剣岳 点の記
テレビを点けたら偶然目に飛び込んできたのでそのまま視聴。ついでに、立山周辺の山岳地図まで広げるというおまけつきで。
”アイガー北壁”の手に汗握るやや史実をデフォルメ(?)したような映画のあとに、確か映画館で見た記憶がある。そのときは、地味でシブイ映画やのぉ~という印象に終わったけれど、昨年秋に室堂へ行って肉眼で剣岳をおがんだこともあり、昨夜はまた格別な印象を持った。明治の近代登山を支えた地元の案内人のかっこよさがなんともかんとも。
画面の後ろに流れるクラシックも、ぜんぶオーケストラの生録音だという、手の込みよう。
昭和44年、この山で15パーティー・81人が同時に大量遭難したという事件があった、、、のを、書籍化したプロジェクトXで読んだが、ここでも獅子奮迅の活躍をしたのが、立山の麓に住む山案内人の人たち。
ダウンもゴアテックスもGPSもスマホも無い時代に、よくぞ登ったもんやなー。
六月に同じ木村監督作品「春を背負って」が公開されるので、これも見なければ。
てなことをしつつ、またまた後回しにしそうになる気持ちを奮い立たせて、確定申告の書類をついに作成。
あとは投函するだけだが、どーかひとつ「ダメ出しされませんように」。
投函といえば、先日小池さんが買った登山用のズボンがとても良いと聞き、自分もオーダーしてしまった。
一番の決め手になったのは、前についてるファスナーがWジッパーになっている点。
クライミングハーネスを付けているときにシッコするときの苦労は筆舌に尽くしがたい。これがWジッパーだと、下方からファスナーを開閉することができるので。
一見フツーに見えるズボンも、いろいろ考えてあるんやねー。
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コメント
映画も見ましたが原作も良かったです。
一昨年の雷鳥沢のテントの中で、わざわざ読み直しました(笑)
投稿: Shallow | 2014/03/06 08:51
アニキ、下方から開くジッパーでも噛み込み注意してほしーの♪
投稿: bfz | 2014/03/06 09:33
●おじき、山岳小説を現場で読むのは最高の贅沢ですね。
●ブラジャーbfz! 最大級の有事!!!!
投稿: ローラーおとこ | 2014/03/06 09:39