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2013/10/30

ならぬものはならぬのです

~新島八重さんのせりふを反芻してみた~

昨夜はアパートの理事会から派生した環境対策委員会(仮称)の会合。好き好んで委員になったわけでは断じてない。理事会役員は自動的に横滑りで役職につくというのが暗黙のなんたらで。
以前日記に書いたように、道路を挟んだとこに下水処理場がやってくることがホボ決まり、今後は環境に配慮した工事をしてもらうだとか、できれば異彩を放つものでなく景観に配慮したものになってほしいだとか

そういう住民の総意(?)を伝えていこうという委員会。

理想は分かった。
しかしだ

ならぬものはならぬのですというのが自分の考え。

普段自分の職場でも、システムを構築するとなると予算、納期、導入効果、その後の拡張性やらともかくあらゆるメソッドを考慮してその中から最善と思われる物を作って提供するのだから、当然今回の処理施設の妥当性も恐らく内部では突き詰めて突き詰めて設計されている(と思う)。

それを今更回りのアパートの住民がどーのこーの要望を出したところで果たしてその意見を吸い上げてくれるとは到底思えんがなー。

それも含めてこの会合が今後は毎月1回ウィークディの夜に定例化されるとか。
通常の理事会と合わせると毎月最低2回か、、、。

長い物には巻かれたくないが、面倒くさいので甘んじて受け入れようやもうええやんというのが正直な気持ちだす。

マンチェスターユナイテッド:
朝のばたばたの最中、タブレットがピロピロなるので何んじゃいな?と思えば、
ローラーJDからインターネット電話の着信。授業の宿題が大変だとかいろいろ愚痴を聞きつつ弁当を作るハメに。おかげでから揚げがちょっと焦げた。
先週なにしとってん?と聞けば、サッカー見に行ってん香川出てたわと「シャラ~」と言われた。しかも「電車で二時間かかって遠かった」と。

ドカベンか?と聞きたいのをグッと我慢。

マンUの試合行くのに甲子園いくような気分でいてるって、けっこう、いや相当に腹立つ。
自分ができやんかったことを彼女らにやらしてあげたい気持ちもあるが、同時に激しい嫉妬も。

ああ、目をつむればミドルシュートを打つ香川とちゃうほうの香川が見えてくる。
体重100キロの。

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2013/10/29

本業なんだろう?

運動:きつめの自転車通勤+家事いろいろ+腰痛体操あれこれ
飲酒:菊正宗の常温×2合

酒を飲み過ぎて脳みそのかなりの部分の弾力を失っているのに、ときたまエンヂニア作業に駆り出されるトキがあって、それがなぜか「今」。
若くてぴちぴちした後輩を使うと単価が上がるとボスから正直に言われたので

しぶしぶ。

「Webデザインを数件、ネタはおまかせで」という一番苦手な依頼のされかた。
こういう場合、商品の訴求力を助けるはずがいつのまにかWebのエフェクトのかかり具合やアニメーションの突飛さにのめりこんでしまうのがチョイチョイありがちなので、気をつけねばな。

しかし、
しらぬまに、JavaScriptも随分楽ちんになったもんやのぉ~。ま、自分がアンテナを伸ばしていなかったせいもあるが、jQuaryとかいうライブラリはまさに他人のふんどしで相撲を取るようなものか?
Jq
あいかわらず、オライリーのリファレンス物は読んでも全然おもんない。ドラマ性がなく事実だけを淡々と(当然か)書きしるしてあるのみ。
それよりも、今はネットで検索したらば自由に操るヒトの日記がぽんぽん出てくるし、そのひとのアイディアもパク(てんてんてん)。

一応完成そして一応来月早々リリース決定。URLは内緒。
しかし何点か造ってコンペでボスにお伺いを立てた結果、自分が一番アカンやんと思った作品が採用されてしまった。

~仕事で他人の共感を得られなかったむなしさには慣れている。~

”むなしさあふれるおっちゃんの弁当”890発目:
Hamu
ハムかつ弁当。
どーして立ち飲みのアテになってしまうのか?


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2013/10/28

土日の記録

「のどぐろの定食が美味しい」というメールを最後に消息をたった(?)小池さんが金曜深夜に金沢から帰宅。
大雨で、サンダーバードが遅延・路線迂回のあおりをうけて、車内でビイルを飲み倒したとかそんな話を聞いておしまい。

終日「まぐろ宣言(※)」の小池さんをしり目に、こっちはテキトーに家事をすませたあと、手ぶら六甲山ハイキング。めずらしくイノシシを沢山、、、と同時にいつもの”餌付けカップル”を久しぶりに見た。相変らず野生動物をペットか何かと勘違いしている行動、多くのハイカーからも注意を受けている筈なのに、そういうことを続けているのはよっぽど頭が(てんてんてん)なんだろう。悲しいわい。

誰とも合わない静かな荒地山へ登り、無人の黒岩、無人のミニ風吹岩を経由して下山後に過ちを繰り返さぬよう注意しながら立ち飲み。野菜だけの寄せ鍋で晩飯を済ませて土曜日はおしまい。

日曜は朝からアパート住民総出の草抜き。天気のいい中、久しぶりに土に触れ雑草を抜くのは気持ちええ。やっぱり都会の人間はこのくらいの頻度・仕事量で草花に触れる程度がちょうどいいな。

終わりの見えない雑草との戦い・・・を強いられる住環境はもうコリゴリだ。

昼飯を近所のたこ焼きで済ませて大阪駅前の好日山荘へ行く。晴天の日曜なので店内がらがら。
秋山バーゲンとやらで、ダウン用の洗剤とゴアテックス用の洗剤を買う。
”ゴアテックスは汚れたら洗う”というぐらいの知識しかなく、年に2,3回程度しか洗わずにいたら、たった3年ほどでハードシェル上着の内側のゴアが劣化して剥がれてしまった。
行動中の汗や結露がゴアには一番の大敵らしく、一見泥汚れが目立たなくても頻繁に洗わなければこーなるって事を知り、それ以来マメに。

