イヤになる日もある
膝に不安を抱えながらもスバラシイ快晴に誘われてお山へ。
阪急芦屋川駅~高座滝~高座谷~アカシア尾根~風吹岩~土肥割峠~黒岩尾根~
一軒茶屋~魚屋道~有馬温泉(ここまでランチタイム込みで4.5h)~かんぽの湯~バスで梅田
秋口に巨大猪が猟友会によって駆除されてからメッキリ見なくなった。自分は直接猪に因縁つけられたことがないので姿が見えないと寂しいなと思って、キャツラが頻繁に出没するルートに行ってみたら、
目を疑う光景が
堰の上の男女二人が大量のパンの耳で餌付けの真っ最中。
向こう側の堰に居た女性も同様に餌付け中。しかも猪一頭一頭に親しみこめて「チャン」付けでペットのように名前を付けて呼んではパンの耳を撒く。
話し合おうにも恐らく人間の言葉を理解できないと思ったので「条例無視して餌やるとわええ根性してはりますねわははは」と一方的に言いたいことだけ言って先に進んだ。しかしな、気ぃ悪い。ガコガコに気ぃ悪い。
嫌なモノを見たあとなので自分も同行の小池さんもこのあと無口でもくもくと歩く。
風吹岩に着いて見上げたら一瞬だけ「ローラー興行社」の社服を着たヒトが見えたのでビックリした。知ってるアニキかしら?と思って岩場に回りこんだけどすでにその人影が確認できず。けどまぁ、こおいうふうに突然のマボロシのような出会いの楽しさを期待して作った社服なので、本来の目的は十分果たせてると思う。マボロシなアニキ、またどこかで会いましょう。
※Ver.3をモンベル謹製で作ろうという計画がちょっと頓挫してます。そろそろ動きたいが。
で、一般ルートに出てみると
大渋滞。しかも女子率が圧倒的。山ブームを目の前にして、確かにちょっと複雑。歩調が合わないストレスでイライラする自分自身が嫌になる。このままメインルートで頂上まで行くと悪心を抱きかねないので
黒岩尾根で。
案の定「無人」。熊笹の歓迎をヒッソリ受けるだけ。風がびゅーびゅー吹いているだけ。
このロケーションでだいたい標高850メートルちょい。呼吸を荒くして登ると、日ごろの嫌なことなんか忘れるというけど、実はそーでもない。足元を踏み外して滑落しそうなシーンだけ嫌なこと忘れるが、やっぱり嫌なことはどこへ行こうがついてまわる。人間だもの、しょーがない。
次はどこいこか。
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コメント
アニキお疲れさまです。
カップラーメンの湯湧かしてる間に体が冷えたのでウィンドブレーカーを羽織ってしまったのでお会いできませんでした。
しかし人出の多かった六甲山中で目撃されるとは驚きです。
しかも写真に写ってますし。
真ん中あたりで海の方を指さしてるのが私です。
いつの日か風吹岩であつい抱擁をお願いします。
投稿: 幻のたいらん | 2010/12/13 17:19
岡本駅の側の川ではチクワでえづけされている連中がいました。どうして年寄り連中は動物を見たら餌を与えようとするんでしょうかね?
投稿: kiyoshi | 2010/12/14 06:41
●たいらんあにき、岩の上に一瞬見えた社服に鳥肌が立ちました。Ver.3がんばりますのでその節はよろしくお願いします。
●kiyoshiあにき、うーん、、、終戦で食べ物に不自由した体験、、、とか。ある意味での反面教師にしたいです。
投稿: ローラー男 | 2010/12/14 10:15