立ち飲み調査
用があって阪神西宮へ。西宮には阪急とJRと阪神の三種類あって、とうぜんのようにヒエラルキーっちゅうもんが存在するんだが、そのなかでも阪神西宮が一番ソウルフルだと。ええ待ちですよ。
要件すましてこのまま直帰もなんやなと、あと高速道路を歩いて消費したエネルギーの回復に努めねばならんやら言い訳満載で(誰にやねん)、ともかく野生の感をたよりにフラフラ彷徨ったら
福井啓次商店。自分の本名をそのまま使う店に悪い店はなかろうという持論でサッシの扉をガラガラ~っとあけたら
まだ時間も3時過ぎやったのでシ~ンと静まり返って、上品なおばあちゃんが一人店番。
場所柄なのか黒松白鹿をプッシュする店なのだ。静かに一合よばれる。
30円のかわいらしいイリコをアテに。この静かな時間がたまらん。
あとはオカキとか。平日なら煮物とかおいてそうなカンジだったので、またぜひ。でしなに、上品なおばあちゃんにこの辺あと立ち飲みできる酒屋ありまっかと聞いたら、震災で全部辞めはってね、立ち飲みやってるとこ、うちとあと一軒だけやねんと。
お礼を言ってその貴重な残り一軒へ向かうが
北本酒店。しかし、立ち飲みは4時半からやと。なんちゅう不幸な出来事。30分以上も待ってられんので、
仕方ない、”聖地尼崎”へ行くか。なんで聖地なのかというと、尼崎というサウンドは十三と同じく「決しておっちゃんを裏切らない」そんな予感がするんだぜ。だぜ。
イキナリ尼崎の洗礼を受ける。
尼崎には日本一早く、タイガースの優勝マジックが点灯する商店街があって、商店街のBGMは当然のように六甲おろしがばんばん流れる流れる。そのままずいずい六甲おろしに背中をおされていったら
神戸東店とかいて「かんべ」と読むらしい。ややこしいな、、、。
フキの炊いたんとお酒で420万円。フキを炊いた砂糖の量がちょっと甘すぎたかなと。
アテが豊富すぎてめまいを覚えた。とくに、紅ショウガのてんぷらの引力の強引なこと。
腰を据える理由満載の店。
ここで自転車トモダチから連絡もらったので我にかえる。
ここは次回の宿題。けど、表まで聞こえてくる大勢の声にちょっと圧倒されたので、静かに飲むのはむつかしいかも。
最後はまたまた「蔵丸」で飲み倒す。
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コメント
こういう新規開拓ができるのは、長年の野生の勘と嗅覚でしょうか?
なかなか、「ここぞ」という店見つけられんでおります
投稿: KAZZ | 2013/05/12 21:35
●KAZZアニキ、それがねぇ、、、一番の地元にここぞ!という店を見つけられないでいるのですよ。わざわざ電車乗って呑みに行くのもなぁって感じです。
投稿: ローラーおとこ | 2013/05/13 08:44
●マタイさん、こんにちはコメントどうもありがとう。けど今はちょっと興味ないです。
投稿: ローラーおとこ | 2013/05/14 10:49