テントが結露してバリバリに凍るような状況だと、ダウンを着たままシュラフにもぐるので同じく大量の蒸気が体から出ているこをも実感。なのでこやつも洗わねばと思い、洗剤導入に至る。

あとはボルダリングの簡単な技術ガイド本を一冊。ボルダリングやクライミングは腕やなくて足で登ると言われているけど、やっぱり手の力や指の保持力が無くては話にならんと痛感。
夜はふたたび野菜だけの寄せ鍋。これからますます白菜の甘みが増す季節、楽しみだ。

(※)朝からビイルを飲んでサスペンスを見てトイレ以外は布団から出ない活動

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2013/10/25

機種変更

運動:電車通勤+家事いろいろ+腹筋2回
飲酒:菊正宗×2合

機種変更しました。
Den1

スマホでもなく、別の筐体でもなく、しかも山の上では単なる文鎮にしかならないウィルコムを継続するというこれぞ「ダンディズム」と言わずして何をいわんかや。
ケータイ屋の店舗に出向いていくほど人間できてないのでネット販売で。しかし修理するより機種変するほうが安いっちゅうのも変な話やが、、、。で、お願いが。

電話帳、全部消えました。

今現在、ともだち「ゼロ」です。すみませんが、以前連絡とらせてもらったことのあるヒト、あたくしのケータイのアドレス(tk_hiroaki@・・・・)まで電話番号教えてください。

それにしても、今回のケータイのみならず過去の痛飲で失ったもの・損傷したものは
・スーツ2着
・自転車2台
・カバン1個
・ノートパソコンの液晶画面1枚
・ビジネスシューズ一足
・消化器1本
・財布1個
・自転車の前輪1本
・肋骨数本
などなどが思い出深い。

ある一定レベル以上のアルコホルを体内に取り込むと、人間の行動がまたたく間におかしくなる。
おそらく人類が二足歩行を始める以前の例えばジェラ紀に地上を席巻していた恐竜のDNAが呼び覚まされて凶暴な尻尾をぶんぶん振り回すがごとく

迷走を繰り返しつつ、トキにはファミレスの植込みで一夜を明かすなど、、、、
えーとこのあたり誰か研究したヒトはおらんのかね?ともあれ

”反省の意味をこめて朝からややこしいおっちゃんの弁当”209発目:
Ben1
アジフライ弁当。

小アジならいざしらず、朝から魚を三枚におろす暴挙に出ると台所のシンクがカオスに。

いつか人類が再び滅びる日が来るとしたら、自分自身で大事なものを壊したり見失ったりし尽くした日なんだろうな。


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2013/10/24

かきあげ

運動:電車通勤+家事いろいろ+腹筋90万回
飲酒:菊正宗×2合

冷蔵庫の野菜掃討作戦のまき。
よせばいいのに、自分史上もっともレベルの高いかき揚げに手を出してしまった。
ハードル高いわ~いう言葉があるけど、この場合は”棒高跳び”並み。

いつかテレビで紹介されてたクッキングシートに載せるやり方でリベンジを誓う
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中身は人参、玉葱、ピーマン、イカ(冷凍の)、剥き海老(冷凍の)、あと氷水でメリケン粉とかしてと一応自分の中で考えられる最大の努力を払って

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高温ギミの油へ滑らせる。ナルホド、具材がバラけずに平静を保っているのはシートのお蔭か。しばらくするとシートが剥がれるので裏返したりイロイロ(揚げ物は、あまりいじらんほうがいいのだけどね)。

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ビジュアル的には一応成功。ダシに漬けて食べるとまぁそこそこ美味いんだが、やはりシートに密着していた面の「もっちゃり感」はダメだ。これ以上温度を上げると真っ黒けになるし、低いとさらにもっちゃりするし。
やっぱしかき揚げは、難しいわー。

かきあげとかつあげは、悲しみレベルでいうと同等やなと思った。

※胸焼けしにくい・・・というなにやら高級っぽい油で揚げてみたが、予想にたがわず「本当だった」。
 あとでオエオエしながら苦しむぐらいなら、少々たこついてもイイ油を使おうと誓った。

山飯実験:
カレーうどんのモト(粉末インスタント)でソーメンとのコラボはどうか?とラボ(台所)で実験してみた。
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予想を遥かに超えるソーメンの「伸び」に、途中から食べるのがイヤになるほど。それでもこれがしたければ答えはひとつ。

高速で食べること。

山道具買う:
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以前プラスチックのを持っていたが、小池さんが体重1万トンを掛けて粉砕させてしまったので、今度は金属製を。
この黒い部分が凄くて、中にはバネが内蔵してある。ガスカートリッジのサイズに合わせてスライドさせると

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ガッチリ固定されるというギミック。

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2013/10/23

立ち呑み・酒舛

一期一会の一会だけで終わらん縁もある。
自分のぐだぐだな日記にある日コメントくださって、どーゆー方なんやろかな?いっぺんお会いしてみたいな、けどまぁ自分の想いとしては「縁があれば、またいつかどこかでキット会える日が来る」というスタンスが好き。

そんなことを思ってたら、ある日突然六甲の山の中でビックリ偶然お会いできた。
さらに大阪駅前の立ち飲み屋でバッタリも。次はいったいどこでどんなシチュエイションで会うんだろうかと思っていたが

立ち呑みをオープンされたと知り(インターネットはほんまに凄いな)
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阪神電車・杭瀬駅近く「酒舛」とな。

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店内禁煙がグッとくる。店の中には本棚があって、文庫本読み放題にも泣ける。

泣いてばかりもいられんので
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サッポロ黒生とアテは”タイカレー”の缶詰にバゲットをひたひたにして食べて泣く。
黄レンジャー垂涎の飲み方だ。

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仙介の生しぼりも注入しておく。キンキンに冷えててうまいのでむせび泣く。

