木曽駒ヶ岳
週末ごとに天気が崩れるのはなんでだ?おかげで計画ダダ崩れ&十分な下調べもなく山への飢餓感だけでイってしまうといろいろ厄介ですという日記。
重視したキーワードは「日帰り」「ロープウェイ」「それなりに展望」。
で、浮かび上がった場所が
(木曽)駒ヶ岳ロープウェイ。
※メモ
・ドアtoドアでここまで片道4.5時間(それなりに法定速度で)
・バス+ロープウェイは3,800円だが、モンベルカード一枚で一人だけ3,580円(うるおぼえ)に割引
・バス、ロープウェイともに一時間に1本だが、繁忙期は臨時便が沢山出る。
・高速道路駒ヶ根IC降りて五分でバス停がある。
西穂に比べるとややこじんまりとしたゴンドラ。途中、南アルプス越しに富士山が見えたりする。
ホテルに併設された山頂駅へ着くと、登山客はみなおもむろにアイゼンやらハーネスやらものものしい装備。
冬山ならではの装備が、この山の厳しさを醸し出す(のか?)。若干引き気味にたたずむ自分と小池さん。
紅葉の季節のパンフダケが事前の印象で、さぞやうじゃうじゃの人がとおもいきや
ガラ~ンとしたカールが広がるのみ、、、、。
印象で言えば、”こじんまりした涸沢”ちゅうところか。で、まぁ有名な場所だしGPSだけで何とかなるやろと思っていたが、
雪の下に道標が埋まっている環境で、地図を忘れて右も左もわからんので苦笑いする図。
そんな危機的状況にも
やるきまんまんで準備するヒト。
ともあれ、このままここで立ちすくんでいるワケにもいかんので、
先行するチーム(と既存の踏み跡)を厚かましくトレースしていきゃなんとかなるやろと。
(本当はそーゆーことはしてはいけない)
このあたり、アイゼンもピッケルもよく効く雪面なので余裕。
結論から言えば、「乗越浄土」という地点まで登れたが。途中から斜度がドンドコあがり一歩一歩に緊張しながら。そんな場所でもトレッキングポールでガンガン行く小池さん、あんたほんま凄いわ、、、。
途中から腹が減ってがくがくする自分を追い越してゆくしまつ。
宝剣岳(?)に立つおっちゃんを見て、出発しようとする小池さんを拝み倒してこの日のゴールはここまで。
あとで聞いたら本気がイクつもりだったとか。
わし、写真だけで満足。しかしそんな楽しい時間もつかの間、今登ってきた傾斜を下りねばならんとおもうと
ソワソワとドキドキで。
事実、下からみてたら下りてくる人の足取りの重たそうなことが見て取れたので。
プロから習ったことを思い出し、ともかく慎重に足を運び登りと変わらんペースでロープウェイ駅をめざしていたら、横から赤いイナズマが
他のヒトがやっていた「シリセード」、小池さんがピッケルを起用に雪面に刺してヤッホーヤッホーと叫びながら加速してゆくので、自分には持ち合わせてない度胸とか体の強さとかうらやましーなーホンマにもー。
ともあれ、カールで急峻な地形なのであちこちに「雪崩注意」「雪崩危険」の立札とロープがうるさいほどに立っていたので結構な緊張も。紅葉の時期にはキョーレツに「燃える」らしいからまた行きたいな。
そうそう、往復のバスはもちろん
かぶりつき席で。
駒ヶ根の町にもどると、南アルプスが手招きするのだ。死ぬまでにいけるんだろうか、、、。
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コメント
小池さん、尻セードマスターしはったんですね。もう先輩ですわ(笑)
やっぱり小池さんは男前ですね。
投稿: さかじい | 2014/03/31 18:45
すんばらしい風景!
でも、モンベルカードって…。
初耳ですわ。
投稿: わがお | 2014/04/01 00:40
●さかじいアニキ、生まれつきそこそこ「小器用になんでもこなす人」っていますよね。羨ましいですわー。
●わがお兄弟子、モンベルの会員証ですわ。提示するだけで割引になる施設が沢山あるのでちょっと便利かも。
投稿: ローラーおとこ | 2014/04/01 10:08