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2012/03/12

頭を冷やすぜアルパイン

インターネットでしらみつぶしに検索したら出てくる出てくる「山岳会」とやら。ハイキングや宴会メインの緩めのトコからスパルタ一色の活動やってるとこまで。その中でひときわセンスの良いホームページ発見。会の設立も2010年と新しめ。積極的に体験会もやってるしちょうど直近で日程も合うしでこれは運命か!?と勝手に自分で赤い糸を結びつけたような形にして申し込んだ。

登山教室のときはまったく道具を持たずに裸同然で参加したが、今日は違うぜハーネスも専用シューズも若干だがカラビナもあるぜと鼻の穴ぱこぱこで現場に行ったら自分のほかに体験参加者が7人ほどいて、それがまー7人が7人とも「どこが初心者やねん」いうぐらい装備凄いことに。

この段階ですでに現場の空気に飲まれる。

自己紹介のあとお決まりのロープワークから。全25種類あるうちの(そんな覚えられヘンて!)6種類を(そでも無理やって!)結んだりほどいたり。頭の固いおっさんにはきついきつい。
次は回りに生えてる立ち木を5,6本使いながら支点の取り方(?)やら終了点の設置の仕方やら(?)、、、。
教えてくださる山岳会のひとらにとっては朝飯前の話だろうが、初めてみるその複雑難解な登攀システム見てたらだんだん意識遠のいてきた。

あー、寒いし腹へってきたし全然頭に入らんし、どーしょーと思ってたら「はい、じゃー緩斜面で懸垂下降の体験やりましょか~」とか言い出すし。そこへ登るだけでもすでに落伍しつつワケがわからんままに終了。

失意の中、手作り弁当を食べる。

午後からは「じゃー、体験者同士でペア組んで実際に登ってみましょかー。はい、あなたトップね」

一瞬耳を疑う。トップ言うのはザイルの先っぽを持ってルートを開拓する果てしなく男前の役目。登るのもトップで落ちるのもトップ、、、、とか冗談も浮かばんままに岩に取り付く。垂直では無いにしろ、岩に固定されてるボルトにカラビナをかけるだけで手が震える。次も同じ。もーなんか振るえっぱなし。1年分ぐらい震えた。

そんなテンぱってるときにセットをひとつ忘れてピッチを長く切ったら”怒られた”。
今日や昨日始めたばっかりのおっさんに、しかもアルコホル呑みすぎて海馬切れかかってるおっさんに、それはないやろと。なんとか終了点にたどり着いたわええが、今度はペアのヒトが登ってくるのを支えないとアカンが、そのセットの仕方がまったくワカランでとうとうギブしたというか「あ、ハイキング道から先に下りててください」と言われた。

長らく忘れていた「大失恋」の気持ち。

失意のままとぼとぼ下の広場に向かったが、怒られるのも無理はない。ひとつ間違えば自分か相手が死ぬのだから。

ちょっと自分の中でも山登りを焦ってたかもしれん。ただ岩を登りたいだけなのかアルパインクライミングを続けていきたいのかわからんようになってしまった。そして、若い頃はどんな集まりや場所にも躊躇せずに飛び込んでいけたし友達も出来たのに、おっさんになるとこうもそーゆー機能が鈍るもんか。
いっぺん足元見つめなおす必要あると。

運動:そんなカンジで岩登り
飲酒:端350ml×4,5本

日曜日は、名古屋阿蘇国際女子マラソンという大会名で無いことに激しい憤りを感じながら名古屋国際レディースマラソンを観戦し、シブイ走りの渋井陽子を応援した。

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コメント

アニキ、のんびり楽しく行きましょ〜や。

投稿: uechicchi | 2012/03/12 14:35

●ブラザーuechicchi !うんうん仰るとおりですわ。なんかちょっと目が覚めました。気力、体力、財力、身の丈にあった山に登ろうと思いますわ。

投稿: ローラー男 | 2012/03/12 14:43

初心者に命預けてしまうようなことさせるのもどうかと思うけど ”それ” をやらな先に進まんのなら ”それ” を命がけでやってイかなアカンのだろう。
ニントモカントモ。
ま、腹六分ぐらいが一番欲もなく力抜けてええんとちゃいますか。

投稿: 糖尿っぽいneetシマウ魔 | 2012/03/12 19:07

アニキ、ハイキング最高~!!(笑)
地に足つけていきましょ。
実は自分、そっちの世界もいってみたいなーとおもったんですが、ちょっと焦りすぎてるかなぁ~と立ち止まってしまったんですわ。
今のところはハイキングでも十二分に楽しんでますよ。
でもテン泊のほうにはすすむかも(笑)

投稿: さかじい | 2012/03/12 20:00

アニキ、確かに「岩」「沢」「雪」となると、やっぱり山岳会や講習会や熟練者と同行が必須と感じてます。
どれも「死」と背中合わせですものね。
決して、アニキの人の輪の中に飛び込む力が衰えた訳ではないと思います。
ただ…「岩」という現場がそういうとこだったと…
アニキ、焦らず自分のスタイル確立しましょう。

投稿: bfz | 2012/03/12 22:00

焦りは事故の元、怪我の元。
何事も心技体の三点確保で、1歩ずついきましょう!

投稿: arkibito | 2012/03/12 22:55

●ミートシマウマくん、その通り!「そこそこ楽しい」いうのが大事やね。
●さかじいあにき、テン泊は無条件に楽しいので絶対お勧め(って言っても、アニキがその道の先輩ですやん!)。常念でテントはって槍を眺めて熱燗飲んでウシシシ。
●ブラジャーbfz!自分でも何焦ってんねん!?とつねに自問自答の時間でした。震災があってからいつ死ぬかもわからんので全力で遊ぶぜと思ったのが始まりかも。ちょっと落ち着きますわー。
●arkibitoにーさん、ごもっとも。お恥ずかしい限り。基本に立ち返って自然の中でのんびりしまっす!

投稿: ローラー男 | 2012/03/13 09:57

ロラアニキ
人のことあんまり言えませんが、遊びは「がんばる」程度にしといて、「がんばりすぎる」のは止めときましょう。
なんたって「遊び」ですからね(笑)

投稿: KAZZ | 2012/03/13 21:57

ショップのロード朝錬に初参加した人と同じ気分じゃないですか^^;)
3年もすれば「そこ~、ピッチ長すぎっ!」って言えるようになりますよ。

投稿: DANGER | 2012/03/14 07:17

●KAZZにーさん「のめり込みすぎたらロクな事が無い」というのを自転車で体験したはずなのに(笑)、懲りてない私をお許しください。まずは基本からですね。
●ブラザーDANGER!腰痛、膝痛、こんなおっさんが果たして垂直の世界にいけるのでしょうか。とほほ。

投稿: ローラー男 | 2012/03/14 11:09

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