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玉ノ光でさらに号泣。表面張力が見事。

その後も麦水割りやらのんで、他のお客さんもよい飲み方のヒトばかり。
土日も営業されているので今後は危険地帯になる予感。
ひさしぶりにどーやって帰ったのか覚えない”帰巣本能”炸裂の夜。さらに、駅前に止めた筈の自転車が無いので、どこかで乗り捨てたらしい、、、、。
そればかりか、ズボンと一緒にケータイ電話を洗濯してしまうという大技もひさびさに出た。

なので、今、電話もってません。

※自転車は、後日発見済み。飲まない人にはにわかに信じられませんでしょうが、飲む人にとっては共感してくださると信じて。

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2013/10/22

保塁岩の夏日

有給をつかって岩トレへ。
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10月も後半だというのに、夏空に向かって突き上げていくのは爽快かつ妙な気分。台風もばんばんきてるしね。

前回、マイスターから特訓受けたせいか、なんとはなしに体が調子よく動きギミ。体重が少し減ったのも要因かも。やっぱりビイルはホドホドに、、、か。
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この写真ではないけど「ちびっこハング」たらいう、まぁ小規模なオーバーハングした岩が以前はどーしても乗り越えられなくて悲しかったが、兄弟子の動きをよーく見てトレースしたら

登れてしまった。かなり嬉しい出来事。

けど、そんなのはスグに”勘違い”だったことが判明
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”中央クラック”というルート。この張り付いてるとこから真っ直ぐ上昇している割れ目に沿って登るダケといういたってシンプルな話なのに

「手も足も出やん」とはまさにこのこと。
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どこかにホールどが無いか落着け落着けよく見ろよく見ろと自分に言い聞かせているあいだにも、上腕が乳酸で埋め尽くされ始めた。
マイスターから指示されたホールドなど掴んではみたものの、第一関節がかかるかどうかのまさに自分にとっては「無いに等しい」状態。

無理。

けど、登ってる最中チョークバックに手を伸ばしたついでに自分のスカスカの足元や神戸港を眺めたりすると、ほんま”鳥になったような”気持ちになるから楽しいなー。岩の上で食べるいつも会社へ持っていく弁当も格別な味。

いい山だったな。


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2013/10/20

ササヤマルシェ

丹波篠山の街のなか、毎年恒例のマルシェに行ったが、

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土曜日だからなのか、いまひとつ盛り上がりにかけぎみ。駅からけっこう不便なとこにある町なので、おおかたのヒトは車できてるみたい。なので、アルコホルでワッサカワッサカするわけにもいかんのだろうな。

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出店で地ビイルがあったので、現場名産の枝豆とともに。マルシェ自体はなんやしらんが、自分ちにはあわないカンジ。不思議とマルシェといえばボーダーのシャツを着て、オーガニックなスカートや布きれを体にまいた人が多い気がした。
えーと、あとはプレートランチがそろいもそろって1,000円というのもちょっとなぁ(せこい?)


人間ちゅうのは飽きたら速いなと思った。
そんな秋。

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最後は素朴なかんじの農家の作業場っぽいところで枝豆を買う。
痛風持ちにはつらい食べ物だ(ビイルのアテ的にな)。


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2013/10/17

産直野菜

運動:強めの自転車通勤+家事いろいろ+腹筋50万回
飲酒:菊正宗のぬる燗×3合

山へいくたび、帰りに必ず立ち寄る地元の産直市場がある。袋にぎゅーぎゅーに詰め込んであるのにアホみたいに安い。味はむろん文句のつけようがないほど。
で、こやつらを使った昨晩の一発目は
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焼きピーマン・モッツァレラのアルチェントロ(なんじゃそりゃ)。
オリーブオイルでソテーしたピーマンの船底にピザソウス塗りたくってばったモンのモッツァレラ乗せただけという

手の込みよう。

山でひらめいた「ピーマンに何かを詰め込めば何とかなる」を具現化したもの。
確かに”何とかなった”、、、どころかピーマンのシャクシャク感とモッツァレラのネバネバ感がばちぐんによかったので、酒があっ!ちゅーまにカラ。

二発目は
”鍋のために買った鱈が結局本懐をとげられなかった”おっちゃんの晩飯91発目:
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「鱈のワイン蒸し焼きネギまみれ」か?
やすもんの白ワインで蒸し焼きにした鱈の上にモッツァレラのして産直のネギに埋めてオーブントースターで焼く、、、。味付け無しのネギ頼み。といういつもの他力本願めし。なのに同じく
酒があっ!ちゅーまにカラ。

そろそろ”かんとだき”が恋しい気温だが。

今朝はちょっと深い事情があって電車通勤。改札口でなにやら自転車の輪行袋を下げたヒトが駅員と押し問答していた。そういえば以前チラリと輪行マナーに関するポスターをホームで見かけた記憶があるが、どうも駅員の認識にそぐわない状態らしい。輪行してる本人にしてみたら、最大限努力しとるがな!ちゅうとこやろか。
道路を走れば車にいじめられ、電車に乗せれば気を遣い、

自分がなかなか自転車に戻れやん理由のひとつを見たような。

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2013/10/16

後始末

運動:足腰かばいながら自転車通勤+家事いろいろ+苦悶のストレッチ
飲酒:菊正宗×3合

山から帰って何が難儀かというとだな、とくにテント泊だったりすると”衣食住”3つのカテゴリを手早く処理せねばなん。子供の頃にボーイスカウトでずぶ濡れテントを半月ほど放置し、再構築したときの壊滅的な臭いは、いまだに心に深く傷を残しているので。

ローラーJDが留守にしている彼女の自室を、当面
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部室として使用。
出て行く前にあれほど片づけておけよと言ったのに、当時の面影を残したままが幸いして
「山道具を広げっぱなしにしてもぜんぜん平気」。あー、こりゃええわ。

蛇口をひねれば水が出る、スイッチ押せば電気つく、そんな当たり前の暮らしに戻ればこっちのもんで
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トン汁と菊正宗でシミジミしてみた。最高だ。ごぼうを剥くときに爪の中が真っ黒けになる。あとで爪楊枝とかでそれをほじくる楽しみも(きしょこ悪い?)

