥福を祈ります。

鞍部まで戻るとモーレツに腹ペコ。小池さんも自分も普段は小食なのに、山に入ると危機感が発動されるのか、ともかく四六時中腹が減っている。食べないと動けない。コンビニどころかヘタすると水の確保さえ危うい。
幸いこんな山奥にも水場があるので湯を沸かし
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レトルトのパスタで昼飯。

●湯を沸かして3分とかで食べられるもの、次から沢山持つこと->おれ。

きのうまで半袖Tシャツで歩けたのに、背後にはすでに秋のソラ、迫る。

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灯台みたいな存在の山かも、槍。

”小屋は見えてからが遠い”リフレイン。
雑誌で見て憧れを抱いた「雲ノ平山荘」が遠くに。
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地図で読んだら1時間強と出たが、なんのなんの。まぁ急ぐ旅でもないし景色に足止めされること多数。それに、もう当分来る(来れる)こともなかろうと思えば、一歩一歩大切にと。

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そんな調子のエエ思いは一瞬で吹き飛ぶほど「遠い」。
全部木道でイケると思ってら大間違いで、ふつうに登山道があったりで、当初「我が国最後の秘境」と言う甘美なキャッチフレーズなんぞもうええ、もうええちゅうぐらい

木道続く。

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「石狩鍋」

山行途中で出会った人が口々に「雲ノ平の石狩鍋は美味かった」と言うので、北海道と何か見えない糸でつながった山荘なのかあるいは雲ノ平でシャケの養殖?とか頭の中をいつしか石狩鍋が充満してしまい、それにたまには手足延ばして寝たいなとか普段からめっぽう自分に甘い暮らしがここでも露呈して、なんの迷いもなく小屋の受付で

「一泊二食、二人」と。

●一泊二食一人9,500円。水は天水が1リットル100円。ビイルは350mlが650円。
●この日に限ってというか、晴天続きでテント場の水が枯れており、テント泊者には無料で水1リットルが支給。
 トップシーズン以外は要注意。


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平日なんでガラスキ。30人定員を小池さんと二人で独占。ただし、消灯後に入室して翌朝3:30に出発していった謎のカップルが。

あんたら、怖すぎる。

ともあれ、どこの小屋でも言えるが、小屋番やアルバイトのおにーちゃん、全員長身で男前すぎるし、おねーちゃん細身で美人すぎる。なにをどーしたらそんな男前や美人になるのかおっちゃんに教えてくれ。

婚活するなら山へ行け!

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来世の婚活はここだと固く誓いつつ、ベランダで飲み倒す。

この日の行動時間は8時間。もう歩けない。


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黒部五郎から鷲羽岳

9月29日:

やっぱり(天気を)恐る恐る起床して撤収。
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そろそろ体と衣装がかすかな異臭もあったりするが、

無視。

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振り返ると、小さくなってゆく山小屋を見るのはけっこうつらい。なにかあれば逃げ込める安住の地を捨てて、、、なカンジを振り切るのは、普段よっぽどアマアマな暮らしをしているからだろうな。

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「どうかこの青空がウソでありませんように」、、、とメルヘンな祈りをしつつあるく(マジで)。
ほんまに、それほど夏の縦走で痛い目にあったので。

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三俣蓮華岳(2,841m)
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テニスコート四面ぐらいの広さ。「100名山」ではないけど、そんな順列などどーでもえーわと思う。
思うほどに景色が凄い。ランドマークの”槍”もクッキリ。

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日陰になっていても、その帯になった紅葉の凄さに目をうばわれて、全然前に進めやん。

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紅葉の凄さに意識が薄れゆくなか、三時間ほどで三俣山荘前へ。
トップシーズンじゃないので小屋の中はことさら静かで、真夏の田舎の家の土間の薄暗くて静かで涼しい風がすぅーっと吹き抜けるような室内に瞬間でメロメロになり

