« 山でふりかけ! | トップページ | SONY TX-5の修理 »

2012/10/10

便所の行列だけはつらかった

今後の事も含めていろいろメモ。

本来ならば連休初日は誰よりも先に上高地入りして混沌に備えねばというところだが、小池さんが出張先から戻ってきたのがこの日の早朝。こればっかりは仕方ない。まぁそのぶん落着いて準備できたのでよかったなと。

午前9時我が家発。一通り世間の渋滞も終わった頃合いだったので、高速道路も問題無し。14時過ぎに平湯の駐車場に着いてみたらば、日帰り観光の車が数台撤収した好条件の跡を使えて助かったり。けど、「この時間から山???」という視線が痛い。

夕暮れ迫る上高地で猿の出迎えに怯えつつ日暮れに焦りを感じつつ徳沢のテン場に着いてみれば

「張る場所あらへん。。。。」

地面という地面がことごとくテントで埋め尽くされる光景に茫然としながらも丸裸で寝るワケにもいかんので、なんとか土地を確保してマイテントをねじ込む。右隣は米飲料を過剰摂取しつつ爆発的に盛上る6人用テントの「おねーさんがた」。
左隣りはなにやら山ににつかわしくない「甘ったるいカップル」。
夜半激しい雨音で目覚めるが、隣りで寝てる、ビイル飲んでご機嫌なマグロ小池さんは微動だにせず豪快ないびきまで。生まれて初めての野営と聞いたがこの図太さは(てんてんてん)。

4時起床。隣りのおねーさんがたの姿はすでに無し。パンとスウプの簡単な飯を食い、柿ピーやらスルメが室内に散乱するわ雨でずぶ濡れやわのテントを無理やりザックに押し込みヘッデン点けて5時半スタート。一刻も早く涸沢に辿り着かねばまたぞろ土地の確保に奔走せねばならんと思うと焦る焦る!

横尾で小休止。ここもすでに便所前には大行列が。大も小も混在して並んでるんでタチが悪い。自分はしっこしたいだけなのにと思いながら前の紳士にここはババ専門ですか?そうですババ専門ですよ、おたくはしっこですか?ええしっこダケですと朝もやの中このえうなく爽やかな身の上話を楽しむなど。

登山道のすれ違い渋滞に難儀しながらも9時半に涸沢。
連休の中日でさぞやと覚悟したが、前倒しで来て前倒しで帰った連中の跡がよりどりみどり状態。さっそく柿ピーとスルメ入りのテントを広げて落ち着く。
昼飯を食い終わったら北穂か奥穂へでも行くかと思って小池さんを見たら、このままビイル飲んでここでうだうだな、とか大阪市内的エンジョイ案が。

結局ザイテングラードの取り付きまで登ったが、紅葉もさることながらカールを挟んだ向こうに見える常念岳の山容のスバラシさに目を奪われる。
時折雲間から差し込む日差しにナナカマドやらダケカンバの朱色がさらに燃え上るが、こちらは応えるスベもなく口をだらしなく開けるのみ。
地球上には行かずに死ねるか!と思わせる場所がまだまだあるに違い無い。そう思わせる一品であった。

生中をあびる程飲むという当初目論見は脆くも崩れ(寒すぎ)、今シーズン”初熱燗”の世話になってしまった。
16時過ぎには「晩飯」を食い、とぼしいガスで焼酎のお湯割りやら翌日の麦茶の準備。同行のマグロ小池さんは疲労から軽めの高山病になりロキソニンをアテに一番搾りをしばきつつ18時に寝てしまった。

連休最終日も夜明けとともに競争が始まる。誰よりも先に上高地に戻ってバスを確保せねばと皆殺気だっておる。反面、涸沢名物”モルゲンロート”を待ち構える人も多数。

104
美しいモルゲンロートをバックに早朝から遭難救助ヘリ出動中

105
それを見守るひとびと。

残念ながら水で薄めたようなモルゲンだったがそれはそれで沁みた。
しかし晩秋の標高2,300メートルはあなどりがたし。夜中の寒いこと寒いこと。結露が凍ってテントがバリバリ状態。

残りあとわずかのガスでギリギリフリーズドライの飯を作り、おかずはフリかけのみ。


名残を惜しみつつ7時発。三日間腹にため込んだうんこをどこで出産するかそのことばかり考えながら、途中何度かの”大波小波”をいなしつつ無事正午にバスターミナル着。
聞きしに勝る混雑だったが、タイミングをずらせばそれなりにうまくやり過ごせる事もわかったのでまた行きたいな。

思い出のいっぱい詰まったうんこは、その日の夜無事に大阪市の下水道へ旅立たれた。

費用(大人二人)~
高速代往復10、600円
バス代往復4,000円
宿泊2,000円
現地での酒代1,500円ぐらい
トイレ協力金1,000円ぐらい

|

« 山でふりかけ! | トップページ | SONY TX-5の修理 »

コメント

そんなに排泄に難儀したらつらくて楽しめないんじゃないでしょうか。
自分は3日も出さないなんてとても耐えられません^^;)

投稿: DANGER | 2012/10/10 18:02

大きな声では言えませんが、山のナニは眺めの一番エーとこでするもんです。
テントを張ったら最初に場所探し、歩きながらも場所探しです。同じことを考えている同行の士も多いようで未踏地は少ないようです。

投稿: 関西系 | 2012/10/10 21:35

読んでるとこっちまでトイレに行きたくなってきました。

投稿: kiyoshi | 2012/10/11 07:04

●DANGERさま、小より大の方が我慢するの辛いですよね。
●関西系さま、ビブラム底の食いつきの良さが裏目に出る日も近いですわ(笑。
●kiyoshiにーさん、世間一般には男子は胃腸が弱いので個室の数も増やしてほしいなと思いましたねー。

投稿: ローラーおとこ | 2012/10/11 09:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 山でふりかけ! | トップページ | SONY TX-5の修理 »