茶色弁当製作
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トン汁つくるときに刻んだ野菜をそのまま使える「便利料理」なので、炊き込みご飯はけっこう好きかな。

次の楽しい日のために、また地味生活はじまる。


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2013/10/15

涸沢”だけ?”

横尾から標高差685メートルで涸沢に辿り着くが、この685メートルがなんべん来てもきつい。
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昨年の”テント1000張り”には満たないが、それでもやっぱりえげつない数に変わりなし。小屋の張り紙にも「本日は布団一枚で三人です」と。

9時ちょうどに着いたがエネルギーはすでに枯渇しており、テント建てるのがやっと。空気は薄いわ腹へって血糖値は下がってるくるわでもうフラッフラで自炊のパワーが出やんので

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涸沢ヒユッテで二度目の朝飯を。900万円のビイフカレーが全身にくまなく浸透してゆくぞ。
当初計画は、ここ(涸沢)で紅葉をアテに生中をイケるとこまでイクつもりだったが、カレーを食べていた小池さんの視線を目で追ってゆくと、なにやら穂高の方角をジ~っと凝視している。

嫌な予感がするので無視して食べていると「あそこはどうやって行くのだ?」と聞くので「歩いていくのだ」と返答してしばかれそうになるも、ひとまずその場で地図を出して吟味。
北穂は肉眼でも渋滞しているのが見えるのでパス。奥穂も恐らく同じやろなと思ったので折衷案として「涸沢岳」を提案。穂高連峰にあるのにあんまり語られないが一応3,110メートルもあるらしい(知らんかった)。

カレーを一気に片づけてテントに戻り、サブザックに最小限の荷物を入れて・・・

腕時計のちゃちな気圧計も横ばいでソラには雲一つない。
しかし、ザイテングラートの北斜面にはところどころ
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凍結している箇所があって緊張した。

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背後の常念がどんどん下に見えてくる。
苦しくとも、一歩また一歩と足を前に出せばヒトはいつか頂に辿り着くのだが、テントを出て3時間、ようやく穂高岳山荘着。そして思ったとおり
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奥穂高へのルートは大渋滞。

座りこんだらいっぺんに疲労が襲ってくるのでひたすら歩き続ける
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3,110メートルの終着で、Raphaのピンクが映えるわい。
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後方には、先週たたずんだ”槍”が。こうしてみると、人間の足の歩幅っちゅうのはほんまにちっぽけでで些細ではあるけれども
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どこへでも行ける気がしてくるから不思議やのー。

15:30、テントに戻る。靴ひもをほどくのがやっとの状態。直前に涸沢小屋でかったスーパーなドライで意識をなんとか覚醒させたが、
この日、カレーを食った30分を除く行動時間は、じつに9時間に及んだ。横尾から1500メートル登って810メートル下った計算になる。時速166メートル(水平換算?)。

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涸沢”岳”

ギリギリセーフな紅葉だった
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ウィークDayはオフィスでサンドバッグにされ、週末は北アルプスで魂の洗濯をするというここ最近の暮らし。秋物の服には見向きもせず立ち飲みもちょっと控えめにし弁当で外食を倹約。我ながらセコイ!セコすぎると思いつつもこうやって費用を捻出して安倍政権に立ち向かわねば

山にゆけないのだ。

とゆー話はおいといて
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長崎出張から戻るなり、山のヒトに変身する小池さん。いでたちが妙だが、いつのまにか12キログラムを背負えるヒトになっていた。

初めて家族で観光に訪れたときは、目に入る山容や生えてる木々すべてが珍しく、首が千切れる!ゆうほどキョロキョロしたが、上高地から明神まで40分
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明神から徳沢までも40分

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さらに徳沢からこの日のキャンプ地・横尾まで50分と。景色をほとんど見てない証拠か。勿体ないが、事前の天気予報だとこの日は午後から天候が激しく崩れる予報。

東には前日まで大雨をもたらした低気圧、西には高気圧という気圧配置で2つの気圧の境には強い寒気が入り込み、北アルプス一帯は再び天気が崩れるという「疑似晴天」と聞いていたので焦る焦る。
実際この疑似晴天でいままで少なくない人が低体温で遭難しているので、稜線上ではないにしろあなどれんと思ったので、ついりきみがちの早足。

15時横尾着。一人一泊500円のテントを立てた直後から雨。すると気温もばんばん下がっていくのでまさに間一髪ちゅうカンジ。
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悪天候にはカレー鍋で応戦だ。生野菜を担いできた苦労もこれで報われるというもの。
このあとも、雨はやむどころかテント生地を突き刺してくるような雨脚に変わり、徒歩三分ほど先にある便所にも行けやん始末。

しかしこの横尾のテント場だが、手前の徳沢とは客層が一線を博すな。徳沢にもファミリーキャンプが何組かいたが、あくまでアウトドアを楽しむという雰囲気だったがどっこいこっちはまさに

一蓮托生

というオーラが子供たちからも滲み出ている。リーダー(とうちゃん)を中心に5,6歳の女の子まで山岳部員の一人として懸命に石を運んだりペグを突き刺したり、テントポールを折り曲げてしまい母親からギャンギャン文句言われたり、、、などなど山を目指すという姿勢に涙があふれたわい。
で、いつものように18時消灯(はや!)

翌日:
4時起床、すでにテント畳んで出発しているグループもいて焦る。真っ暗な中でストーブで湯を沸かしてスウプを作ってパンを喉に流し込む。テントのジッパーが凍っていて焦った。あとでわかったが、ここは谷沿いにあるので日ノ出が遅く日の入りが早いので、涸沢より寒くて夜中は4度まで下がった。結露でバリンバリンのテントを畳む手がかじかむので、又に手を挟んでぬくめてまた作業しての繰り返し。

又に手を挟むというポーズがなんともいえず貧乏臭くて好きだ。

てなどーでもええ話はおいといて、黙々夜明け前の森の中を歩くのだ。吐く息が白から透明に変わる頃に夜が明けだした。苦しいので下ばかり向いていたがフト顔をあげたら
020
なぜか白銀の世界が。(外国の山ちゃいまっせ、日本でっせ)

歩いてるあいだに秋から冬になったのか?と思いきや、前日の荒天が雪をもたらしたらしい。

恐ろしい話やの~。


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2013/10/11

暮らしはいたって地味です

運動:自転車通勤+家事いろいろ+腹筋9回
飲酒:宝缶酎ハイ×1、赤ワイン×1合

自宅の近所にサーフィン屋がある。ビッグウェイブなどおよそ縁のない大阪の下町に、だ。だれが?なんの目的で?と思いながら日々前を通過している。それとも、表向きサーフィン屋でじつはラーメン屋だとか?

