黒岩
芦屋川〜ロックガーデン〜荒地山〜黒岩〜芦屋川〜公園で缶ビイル。
本格的に山に登ろうとした5年前に調達した小池さんの登山靴。ソールは一度張り替えているが、やはりレザーや繊維部分の劣化も同時進行していたようで、先日の槍平で激流を歩渡したときの浸水がすさまじく、もはやゴアテックスの使命を果たしてないという結論で、
週末に靴を新調。その差歴然で、足を入れた瞬間の剛性感は凄かったらしい。
その試運転をかねて六甲山へ。初めて買うトキは何をどう買えばええのか全くわからずじまいで、店員の勧めるままだったが、さすが二足目になると一足目がとても貴重なベンチマークになることがわかった。
別メーカーではあるが、やはり一見地味に見える登山靴なのに、紐にダイニーマが練り込まれており細く丈夫になっているとか、セミワンタッチアイゼンを付けるコバが付いていたりとか、ビブラム底の模様もグリップ満点だったりいろいろ進化している。ただし、それなりの造りになっているので250ccから900ccのバイクに乗り換えたみたいなぎこちなさも。
それとは別に、自分のココロの中は
荒天で槍に登れないばかりか近づくことさえ出来なくて、大人気ないと思うほど沈んでいたが、黒岩で風に吹かれて神戸の海を見下ろしていたら、そんなことはもう、どーでもええわと思えた。
山はとてもでかいのに、自分はなんと小さいのか。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント