実売9,800円の携帯用GPSロガーの記録がこれ。
距離18.4km
最大標高843m
累積標高2819m
平均斜度(登り:14.4% 下り:13.3%)
歩行時間4h13s
Ave 4.3km/h
数字は残酷だ。たったの18キロメートル進むのに4時間以上かかってる。いかに重力に逆らうのに時間を費やしたか、、、。
途中にあった「なまず石」。

全然なまずに似てない。
芦有道路(ろゆう道路)沿いにコースがあるので、ときどき変わった排気音がするのでご自慢のカメラを向けたら

ポルシェ550スパイダー(多分)。これ以外にも黄色と青のロータスヨーロッパが二台揃って走っていったり、今でもこの有料道路はスーパーカーブームのまま。
随分寂しい住宅地のはずれにバス停がある。

ここらへんには商店とか医院とか全然無いので車が無いと暮らしてゆけないと思うけど、住んでるヒトはどーしてるのかな。
歩きながら食べる補給食はこれ。

たけのこ派もいるらしいが自分はきのこ派。
一軒茶屋にはいかずに石之宝殿でラーメン食べた。

ここ、いつも寂しい。
ここまで休憩なしで登ってきたので相当足のダメージあってちょっと困った。大昔は六甲山頂にも路線バスが走ってたらしいが今はもう無い。なので自力でどーにかするしか帰れんという男前なコースだぜ。
神戸の端にある”須磨”という町から宝塚まで六甲山頂を縦走する大会がある。全長は確か56キロ。
そのルートを使ってこの日は宝塚に下りるんやが、これがまぁ「とーい とーい」。

茂みの間からようやく阪神競馬場が見えたのでああやれやれと地図を出したが、計算するとまだ2時間以上動き続けねばならん。地球は丸いそして広い!(カンケー無いけど)。
まぁ漠然と歩くだけやなくて野生の桜がちらちら咲き出してたり、練習中のウグイスがおったり、山の中には不思議なことが一杯あって退屈せんもんでな。この二足歩行のスピードでしか見えんもんとか聞こえん音とかあるしで。
六甲全山縦走大会にいつか出てみたいと漠然とした思いがあったけど、まだまだ無理っぽい。とくにこの日歩いたのがその後半部分になるが、ここを懐中電灯の光をたよりに歩くと恐らくめちゃくちゃ無口になる予感。
今後も”楽しい冒険はしたいが辛い冒険は避けたい”という方針にぶれは無し!
セルフタイマー使って、疲労度を記録。

消耗度をヤラセポーズで表現。
あとはこっからお寺の舗装路を歩くだけの退屈な坂道かと思っていたら

ナイスな看板発見。
こーゆーセコイ作戦実は大スキだったりする。しかも店の名前が「さりげなく」とか。”山登りの方限定・生中380円”という謎の価格設定もなんだか意味がわからんので大スキだ。どう「さりげない」のかこれはゼヒ調査する必要があると思う。足腰的にはここをゴールにしたかったが、ビールがさりげなくヌルクて、アテがさりげなく充実してなかったら一生後悔すると思ってがんばって残りを歩いた。
ゴール。楽しかったが気温の高い季節はちょっと無理やろな。

宝塚大劇場とやら。いちどかぶりつきで観劇したいものだ。お客様、いやらしい目つきでの観覧はお断りしておりますとか言われたら本望だ。
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