AEONに立ち寄る。相変らず葉物野菜が高い。

かいわれ大根を乗せた冷奴、納豆1パック、冷凍焼売を3個。晩飯はこれだけ。痩身願望などさらっさら無い。運動すれば(自転車に乗れば)痩せると思っていたころは自転車に乗れば腹が減って仕方ないというシステムに気が付かず、今思えば栄養の過剰摂取も甚だしい。

宿題の合間にニュースをみれば、ノーベル文学賞がどーたらこーたら。
選考委員はたぶん外人だろうからいくら村上ハルキさんが奮闘しても翻訳家がガンバリ足らんかったらアカンやんと思ったり。ちなみに「1973年のピンボール」が一番好き。

11時就寝。

いつもどおり5時起床。柔軟剤を買い忘れて今日で四日目だが気にせず洗濯する。
弁当のおかずノープランだったので、とりあえず塩ジャケを焼いてあとは流れで適当に。水加減に若干しくじった新米の炊き上がりを待って作った朝飯は

納豆、生卵、南瓜のおみおつけ、漬物、海苔。
はて、どっかで見たことあるなと思ったら、

吉野家の朝定食やん。

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2013/10/10

毎週とんかつ

Katsu
今朝のひと仕事のカツ丼弁当。週一ペースでかつ丼弁当作ってる気がする。いや、気がするではなく事実。かつの間には梅干しを叩いてペーストにしたものを挟んで。

さかのぼること数時間前、長崎滞在中の小池さんから
海鮮ちゃんぽん1550円食べましたのキャプションと共に
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送られてきた写真。どこへ出張にいこうが麺以外見向きもしないこだわりの強さを感じるが、1550円とはエエ度胸しとる、、、(店側も小池さんも)。

さらにさかのぼること数時間前、授業の休み時間にSkypeでローラーJDから電話かかってきた。
相変らず風呂には断続的にしか入ってないという予想通りの展開や、かの地のお菓子がたいそう美味しくて体重が妙な事になりつつあるというこれまた予想通りの展開や、あと近況報告などなど。
次の休みに博物館へ行くというので、ついでにRaphaの本店でも見学してこいとアドバイス。
日本は相変わらず猛暑日が続いているのに、あっちは連日コート無しではいられん気温らしい。やはり地球はデカイのか。

※赤と青のシマシマの封筒に手紙を入れて高額な切ってを貼って送るという、それが海外との唯一の通信方法だと中学の授業で習ったが、いまでもそういう授業カリキュラムってあるんだろうか?

歯医者の診察券を探していたら、何枚かのカードの間にはさまっていたものを発見。
Kenn_2

小学校低学年ごろにくれたやつか?あんまり覚えてないが、毎晩ダッシュでオフィスから飛ぶように帰り、学童保育へ迎えにゆき晩飯を作って食べさせ風呂に入れて髪の毛を乾かして三つ編みにして本読みして消灯。
頃合いを見計らってジャージに着替えて自分は一人自転車の夜錬へ。
そんなめまぐるしい毎日の事はあんまり覚えてないが、

当時何を思っておてつだい券をくれたのやら。

おてつだい券の賞味期限がいつまでなのか、帰国したら聞かねばな。

運動:自転車通勤+家事いろいろ+腹筋6億回
飲酒:宝缶酎ハイ×2


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2013/10/09

残念な

運動:自転車通勤+立ち飲み+家事いろいろ
飲酒:サッポロ赤星の大瓶×1、芋水割り×2

残念その1:
サッポロ赤星の大瓶が330万円で飲めるってことで大阪の立ち飲み界に旋風を巻き起こしている店、、、の
支店に行ってみた。
コップの洗い方が雑だとかアテの品ぞろえがちょっとアレだとか店内がそこはかとなく陰気だとかはまぁ許容範囲だとして

今にも崩れ落ちそうな長い灰のついたタバコをくわえての調理は言語道断。
さらには、注文した”おから”。一口食べた瞬間、舌に広がるなんともいえん苦味。(みりんではなく)みりん風調味料をアホほど入れて炊いたらこうなりましたという見本のような味。当然完食ならず。自宅からそう遠くない距離なので喜んでいたのに(てんてんてん)。

残念その2:
大阪市の紙ゴミ分別が1日から始まり、うちのアパートでは明日はその一発目の収集日とか。
家事労働にまた一つ新たに厄介なカテゴリが。子供の頃のように「量り売り」が主流になったらええのにな。

主夫の仕事増やすなと叫びたい。

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2013/10/08

KR

タイガー宗和が川崎重工からKR500を借りパクして逮捕->返却->釈放という

「なんのこっちゃ?」わからん記事発見。

市販車のKR250はいっとき乗っていたことがあるが、ほんまもんのファクトリマシンが「時価500万で釣りがくる」というニュースのコメントがどれもこれも

「安い、安すぎる!」というのが笑える。

ちなみにKR250は、臭い、煙たい、速いの三拍子そろった抜群に手間のかかる単車であったが。
その兄貴分にあたる”マッハ”になると「もっと臭い、もっと煙たい、とてつもなく速い、しかし曲がらない」の四拍子。
川重がつくる単車、今でも男臭いのか?とぼんやり検索したら、清原明彦飛び越えてコーク・バリントンまで行きついてしまった。記憶に残るオートバイ雑誌の記事でキヨさんいわく