ここにテント泊決定。
こういう自由なとこがテントの醍醐味かと。

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●テント一人800円。トイレは小屋のを使用(めちゃくちゃ綺麗)。水は無料で飲み放題。ビイルは350mlで650円

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そして手ぶらで鷲羽岳(2,924m)。頂上はクラウン6台ぐらい停められる広さ。

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すぐ横に、大昔は噴火口だった?ような碧い池が。

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人類で初めて紅葉を発見したやつ、えらいなと思った瞬間。

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ピーマンのコンビイフ詰めを焼く(油忘れて鍋こげた)。

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鷲羽岳をアテにこ650万円のこやつを注入。


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夕日に焼ける「鷲」と我が家。
こんな優良物件なかなか無いが、最寄駅から

徒歩3日というのがネックに。

この日の行動時間は6時間。全身筋肉痛であまり眠れず。


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黒部五郎、三俣蓮華

9月28日:

恐る恐る起床。
なんせ、前回が天気に怯えてばかりいたので。

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信じていいのかどうかわからん晴天(これほんま)。

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●100均で買ったタッパにどん兵衛の蕎麦がフイット。即行動できるかと思って試してみたが、腹持ちが悪いのと喉が渇いて仕方ないので「次は無し」。

てなことをしつつテント泊ではありえない「7時スタート」
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小池さんの背中の茶色い物体は、ぬいぐるみの形のまくら。快眠優先の策とからしい。
この時点でもまだ紺碧のソラが信じられず、ただただ晴天が続けばいいなと。

095
やっと山のデカさを信じる余裕も。

101
待ち受けるシンドさが、まだよくわかってない状態。
”北ノ俣岳(2661m)だったが、なんかそのあたり。普段大阪市内のどやどやの中で生きてるじぶんにとっては、この高度でもすでに天国なカンジ。

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ラジオが言ってた意味がここでわかった。自分にはどうすることもできやん。風景の一部としてただただ噴煙を眺める。誰かが死んだのか、誰かが生き残ったのか、自分には前途洋洋この先も楽しい日々ばかりある、死んでもいないし苦しくも無い。

秋空に太陽がまぶしいなと思った。ただそれだけ。

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昼をまわってキャツラが追いかけてきたので先を急がねば。

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黒部五郎(2,839m)。頂上そんなに広くないけど100人ぐらいなら大丈夫そうな広さ(なんじゃそれ)。


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アタック用のサブザックを忘れたので、AEONの景品でもらった買い物袋が背中に輝くのだ。
(サイズがあわんので、腕の血が止まりそう)

食糧計画と飲料水の管理は小池さんなのだが、1時間で水500シーシーだという。ふーんと思っていたがなんとなく妙な気がしたので聞き直してみたら「二人で500シーシーな」と。

が~ん。

運動量もさることながら標高2,500を超える場所を延々歩くっちゅうのは乾燥の度合いも違うってことで

「ぜんぜん足らんやん」。

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小屋(黒部五郎小屋)は見えてからが遠い、、、は、ホンマそれ。
写真の谷底までタク乗ったら5,6分かそこら。

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とうとう水筒がカラになり、仕方なく飲んだ雪渓の水の甘さ、驚愕!

●カール・ルートは水が豊富にあるのでいくらでも飲める。稜線ルートを歩いた人は口をそろえて「景色が見えなかった」「めちゃくちゃきつかった」「おもろなかった」と言っていたのでカールおすすめ。

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何億年前か知らんけど、そーゆー時代からここにころがってるような石でボルダリングのマネなど。
だれよりも速く歩くとかだれよりも険悪な道をゆくだとか、そーゆーのは自分にはどうでもいいかもしれない。
自分の本当にやりたいこと、行きたい場所は、こーゆー自分以外の生き物のいない静かな場所なのかも。

190
●コースタイム1:40のとこ2:00以上かかった。疲労困憊。

小屋締めがあと1日だったか2日だったかなのでけっこうドキドキ。

193
●テント一人、1,000円。ビイル350ml、650円。水無料。トイレは小屋内を使用、めちゃくちゃ綺麗だが、和式便器の位置が床とつらいちになってなくて高いので、ケツの皮膚が微妙にあたるので

