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2013/12/02

アイゼントレーニング

前日の山の疲れも抜けきれぬまま、またしても山へ。

いつものクライミングマイスター、岩登りだけでなく雪山でも底知れぬ体力と技術力でスパルタ(?)指導炸裂。
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あとで聞いた話だが、北アルプス・屏風岩を伝説の二往復とか。

人間ちゃうやん、、、。

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弟子たちもアトに続くが、同じポイントに同じ爪を置いても、角度が少しでもあわないとスベルスベル!
この辺のさじ加減は、目から鱗がぼとぼと落ちる。

いつもは運動靴をはいて30分ほどで登りきる芦屋・地獄谷なのに、アイゼンつけてピッケル持ったら景色は激変
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2時間も悪戦苦闘することに。それだけ慎重にあるかねばということなのだ。

大勢のアイゼントレーニングのヒトが地獄谷を遡行しているので渋滞も引き起こしていた。後続のシニアグループに道を譲り、滝をひとつ越えたあたりにつくと先ほどのグループの様子が変。
グループの女性の頭に巻かれた包帯にかなりの出血。以前にも知り合いが連れてきたヒトがここで落ちて全身ずぶ濡れになった場所なので、同じく滑って落ちた拍子に頭を、、、か。
グループの何名かで手分けして介護や連絡をされていたみたいで、ほどなくして

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芦屋市ハイパーレスキュー登場。
ものすごい爆音。せまい谷が続く場所でしかも高圧鉄塔が沢山あるから、けが人をホイストする場所が凄いした。
気がかりになりながらも先へ。

自分もきをつけねば。

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「間違った爪の使い方」も習ったり。

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花崗岩のステージでは、ピッケルとの併用も。プロガイドの講習会、しかも雪の無い場所ではたしてどうなん?って思ってたけど、なんのなんの。
本やネットやビデオだけでは伝わらん細かくて本当に大事なポイントがてんこ盛り。
なにより、一般のハイキングコースで12本爪つけてピッケルもって歩いてたら、奇異な目で見られて縮んでしまいがちだが、

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晩秋の六甲は「紅葉とアインゼントレ」と相場が決まっているので安心。

さて、本番どこへ行くか、、、。


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コメント

物欲を満たしつつ、またまた新しい扉をこじ開けましたね。これからの展開が楽しみ〜。

投稿: わがお | 2013/12/02 12:40

雪なしでアイゼン・ピッケルww!
こういうトレーニングがある事すら知りませんでした。
やっぱり冬山はロ~ングパス。

投稿: ハム | 2013/12/02 15:05

また詳しくご指導くださいな(笑)

投稿: さかじい | 2013/12/02 17:04

●わがお兄弟子、物欲は地味に満たされておりますが、いつものクライミングと同じくボロが出ました。筋力不足を痛感しております。
●ハムにーさん、雪山なめてました。猛省中~
●さかじいアニキ、一回50円でw

投稿: ローラーおとこ | 2013/12/03 08:33

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