「左コーナーは苦手だ。なぜなら曲がり易くてつい倒しすぎてしまうから」というのを読んで、ナルホド、ほなら右コーナーを曲がりながら気分は左コーナーだと思えばよいわけだなと
早速マイ峠に赴いて(マイ峠といっても国土交通省のものだが)右コーナーに左気分で突っ込んでみたらば、どっちが右でどっちが左かわからなくなり、考えているうちに

単車はガードレールの隙間へと。

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汁の使い回し

運動:自転車通勤汗だくやん!+家事いろいろ+腰痛体操
飲酒:宝缶酎ハイ×2、白ワイン×1合

槍だ穂高だ六甲だと男らしく生きたあとにいつも待っているのは

日常だ。

”連日真夏に逆戻りしてるけれどおっちゃんのココロの中は断固秋と言えば秋なのだ!”と叫びたい晩飯109発目:
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茄子の煮びたし。
一緒に煮込んだ”ししとう”、なぜか高確率でどれもこれも辛いのは誤算だったが、まぁ味はそれなりに。
しかし扇風機まわしながら秋茄子を食べるちゅーのも妙なカンジ。ここ数年、季節の前倒し現象が起こってる気がする。12月まで昼間なら半袖でぶらぶらできるような予感、そのかわり来年6月ごろまで寒い寒いと愚痴ってる予感も。

煮びたしのダシが余った。なにやら捨てるに忍びないので
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チキンキーマの終盤の煮込み工程に採用。余ったネギも一緒に煮込むと、噛んだときのジャクジャク感がたまらん。

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ダッカのこぎたない食堂で食べたマトンのキーマは、今思い出しても辛さがほとんど無かったな。現地の雰囲気に飲まれていたのかもしれないが。

夜、ローラーJDからひさびさの便りがとどく。
下宿先からマンチェスターまで遊びに行きましただと。サッカー詳しくないが、以前ルーニーの写真見たとき「なんでフィルコリンズがこんなとこに!?」と思ったが

その程度の知識。

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2013/10/07

夏日だった

よもや気温30度を超えていたとは。

天気予報が外れて晴天。タイヤをまだ注文していないので自転車に乗れず、それならばと六甲山へ。
電車の中からやけに今日はハイカー多いなと思っていたが、芦屋の駅前は身動きできやんほどリュックを担いだ人、人、人!中には50人ぐらいのグループもいてビックリした。

駅前から登山口まで途切れることの無い行列。沿道に建つ住宅にお住まいの方々も、休みたんびに朝っぱらから家の前を人間がゾロゾロ声だかに歩くのを、恐らくよく思ってないんじゃないかな。ともあれ、このまま王道ルートで登ったら今日中には山頂までとてもやないけど辿り着かないことが容易に想像できたので、

頭の中で登山地図を広げて

”道畔谷北尾根と東尾根の間の通称・右俣”ルートへ突っ込んだ。さすがにマイナールートだけあって、ぱったり人が居なくなったが、そのぶん道も険しく息が上がる上がる。
行列が沈静化するだろうと予想した辺りで本来のルートに復帰。残りもやはり超満員の王道ルートを外して”黒岩谷西尾根”で。

先日の台風の影響で山肌が崩れてガレ場がひどくなっており三点支持ギミに登っていたら、後方から突然音も無く登ってこられたおねーさん、あろうことか片手に日傘をさしてるやん!?しかも速い!
こっちは息も絶え絶え、背負ってきた水も乏しい。

※下山後、有馬温泉で体重計ったら、驚きのマイナス二キログラム。明らかに脱水起してた。

コンビニも自販機も無い山の中でひさびさに失敗。
この水分を取り戻すべく自分に出来る努力といえば、下山後に

有馬温泉のバス停前立ち飲みで生中と日本酒を飲み、
西宮北口駅下の”西田酒類販売”(酒屋系立ち飲み)で瓶ビイルと缶酎ハイを飲み、
西宮北口駅下のアクタ西宮で見つけた”吾一”(一般立ち飲み)で麦の水割りを飲み、

水分を補給しているのかアルコホルでさらに脱水を進行させているのか迷いながらも深みにはまってゆく

おっちゃんでした。

疲れ果てて泥のように眠っても、朝は平等にやってくるわけで
Bent
今朝は冷食をたっぷり使用した弁当へ逃げる。作り過ぎて冷凍したちらし寿司はあまりおいしくないと知りつつも。

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2013/10/04

乗ってみようかな

運動:自転車通勤+家事ちょっと+腰痛体操いろいろ
飲酒:モルツ中瓶+赤ワインボトル半分ぐらい

ワケあって
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車輪をお借りする機会に恵まれた。いっときはフレームの増殖に輪をかけるように車輪が増え、その数たしか12ペア・24本が所せましと部屋の中に積んであったが。
車体ごと、しかも2台も盗難にあったときはいっぺんに4本の車輪を同時にロストしたので、あのときはホンマ痛かった。

今はカーボンが1セット、WOが1セット。普通にどこやらへ行くぶんにはこれで十分なんだが、久しぶりにシクロクロスに出ようとなると、アルミリムでちゃんと組んだやつが欲しいなと言うことになるが
気が付けば

歩いて山に登っていたという。

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クリスキングの文字が燦然と輝く。
心の中でくすぶっていた種火がほんのちょっと火力を増すような気がしたが、、、、。

まず、近所の散歩から踏み出して(漕ぎ出して)みようかと。
前から吹く風は、どんなだろうか。

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2013/10/02

後片付け

運動:自転車通勤+家事ちょっと
飲酒:菊正宗の常温×2合

山から戻ったその夜、さすがに三日間肌身離さず(?)着ていた衣装は即刻”強力洗濯の刑”へ。
ザックの中にはなぜか毎回、食料品の一部と思わしき物体が漏えいしているので、これも大惨事にならないうちに撤去。

きのうは出勤前にシュラフやらテント一式をベランダの手すりに干してきたが、こういうトキは戸建がなんとも羨ましいのぉ~。下の階に垂れ下がりでもしたら、汚名挽回にてこずるハメになるのがみえみえなので。

あとは、
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現場で油だらけになったこやつらを洗浄。以前どこのハイキングで使ったのかトント覚えのない、紀元前500年ぐらい前の食器がザックから発掘され、カレーの化石が出来てきて以来この手の作業は

一刻も早く。

岡本太郎ふう
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今回の料理の目玉が目玉焼きという安モンのダジャレのようなメニューだが、やはり表面加工してあるとはいえ、油はやっぱり要るなという結論が出た。
自宅でごりごりと焦げ付きを削るのは心臓によくない。
そうそう、フライ返しがあったらいいなと思ったが、いや待てよ、なんでもかんでも揃えりゃええっちゅうもんでもないやろ、ここはなにか代用品でと思った矢先に

消費税とかいう追い風が発表されちゃって困ってしまって、あ~、これがいわゆる増税前の駆け込み購入ってやつかよアベノミクス~。

別件だが、テント場で見た星空だが、やはりオリオン座の中身、、、うまく言えんが胴体のあたりにも沢山星が見えたな。天の川も同じく。流星もいくつか。あと、肉眼でハッキリと人工衛星が確認できたのは楽しかった。
こんなおっちゃんのテント泊まで、なぜかしら世界の諜報活動のマトになっているのかもしれないと思って緊張してしまったではないか。

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2013/10/01

西鎌尾根

ソラは相変わらず快晴のままだが、頭の中はビイル雲が湧きだしてきたので宴会場、、、ってテント場ですけど、ともかくそれを目指して急降下なのだ。
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かえりは千丈乗越経由で。

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360度どこを見ても、山、山、山。黒部五郎、三俣、鷲羽、笠ケ岳あと、、、しらん山がてんこ盛り。
それにしても、風が止まるとまーったく音がしない。自分の存在さえも消えて無くなってしまいそうな静寂は凄いの一言。そして、視界に入るものの中に、人工物が何~に一つない。宇宙の中の星の一つのある一カ所のある一点に自分が砂粒の一つになっているのがほんまに実感できるな。

左右が美しく切れ落ちた西鎌尾根をつたって千丈乗越到着
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ここで背後からただならぬ足音が聞こえてきた。

自転車に乗っていたころはクライマーという人種に随分憧れた。華奢な体でギリギリまで絞った体脂肪と限界まで軽量化を施したマシンを駆り、高速で坂道を登ってゆく。それが今目の前に立っているのは、ヨレヨレのTシャツ(スマン、そう見えた)にふつうの作業ズボン、驚くべき足元は「地下足袋」をはいたズングリした青年。
普段は小屋番のバイトをしつつ、暇を見つけては槍の肩から千丈乗越まで駆け下り、また駆け上るということを繰り返していると笑いながら話してくれた。

”速い”ことへの長らくの憧れが急速に色あせてゆき反対に”強い”ことへの羨望がより明確にはっきりと、おっちゃん感じましたよこのトキ。青年は千丈乗越の道標にタッチすると笑いながら登り返していきました。

恐ろしいばかりのガレガレの、ものすごい斜度の九十九折れを、空気の薄い3000メートルを、
ダッシュで。

ここは凄い人だらけなのか???

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紅葉も見事であった。

メモ:
千丈乗越コースを登りにつかうと、終始槍が視線の中にあって楽しいのだが、かなり辛い。登りは飛騨乗越に限る。

夢のような往復8時間。テント場に戻ってみれば
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ガラ~~~~~ン。

メモ:
新穂高から槍を目指すほとんどの人は「一泊二日」行程のようだ。それも、初日は槍平泊で翌朝早く登頂してその日のうちに新穂高まで下山。ただし、槍平~槍~槍平~新穂高の長丁場になるので12時間近く歩き続ける覚悟が必要。けど、ほとんどの人がそうしているというのも事実。

しかし、たとえ最後の一張りに(テントが)なろうとも、寂しくはない。
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日清焼そばを焼くのだ。

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ピーマンのコンビイフ詰めを焼くのだ。

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ヤマザキランチパック「デミグラスハンバーグ」を焼くのだ。

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パスタを茹でるのだ。

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そしてやっぱり六時半に寝るのだ。

9月30日(月)
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朝起きたら、空の上がイワシで大量。

いい山だったな。

メモ:
かかった費用は高速代+ガス代で15,000円。宿泊費が二泊三日で2,000円(二人分)。
下山後の温泉が800円。(缶ビイルは計上せず)

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槍って遠いのよ

9月29日(日)4:00前起床。途中トイレ休憩さえなく、朝まで熟睡。地面の多少のでこぼこさえ心地よい。回りのテントでもすでに何組かは出発した模様。予定ではうちも五時前には出るぞと意気込んでいたが

山のために使い捨て1dayコンタクトを買ったものの、それは極端に薄くかつ乱視用となれば装着する位置まで厳密に設定されており、暗いテントの中でヘッデンの光源をたよりにそれをすることがどれだけ困難かつ迂闊であったかを事前検証してこなかった小池さん
をハタで見ているこっちの胃がキリキリ。

山で喧嘩しているカップルを沢山見て不思議やな~と思っていたが、ナルホドと。

しかし、山で焦っても仕方ないしここはひとつ穏やかに行こうぜと思いなおしてスタート。
谷筋に陽が当たるまではヘッデンの光だけが頼り。足元も不安定なので慎重にな。

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標高二千を超えると流石に景色が変わってくる。後ろの笠ケ岳もまさに背中を押してくれるありさま。

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世話になりたくはないが、小屋の善意で設置されているもの。中身は非常食やら水やら電池やらあと簡単な医薬品。ガスにまかれて右往左往しながらこの箱に辿り着いたときの気持ちは、

わからんでもないな。初めての時をちらりと思い出した。
あれはあれで、ものすごく印象深い旅だったしな。

地面におかれた標高3000メートルの札があり、足元ばかりみていた(しんどすぎて)視線をあげると
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ついに飛騨乗越がエクトプラズマを発して、、、。