冷たい。

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晩飯は、”紅ショウガ入れすぎ風”日清焼そば。

203
黄色系の紅葉すごい。ざっと数えたら50ぐらいテント張れる場所あるけど、こんな不便なとこに果たして、、、。

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笠ケ岳がまるみえ。ルート的に行けないこともないがまたおいおい。

夜は人工衛星が左から右に線を引きつつ動いていったのを見たキリ、満天すぎる星空を見ることもなく(贅沢な話だが、見えすぎると何が何やらよくわからんので)19時消灯。
テントの真横が森なので、森のくまさんに出会わないかけっこうドキドキ。

この日の行動時間は8時間。

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夏と秋の境界線の上、行ったり来たり

~何日も前から計画を立てて、仕事をしてても気もそぞろ、見上げる空にはくも一つなくて、ザックの重さにはヘキヘキするけど、足は自然と前へ前へ。そんな日々を毎日続けてこうしてブログを書いてるヤツもいれば、まだまだ登りたかった山もいっぱいいっぱいあっただろうに、47人もの亡くなったひともいるってな。生きると死ぬの分岐点って、どうやって決まるんやろかな~


なんとなくサラリーマンになって毎日サンドバッグにされてあーもー、どーでもえーわーとゆう日々を送りつつ、気が付けばいつしか「勤続30年」。”リフレッシュ休暇”が配給されたので山へ。

その前に、夏休みに失敗した縦走のタネを明かせば、立山の室堂をスタートして岐阜の新穂高温泉まで歩くという意気込みだけは一丁前な計画を立てたが、散々な(天気の)結果に。そして人間やっぱり行けやんかった遺恨はいつまでもウジウジ残るもんで、じゃぁその続きをやるか!ってことで。

(個人的なメモは●で)

9月27日:
午前4時に家出。午前10時に折立登山口着。ぐしゃぐしゃな字で登山届け書いて投函(絶対書いたほうがいいと思う)。前回敗退してころがり落ちる様に帰ってきた登山口を見上げて、ちょっとげんなりするものの、「ま、今日は雨降ってないし、、、」と自分を鼓舞しつつスタート。

009
無料駐車場はぜんぜんあきなし。ギリギリのスペースでなんとか。

011
歩いて数分の紅葉で、すでにかなり満足したり。

019
途中にあった、インデアンのなんたらゆうヤツっぽいのがあった。多分積雪量を測るのか?
山にいくと、謎の人工物がちょいちょいあるので楽しい。

020
「有峰湖」がうつくしい。自転車でツールドオキナワに行くと、かならず目にする湖に「満湖(音読みが正しい)」があったなと、いらんことを思いだす、、、、。

なんといっても初日の辛さといえば、背中の重さにつきるが
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燃えカスのような夏空が救い。

048
●キッチリ4時間で”太郎平”到着。土曜やというのに拍子抜けするほどのヒト。
●トップシーズン以外はここでテント受付&ビイル買付をしないとだめらしい。受付はまだしもビイルは危なかった。

051
この時点で見える景色といえば、、、ただ「うへ~、綺麗やな~、凄いな~」という小学生でも言える感想しかなかったが、ゴールして改めてこの場に立ったときにすべての山の名前が言えたという。
苦労して、目を白黒させながら歩いて、頂上に立って、そこで風に吹かれて、やっと名前が風景とともに記憶に刻まれるんやな~ってことが、

あとあとわかった。

てなことはまぁいいとして
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夏場とは雲泥の差のテント数。張りたい放題。

062
小池さん、人生初1リットル缶の一気飲み披露。
●1リットル缶・1,300円

寝る前に、AMラジオで天気予報を聞く。雑音だらけの中に「噴火」とか「水蒸気爆発」だとなんのことやらサッパリわからん単語が流れてきて、台風17号の話がまったく出てこやんので妙やなと思ってそのまま寝た。


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