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2010/02/21

六甲・白石谷~東高座谷で緊張し倒す

JR大阪駅8:10発・高速バス有馬温泉行き・片道1,330円。乗客は自分と今回同行を誘ってくださった「これしきアニキ」の二人貸切状態。前日飲み倒したので中規模の二日酔いで、空いてる座席を使い倒して快適に寝て行けた。9時過ぎ、まだ人影もまばらな温泉街ど真ん中着。

行ったことないルートをずびずば進むシリーズ:
予定では、有馬温泉街から六甲山を越えて芦屋へ出ましょうしかもガイドブックには「熟練者向け・甘く見るな」と念押ししてある”白石谷を遡行して男を上げるルート”で。結論を先に言うと「甘く見るなは本当だった」。

有馬温泉ロープウェイ乗り場の裏側林道から歩き始めてちょっと行ったとこの一発目の分岐。左へ。
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もうちょっと進むと大きな二股に出た。そこの看板がこれ。冬の間のほんの僅かな期間だけものすごい”氷瀑”が見られるというので右側へちょっと寄り道しましょかということで。

いきなり熟な洗礼受ける
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ようやくたどり着いた「百間滝」なのに右側がちょっと凍ってるか凍ってないかという中途半端な冷え加減。
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元の分岐まで引き返すことにしたけどさっきのせっまい段差付き渓谷はチョー怖いので先行するパーティーについて巻き道行く。ほしたらこれがとんだ巻き道で、
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正規ルートと”危うさレベル同じ”いう冗談のような巻き道は初めて。

正規の白石谷遡行開始。目の前にばんばん立ちはだかる滝!
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滝!
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そして滝!
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まだまだ滝!
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目の前の滝はどれもこれもカッコええけど全然登れん。どーゆーこっちゃ。手がかり足がかりが全然無い。あっても苔だらけ。必死で探した巻き道もこんなカンジで
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名所らしいとこも一応押さえる。しかしどーみても直登不可能。
「白石谷、なめんな!」という山の声が聞こえる~。

道の両側は阪神大震災以来今でも崩落続いてて、歩いてる最中もガラガラと岩の崩れる音におっちゃん二人で怯える。芦屋地獄谷はそんなに地獄でもない。けれどここ(白石谷)はまさに地獄寄り。経験者のブログを読んだらどれもこれもシャーシャーと歩いたとか書いてあったんで鵜呑みにしたらとんでもなかった。

エクストリームにもほどがある。
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親切なヒトが残してくれた一本の頼りないザイル。
この後、谷をようやく抜けたと思ったら今度は山頂までぼろぼろ崩壊する軟らかい山肌を登るシステムに翻弄される。


おそろしすぎる白石谷を抜けたら
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遊び気分で行くなよ系の看板が。

”危険”はガセでは無かった。
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放心状態で六甲山頂着。平和な「七曲り」で芦屋方面に下山。途中の”本庄橋跡”でラーメン食べて

最高峰から芦屋に向かって下山中に出会ったサイクリスト
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その1分前にMTB元アジアチャンプも(徒歩で)通過。みんなどうした?自転車乗らんでええのか?わしもですけど、、、。


”風吹岩”まで大人しく歩いて、
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最初にあげたスローガン「行ったことないルートをずびずば進む」を思い出して、魚屋道をJR岡本駅方面におりる。”蛙岩”手前にある標識の裏側にマジック手書きで「東高座ダムまで25分」とあるので前から気になってたそっちへ。落ち葉満載の心細い道を「落ちていく」。

ごくまたに錆びた空き缶とか放棄されたペットボトルとかの「人間のニオイのするもの」を見つけて安堵したり。けっこうあてずっぽで”落ちて行ったら”小さな枯れた沢に出た。
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ここも土石流検知ワイヤーあった。六甲っていたるところに検知装置あるからもしかしたら土石流の巣窟なのか?怖すぎる。

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最後の砂防ダムこえたら”滝の茶屋”よりずっと下に出てびっくりした。こんな心細い思いをして道路に出てへたり込んでたら、通りがかったおっちゃんがこっちみながら「このルート行ったんか?おもろかったやろ、がははは」と言って去っていった。あっぱれなおっさんに後光が差す。

腕時計情報:
最高標高は986m
累積標高は1790m
それと以前考察した「山歩きはサイクリングより体重減る」を実感。登りもくだりも容赦なく足と心臓に負荷を強いるので。「苦しい、けれど、苦痛ではない」これ大事。

山のエピローグ:
こんな近場の山でも危険がいっぱい。不安だらけの曖昧で油断するとアッというまに消え入りそうな踏み跡を辿るときの緊張感。見慣れた場所に出たとき張り詰めてた精神が緩和される瞬間、そおして遠くには神戸の海が見えたときの安堵はなかなかたとえる言葉が無いな。駅までの道すがら考えることは「次はどこへ行こうか」。今日も不気味に誘う謎の枝道がいくつかあったな?あれはどこへ行くんだろうか?まだ見たことの無い景色、また行こや。


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コメント

アニキ、今週末も山行シンクロしてましたな♪

谷間に仁王立ち!男前です!惚れ直した是

投稿: bfz | 2010/02/21 23:20

ローラー師匠、最後は放心状態だったすね。今日は全身筋肉痛で階段から転げ落ちそうです。またお付き合いを~。

投稿: これしき | 2010/02/22 13:11

●bfzあにき、この写真の時点でかなりやせ我慢状態です(笑。さらなる高みをめざそうぜ!
●これしきあにき、ありがとうございました。今後も楽しい方楽しい方へ流れていきましょね!
あの谷、ぜったい仕返ししたい税、、、。

投稿: ローラーおとこ | 2010/02/22 16:34

六甲山も侮れませんね。
高校の時の訓練で、土砂降りのなか有馬まで下山した時の苦しい記憶が蘇りましたわ。
アニキ、そのうち「来月エベレスト行きますねん、とか言わんといてくださいね(笑)

投稿: さかじい | 2010/02/22 17:08

●さかじいあにき、
>とか言わんといてくださいね(笑)
実は、、、。

投稿: ローラーおとこ | 2010/02/22 17:14

近場の山なめるな、、実感してます。全国版の地図よりも、地元の市町村団体の出してる地図の方が(同縮尺でも)格段にわかりやすいと最近になって覚えました。
六甲全山縦走マップもゲットしました。山ガール探して縦走します 笑)

投稿: 松村 | 2010/02/22 20:02

ご無事にご帰還、なによりです。
いまだに夜な夜な、岩肌のサクサク感に
さいなまれてます(笑)。

投稿: わがお | 2010/02/22 21:16

●松村あにき、ハセツネカップに出たくなってきました。ヤバス!
●わがおあにき、同じコースをまさに飛ぶように先行していったご婦人がいました。ほんまもんの天狗!?と思いましたわ。白石谷でアニキと遭遇したい税!笑。

投稿: ローラーおとこ | 2010/02/23 09:55

その節はどうもです、あの後2日間全身筋肉痛です。
次回は稽古お願いします。

投稿: ぴんく | 2010/02/24 10:48

●ぴんくBOY!コメントありがとうございます。来月行きましょう~エクストリ~ムな道へカモン!

投稿: ロラおとこ | 2010/02/25 09:19

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