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2012/04/17

学童保育

ポストに封書が。なにかと思って中をみると

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閉鎖の連絡。
ぼんやりとこの手紙をみてるうちに当時の”特急電車のような毎日”を思い出した。

自分も小池さんも世間で言うところのフルタイムワーカーで、とーぜんのようにローラー娘も保育園では毎日最終退室者の金字塔を打ち立て(それでもこっちは死に物狂いで迎えに行ったもんやが)、小学校にあがると今度は誰が放課後の面倒を見てくれるのか?と途方に暮れたとき、学童保育の存在を知る。

放課後だけでなく、夏休みやら冬休みやらも親が職場にいる間は子供を見ていてくれるというので、入学早々のふにゃふにゃした(チャラさは今でも変わらず)彼女の手を引いて学童保育へ連れていった。
今でこそ「そーゆーもんや」と納得できるが、当時はまさに息を飲むというか、築40年は経ってるやろと思うような文化住宅の狭い一室に、小2と小4の男の子二人と指導員と呼ばれるセンセが出迎えてくれた。

部屋に入ると老朽化で畳みが反り返ってるわ踏み抜けそうな板の廊下は人の油でテカテカ光ってるわカビ臭いわで、正直圧倒されることばかり。

口には出さんが「ほんまかいや、、、」と絶句しつつも、そこを頼らんとニッチもサッチもいかんので、自分も彼女も腹をくくった。
当時は行政からの補助も少なく、保護者の保育料以外にバザーやらなんやらで収支かつかつ。けど、子供の順応力っちゅうのはまったくく脱帽、次の日から子犬の兄弟のような日々が始まって、こっちもやれやれ。しかし、預けっぱなしというワケにもいかず、夏休みは親子キャンプを企画したり運動会やら文化祭のようなものまで。「あ~、こんなんやたら残業してるほうがよっぽど楽やの~~~~」と思ったこと、何べんもある。

けど、親は親で職場環境の激変はあったものの、なんとか切り抜けてこれたのは学童保育が助けてくれたおかげにほかならん。さすがに小学校も高学年になると通う頻度も減り、だんだんと足が遠のいていったが、それでも折にふれて学童へ暇つぶしにいくわといいつつ、低学年の子の面倒みたりして縦のつながりを身につけたり、貴重な体験もあったし。

子供の数も年々減り、大阪市も放課後事業に真剣に身を乗り出すなどして、近隣の学童がどんどん閉鎖していくのを見ると、うちもそのうちかと思っていたが。

センチメンタルになってる場合じゃない、学童保育が無くなっても、大人はみんな子供の事を想ってる。
そうおもわな、やってられん。
学童保育を支えたみんな、どうもありがとう。

通勤途中にある大阪造幣局の「櫻の通り抜け」は今日から。
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一分一秒でも早く学童に迎えに行ってた当時は、桜どころやなかったなー。

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コメント

先日の学童の保護者会で「保護者会の活動が(親が)負担で大変だから保護者会解散したほうがいい」という意見があり、そこまでは個人の意見だがらいいけど、真に受けて決まで取ったという状況に腹が立つを通り越して呆れる限りでした。
綺麗事ばかりじゃあないけど金払って預けてるんやからって気持ちだけじゃあ悲しいもんだと思いましたね。

投稿: しお | 2012/04/18 09:23

今でこそ元気な我が家の長男ですが、生まれたときは28週1kgという超未熟児でした。
病院、保育所、学童保育、ときには実家などなどお世話になり、おかげさまで10歳。周囲の方々の気持ちがあったからこそここまでこれたんやなと、この記事を読んであらためて感じました。感謝を忘れんようにしやんと。

長男が二歳前後の頃、少しでも一緒にいてやりたいと後先考えずに仕事を辞め、一時期主夫してました。
このことは今でも妻に責められます(嵐のときによく引き合いに出されます)が、自分はそれでよかったと思てます。
それでいいのだ!

投稿: 一歩 | 2012/04/18 11:24

子供が活き活き通っている保育園、いつも感謝でいっぱいです。

投稿: 水色の建売 | 2012/04/18 15:51

仕事に家事に子育てに遊びに酒に、いつも全力で楽しむアニキを見習わねば。
とはいえ、子どもも大きくなったので、もうできないことも多いけど、まだ遅すぎないぜ!

投稿: KAZZ | 2012/04/18 21:54

●しおあにき、丸投げしたい気持ちが知らないあいだに自分の中にも芽生えてしまうことは否めませんが、やはりそこは根性で育児!と踏みとどまるとこでしょうね。
●一歩にーさん、すばらしい選択ですやん。子供といっしょにおれる時期は一瞬ですしね。
●水色あにき、保育園のせんせたちは、ほんま頭が下がります。自分やったらとても出来ませんわ~。
●ブラザーKAZZ,JDはすでに堕落の坂道を急降下中です(汗)。ま、そのうち親がやってきたことの意味がわかればええなと思いますわ。(と偉そうに->私)。

投稿: ローラーまん | 2012/04/19 07:23

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