« 乗鞍岳 | トップページ | チネリ »

2013/06/18

保塁岩

真冬にかじかむ手指に息を吹きかけて震えながら登ってから随分間が開いてしまい、ザイルの扱いがぎこちない。
Dsc03127
イキナリの懸垂下降からこの日はスタート。転落事故が一番多いのが懸垂下降らしいのでかなりビビリもって入ったが、この日の六甲山中は霧が深くて下界が見えず、そのミルク色の中に吸い込まれるカンジが何とも不思議。

さすがに有給とって月曜から岩登るぜ~っちゅうような酔狂は自分ら以外におらんようで、六甲・保塁岩は貸切状態の登り放題。
Dsc03142
「今日はみっちり」というクライミング・マイスターの言葉の意味がこの段階ではまだよくわからず、ともかく手足の動作を思い出すのに必死。
兄弟子とはちょいちょいボルダリングに行っていたので、まぁなんとかなるやろとタカをくくっていたが、

Dsc03165
30メートル近くを一気にとなると筋持久力があまりに貧弱なのがモロばれ。ホールドを探している間に全身のカラータイマーが”ピーコピーコ!”うるさいうるさい。

ただでさえ”纏足シューズ”できんきんにつま先を折り曲げて履いてるのに
Dsc03173
クラックに足を突っ込んで体重を支えると、痛さのあまりおもわずおっちゃん目から水分がポタリと。この難局を早く脱出したいのだが、

焦る焦る。

特に、前回ボルダリングにいったとき、指を突っ込んだ岩の割れ目からでっかい蜘蛛が出てきて死ぬほどビビったので、まず中を覗き込んで、、、とかしてたら余計疲れがたまってしまった。
小さいハングを越えるときに体がすぐに剥がれてしまうのとか、”レイバック”で登るにも体が反転してしまうバランスの悪さとか、
体の体幹と脳ミソの指示が全然連動してない。これは今後もなんとかせねば。

おまけに朝霧に濡れた岩肌が
Dsc03175
自分のギャグでもここまで滑らんやろ~と思うほどにスベルスベル。

そんなこんなでむっちりやなしにみっちり、気が付けば4時間ほど空中遊泳したら

握力ホボぜろ。

内心、今日はこのへんで勘弁してほしいなと思うも、午後から東稜へ。

Dsc03189
しかし、やけくそだけではどーにもならん世界。最後のほうは「グホ~」とか「ムヘ~」とか意味不明の擬音が口からあふれ出す始末。

Oh spunky!!!!この苦しみ(楽しみか?)も生きていればこそ。

Dsc03203
やりたい事はやっておこう、行きたい場所には行っていこう、見たい景色は見ておこう。

いい一日だったな。


|

« 乗鞍岳 | トップページ | チネリ »

コメント

きのうはさすがに寝床にはいったとたんにスコンッとおちて、朝まで爆睡でしたわ。お疲れさまでした。

投稿: わがお | 2013/06/18 13:49

●わがお兄弟子、いろいろ段取りありがとうございました。今現在、マウスがうまく持てません(泣)。

投稿: ロラお | 2013/06/18 14:13

はい、所属している会でも懸垂下降での事故、しかも「すっぽ抜け」が多いと教えられてます。
懸垂下降の事故は、即…死なので、最後のセリフビレイを外すまでは入念に!です。

投稿: bfz | 2013/06/19 21:55

●ブラジャーbfz!久しぶりに岩へ出かけると、まず最初の”エイトノット”の結び方から緊張しますね。自己責任とはいえ、これがほどけたらあの世行き、、、と思うと股間がヒヤ~っとしますわ。

投稿: ロラお | 2013/06/20 09:35

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 乗鞍岳 | トップページ | チネリ »