先をゆく小池さんが「うぉー!!!」とおっさん的発声で驚きの声を上げるのでなにかと思えば
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「まっとったで~遅いがな~!」と槍様が出迎えてくれた。

メモ:
槍平から槍の肩までちょうど4時間。飛騨乗越まで危ないとこ無し。大量のレンゲ畑の中をゆく(ただしこの日は枯れてたけど)。

しかし浮かれておる場合ではない。
ややこしいのはこっから。
最近ではお日柄が良いと頂上登るのに2時間待ちもザラときく。アトラクションの列にならぶようなそんなカンジか。焦る気持ちを押さえつつ、槍のテント場の間を歩くと、あれ?あれ?拍子抜けするほどテントの数が少ない。
トープシーズンなどは「テント場売り切れ」の看板がたびたび出るとか、目の前の現実に戸惑うが今はともかく槍アタックの列に並ぶのが先決じゃいと、、、

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アレ? だーれもならんどらんがな。
しかも屋上(?)には数えるほどのヒトしかおらんし。そういえば、飛騨乗越までの道すがら、大量のヒトが下山してきて不思議だったのだが(中には70名の団体もいた)、連休でない場合は金曜に上高地から入って槍沢で一泊、土曜に肩まできて頂上へ。日曜下山というスタイルが一般的なカンジ。
そして屋上のヒトもみるみるうちに下ってきているのが肉眼でハッキリわかり、これはもうチャンスチャンス、大チャンス。

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小池さんの山岳保険の受取人が自分だったなと思い出す場面もちょいちょいあったが、

10時ちょうど
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槍に還ってこれた。

富士山にも挨拶しとく
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多分いまのところ一番スキかもしれない蝶ケ岳にも挨拶しとく
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蝶から見る槍はほんまにスバラシので、またぜひ行きたいな。
そんなノンビリできるのも理由があり、この時頂上にいた生き物は

自分と小池さんだけという奇跡の貸切状態。

あるんやね~、そんなことが。
と思っていたら
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北鎌尾根からニョキリ出てきた外人さん二人。驚きと称賛以外ないわ~。みなまた乗越から2時間の仮眠だけで14時間で登ってきたよとサラリと言うのでたまげた。
装備もハイキング?と見間違えるような軽装。凄いひとが世の中にはおるもんやねー。

いつまでもいつまでも景色を眺めていたい小池さんをせかしてひとまずおりる。
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感想を聞くと、あてはまる言葉が無いと言うので同感。日記を紐解くと、新穂高にある川沿いの民宿に泊まり、部屋の窓から見えたちいさなちいさなとがった山で名前すら「聞いたことあるわー」程度だった。それがすべての始まり。

あれから5年後、よもやその場所に立ち、その場所で空気を吸い、そのトキの宿(のあるとこら辺)を見おろしている自分がいるとはな。

これやから人間やめられんよな。

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勝率、2勝3敗の山

”山をやらない人にとっての山は富士山で、山をやるヒトにとっての山は”
やっぱり「槍ヶ岳」ということになるらしい。本当かどうかわからんが、どこかでそういう一文を読んだ記憶が。
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9月28日の土曜日に、新穂高ロープウェイの横から入る。先月、大雨で橋が流されて危うく帰れなくなるかもという事態以降、アホ臭くなるほどに毎週雨つづきで先週ようやくド晴天のした、西穂高に登れて満足したというのに、人間の欲には限りない。

二週連続って正気か!?と思わんでもないが、

・今季は二日酔いでの有給消化という「どぶに金を捨てるような」行動を一切していないこと
・重たいけどがんばってテント担いで、宿泊費を大幅に浮かすこと
・足が攣るほどのびみょうなアクセルワークでもって、車の燃費の限界に迫ること(ガス代節約)
・死にもの狂いで無料駐車場を死守
・毎日の自作弁当で小銭を貯める

などなど、セコさに輪をかけたセコさで山を目指す。

メモ:
・新穂高の登山者用無料駐車場は、深夜早朝でも満車の場合が多いが、午前10時をまわると下山してきた人がでてゆくスペース狙いが有効。
・槍平小屋のテント場は一人一泊500円。連泊するときは都度支払う。水は手がしびれる程キンキンに冷えた底抜けに美味い沢の水が飲み放題。トイレは小が1、大が2だが、アンモニア臭が強く長居は辛いので便秘ギミのヒトは要注意。地面はペグが刺さらないので石で。缶ビイルはレギュラーのみ500円。銘柄はキリンとアサヒ。
重要情報として、小屋番の女の子は牧瀬理穂にそつくりな美人。

先月同様、うんざりするほど長い林道を歩いてようやく白出沢にたどりつき、昼飯で初登場のフライパンを出す。
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やはり直径20センチあると、マフィンを焼くのもあっ!ちゅーま。

渡るのに苦慮しまくった4つの沢も、この日はなんの問題もなく
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槍平のテント場は平和そのもの。何組かの先客は(常識の範囲内で)宴会してた。

メモ:
同じ「槍」を目指すルートながら、上高地からはいると横尾までは一般観光の人も歩いているので”お初天神通り商店街”並みの賑わいを見せるが、こっち側はホンマにヒトがおらん。それゆれ、熊鈴は必須かと。
実際、野生のリスやら紺碧の色を背中に持つ「オオルリ」などもチラホラ見えたので、森に渇望しているヒトはうってつけな道。

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晩飯は小池さんのウラン燃料とも言うべき「煮込みラーメン」。キャベツ、ニンジン、しいたけはいつもどおり生で担いできた。この日の鍋のトピックは、肉をどうするか?だったが、

みやげ物やで見つけた「かしわの燻製」が大活躍。細かくちぎって投入するとよい塩梅でダシになっただけでなく、ほぐれた身がばつぐんに美味いではないか。
あとは担いできた焼酎を湯で割ったりしながら18:30消灯

メモ:
散々迷った”ランタン”結論を書くと、「いらんかな」。
陽が暮れたら寝るだけ、本読むこともないし、削れる荷物は削りたいかな。あと、ラヂヲも。都市部の天気予報しか放送流れてこないのはつらい。

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