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2013/11/25

大普賢岳周回

~危ない所が特段好きなワケでもないのに、なんでこうなんねん~

下山後一発目に思ったことがコレ。

翌朝5時起床。自分も小池さんも段取りに手間取り6:40出発。
さすがにここにテント張って山登ろうなどという酔狂はウチだけだったもよう。

6:40スタート。
前回、雨天で途中敗退したときとは森の様子がガラット変わっていた。深い緑に覆われていかにも”大量の水を含んでます”的だったのが一変、足元はフカフカの落ち葉の海、見上げるとソラが見えるほどに葉っぱが枯れていた。まさに晩秋の森。
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大普賢岳頂上までは堅牢な梯子(総じて角度ゆるめ)が沢山あるけど知れてるレベル。

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二時間半ほどで頂上へ。関西最高峰・八経ケ岳もよく見えたのと、自転車ではトンネルしか知りえなかった”行者還岳”も初めてその山容を眺めることができた。あのころの自分へ言いたい「行者還のスバラシさはトンネルだけちゃうぞ~!」。

この日は晴天の日曜なのに、頂上にいたの我が家含めてわずかに4人。その先へ行ったのは我が家だけという。あとで小屋番のおっちゃんに聞いたら、9割のひとは大普賢の往復だけだと。

「理由はあとでわかるハメに」。

市販のサンドウィッチとサーモスの白湯を飲んで先へ。縦走中にコンロを出すと大きなタイムロスになることが最近やっとわかってきたので。

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北側の斜面は真冬。軽アイゼンも付けて。
事前の予習では何個かのアップダウンを繰り返すように書いてあったが、このアップダウンが言葉以上にアップダウンでつらかった。そうこうしていると
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「稚児泊」。とても稚児が泊まれるような場所ではなく、ただただ寂しいばかりの森。ところが、ここがクセモノで四方八方に”ルートらしきもの”がある。調子に乗って歩き続けたら間違いなく「行ったらアカン方」へ行く確率たかし。
今の今まで宝の持ち腐れになりそうだったGPSを出す。ふと見ると
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修験道のちいさいちいさい標識があった。このルートは山岳信仰の道なのでいたるところに修行の岩場があったりするのだが、このプレートがなければ今頃は、、、。

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一見すると一番ルートらしくない道が正解。

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そして七曜岳の頂上へ。ここまででも相当大変だったので、あとはドンドン下るだけやな~、あ~よかったよかったと思ったが、よもやここから先が本当の

核心部だったとは。

かつて体験したことのないほどの急降下(ここを登りに使うやつは絶対おらんと思う)やら鎖があるとはいうものの容赦のない断崖の切れ落ちが連続してたり、カチンコチンに凍った梯子が(しかも古い木族)連発したり挙句の果てには垂直20メートル岩登り(鎖あるけどそーゆー問題ではない、、、)。行きつく暇もないとはこのことか。
途中から何本鎖があったのか何回梯子を登ったのか下りたのかもうわからんようになってきた。

おまけに山肌に切ったトラバースがどいつもこいつも「細すぎる」

おかげで
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安全地帯、つまり往路との分岐点に戻るまで一切写真撮る余裕なしが全てを物語る、、、、。
休憩を除いて実に8時間歩き続けたのもきつかったが、なによりメンタルが疲れ果てた。
小池さんいわく「槍より数段怖かった」と。

けど、いい山だったな。

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コメント

七曜岳から無双洞をまわって降りてくるルートですよね。かなりアドベンチャーチック満載のルートやったようですね。なんとなくオーソドックスに大普賢岳を周遊するコースのように感じますが。。。
行ってみんとわからんし、なので気を引き締めて行かんとあきませんね。
天気が良かったのが何よりでした。
お疲れ様です。

投稿: さかじい | 2013/11/25 11:20

●さかじいあにき、無双洞も底無し井戸も気付かずに通過してしまいました。それほどまでに疲労困憊&メンタルボロボロになりました。晴天が救いでしたね。

投稿: ローラーおとこ | 2013/11/25 11:59

アトラクション豊富な山でしたな!
GPSも、役に立ったようで何よりです。
そうそう、私は山行前にヤマレコというサイトからGPSへカンニング用ルートを入力してます。

投稿: bfz | 2013/11/25 13:43

●ブラジャーbfz !なんとそんな奥の手があるとは!?ヤマレコぼんやり見てましたよ(汗。

投稿: ローラーおとこ | 2013/11/25 14:42

和佐又でビンびーる飲んで和佐又山登って帰るようにします。勉強になりました。

投稿: ハム | 2013/11/25 14:53

槍より数段怖いとは関西の山も中々厳しいのですね、
自分は六甲止まりです(笑

投稿: uechicchi | 2013/11/25 15:21

●ハムあにき、我が家ももういっぺん登るかとなると、大普賢岳往復でお腹いっぱいな感じです。今回会えませんでしたが、ヒユッテには胴体に「ワサマタ」と書かれた犬がいるそうです(野犬と間違われないように書かれたそうです)。
●uechicchiアニキ、静かな山行は好きですが、「静かすぎる」のは滑落や道迷いで未発見の可能性が高い地域でした。おまけに鉄塔や道標やらの人工物がほとんど見当たりません。凄いコースでしたよ。

投稿: ローラーおとこ | 2013/11/25 15:41

アニキ、山行いや参考まで…
e-Trex30をPCにUSB接続しまして、
Garmin eTrex 30>Garmin>GPXに、ヤマレコから落としたGPXファイルを保存すると、カンニングルートで使えます。
数点、細々とした設定などあるかと思いますが、SEなアニキであれば問題なく使え、実戦投入可能です。

投稿: bfz | 2013/11/25 19:45

大峯山系は白装束の行者が猛スピードで音も無く駆け抜けていく姿に遭遇する人が多いのだとか。テン泊だとさらに目撃率高いとか。

投稿: これしき | 2013/11/26 09:28

●ブラジャーbfz !ええ情報おおきに。次回使用が楽しみになってきましたよ。
●これしきあにき、自分も世の中に失望したら白装束のヒトになるかもwww

投稿: ローラーおとこ | 2013/11/26 14:19

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