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2012/12/20

地域格差を

我ながら、気の小ささが情けない。
五時半に目が覚め、普通やったら朝練やろ〜いう時間から何故かスーツに着替えてサラリーマンのコスプレに身を包み、暗いうちからとある装置の探索にでかける。

七時に一旦打ち切ってホテルで朝飯食って再び飛び出すという、自分でも何やっとんねんという焦りよう。しかしそのかいあって、今日の収穫はなかなかのものだった。

先週見たそれはそれはうつくしい山が
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近寄りがたい景色になっとるがな、ほんまにあの山の中腹に突っ込んでいかねばならんのか?と泣きそうになるおっちゃんでっせ。

その山間のとある集落でのこと。
分刻みで目まぐるしく変化する北陸の天気が牙を剥く。さっきまで晴天やったのが嘘やん!いうぐらい早く吹雪出した。慌てて車に逃げ込む。
すると、何やらうごめくものが前から忍び寄ってくるので熊か!?とおもったら、
腰のまがった直角のばあちゃんが、乳母車を押してグズグズ歩いてるやん。乳母車には、空きカンが満載。
この日が、資源ゴミ収集の日だとかあとで知ったが、大阪ならさしずめ近所の多分家から30秒離れた電柱においとけばいいヤンというルールも、このあたりやと集落の近所決まったとこまで雪で深いドロドロの轍を錆びた乳母車を押してしかも吹雪は容赦無く、運んで行かねばならんという光景を目の当たりにして、

平等に地域サービスを受けるという言葉の薄っぺらさを見た思い。

それを車の中から黙って見過ごした自分の白状さは、もうなんちゅうか、、、。
自然もええけど、やっぱり歳とったら便利な都会しかありえへんな(自分には)と感じたが。

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そんなことをボンヤリ考えながら、日本海の荒波に身を置くのだ。さむいというより「ざむい」という。

こんな場所も調査対象
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かれこれ築30年は軽くたってるふうの団地。人の気配がない。住んでいるのかいないのかも不明。この吹雪やのに窓をあけっぱなしの部屋もあるが、空き家だろうか。
古くなった広告の紙が風に舞ってころがって、よけいさみしさつのるばかり。胸苦しさを感じて早々に移動したが、ほんの数件表札を確認するこのやりきれん気持ちは、ソラの色だけではないな。

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あいかわずセコイ晩飯。出張にきてカニやら食べられるはずもない。

あー、はよ家帰りたいわという夜。

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コメント

なんとも“マタギ”のような過酷な作業ですね。ご苦労様です(笑)

投稿: さかじい | 2012/12/21 17:37

●さかじいあにき、何とか無事帰還。住んでる人は逃げるわけにいきませんし、凄いですわー。

投稿: ローラーおとこ | 2012/12/22 10:48

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