蜂におびえた土曜日
出張続きでワーカホリック気味の小池さんは、ほおっておくとラーメンとビイルで一日を終わらせかねない。なので、ひさしぶりにいっちょう山の空気でも吸いに連れ出す。
以前、わがおアニキと登った姫路の「高 御 位 山(通称、播磨アルプス)」で。
登山口からいきなり45度(これホンマ)。
このあとも、
”尾根祭り”は延々つづく。左右の展望はすこぶる良いが、日陰が無いのでけっこう暑い。
で、尾根道に大きな岩があったのでポン!と乗り越えてもう片方の足を地面に下ろそうとした刹那、視界にオレンジ色の塊りが目に入る。瞬間その物体の正体がわかってしまって「あっ!ヤバ!!!」と声が漏れると同時に後方の小池さんに逃げるように指示を出して自分も後ろを見ず一目さんに50メートルダッシュ!
この季節、最強最大の猛威を振るうし実際実家でなんども恐ろしい目に遭っているにも係わらず、岩陰の地面の巣穴に気がつかないとは一生の不覚。巣を真ん中にして自分と小池さん双方の距離は10mほど。
斜面の藪漕ぎを指示し、こちらは地面に伏せて待機しつつなんとか合流に成功。このあとの行程は地面ばっかり見て大変苦しくなった。
、、、それでも胸のスクような景色は健在。
しかし、苦あれば楽あり。
下山したとこからJRの駅まで30分強歩く覚悟してたら目の前にポツンと地域の巡回バスの停留所があって
腕時計を見ると「15時12分」とか。日に2本しかない便に乗れる奇跡をかみしめつつ鉄道の駅までバスで。
しかも運賃100円。けれど、事がうまく運びすぎるというのも考えもんで、駅につくなり間髪いれずに快速電車が来たり、乗換え駅でも接続がうまく行き過ぎたりで、たった1本のビイルをもしばく時間が無かった。
運動:ハイキングした。累積標高2,485メートル、最大標高308メートル(?)
飲酒:家に帰ってから端麗350ml×4
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コメント
うわぁ。高御位,ウチからも近いのでまた誘ってください。
嫁はたまに母親と登ってるみたいで。私は未だ行ったことがないので行ってみたいのですー。
しかしオレンジ色の昆虫はいただけませんね。
今が活発な時期だと思うので,十分気をつけてください。
私も現場では気をつけてます。
あ,ハッカ油がハチ除けに効きますよ。
投稿: たいらん | 2011/10/11 11:10
ガラ悪いですね、スズメバチ。
焼跡は再生してましたか?
投稿: わがお | 2011/10/11 11:45
●らいらんあにき、そーでしたね、アニキ方面から近かったですね。危険の少ない季節にしましょねー!ちなみに、宝殿も曽根も立ち飲みが無い(泣)。
●ブラザーわがお!焼け跡はだいぶ再生されてましたよ。以前の面影少なくて、ここが一面雪だったら綺麗やなと思いながら歩きました。下山口から曽根もと~~~~い!!!
投稿: ローラーまん | 2011/10/11 11:49
お疲れ様です
我が地元へようこそ!
かしわ餅食べました?
投稿: うめ | 2011/10/11 11:54
姫路のもうちょっと北にある雪彦山に登ったことあります。
しかし1日2本しかない地域巡回バス停に4分前にたまたま遭遇なんて
ローカル路線バス乗り継ぎの旅的にみたらほんまにミラクル!(笑
投稿: Hato | 2011/10/11 12:03
●うめアニキ、姫路に戻りたかったんですが、凄いタイミングで米原行きの快速が「きやがり」ました。ビイル飲めずのかしわ餅買えずで、ほんまはもうちょっとローカル線の旅っぽい旅にしたかったですよん、えーん、えーん。
●ブラザーHato!ぜひ、TVに採用していただきたい(笑)。しかしこのヘンに御住まいの方々は、車に乗れないと大変そうですわー。
投稿: ローラーまん | 2011/10/11 13:12
土曜日に野外活動をしていれば岩肌を登るアニキの姿が見えたかもしれませぬ。
引きこもって体力の回復に努めていたので残念ながら発見できませんでした。
「かしわ餅」はアプローチの鹿島神社の鳥居近くにたくさん店があるのです。
投稿: 瀬戸内穴子 | 2011/10/11 19:02
●瀬戸内穴子あにき、ゲゲ、それは一生の不覚!!!しかしあの神社、立派な鳥居のワリには足の不便なとこにありますね。山の頂上の神社も「お百度石」があって、なにかいわくありげですね。
投稿: ローラーまん | 2011/10/12 09:40