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2010/02/07

みんな山がスキだった

kiyoshiアニキから情報いただいた本)
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普段あんまり吟味せずに本を買っているのでこおいう情報は嬉しい。

ヨーロッパのトッププロレーサー(自転車の)、それもピュア・クライマーと呼ばれる選手達は何故か不慮の死を遂げたり最後までむくわれない競技生活をおくったりチームメイトから疎んじられたり、華のあるゴールスプリンターと対比して「クライマーの最期はいつも悲しい」と総じて表現されてきてナルホドと思っていたが、アルピニストの最期ははもっと深くて暗いという本。ただし谷底へ堕ちた・天空の頂で消息を絶った本人はとても幸福だったに違いないという山際淳司さんの報道と目線で。


木、金と徹夜二連発で頭と体がどーにかなってしまうんじゃないかと思うほど”疲弊”したのになぜかだからこそ気持は山を求める。
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芦屋川・ピラーロック手前のボルダーからソッと下界を見下ろす。さっきまで軟禁されていた職場がよく見えた。

土曜日明け方4時に職場から解放されて帰宅。小刻みな休憩を挟みながら48時間ちかくPCの画面を見続けた脳みそは簡単にスリープ状態にならんので、もうなんていうか日の出を待ちわびて「思い余って」六甲・ロックガーデンにすがってみた。
根拠の無い苛立ちを”地獄谷”にぶつけてひたすら登る、登る、ノボル。怒りながら登られる山も不憫だな。

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”荒地山”のいつもの岩の上で湯を沸かしてたらようやくイライラな気持ちが溶けてきた。自分の小ささが嫌いだ。

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コメント

私は日曜日に逆の有馬から七曲り滝を見に行ってきました。

最近二週間も歩かないと、身体が気持ち悪くなります。
いつまで経っても山を歩くとしんどい。でもそのしんどさが何もかも忘れさせてくれる一時がとても楽しい。

そんな風にすこし思えるようになってきた今日この頃です。

「そして山が好きになった」

そんな感じでしょうか・・・(^_^;)

投稿: 酔いどれチロリ | 2010/02/08 13:20

●酔いどれチロリあにき、コメントありがとうございます。ほんま同感、山へ行かないと気持ちが晴れません!とくに業爆の後はなおさらですわ。下山後の酒も美味いので笑。

投稿: ロラお | 2010/02/08 15:27

仕事で六甲山にはよく行きます。クルマでですが。

今年は六甲がらみでモンスター発注者にいじめ倒されたので六甲山が嫌いです(笑)

でも無心で登るとまた気分も違うのかな?
機会があればご一緒させてください。
下山後も。

投稿: たいらん | 2010/02/08 17:48

山で逝くことを望む「人」とそれを望んでいない「人」と明確に分かれてるような気がいたします。

投稿: kiyoshi | 2010/02/08 21:01

●たいらんあにき、自分でも不思議なんですが登山中は脳みそからアルコホルのことが消えてますわ。そのぶん、下山後に爆発です笑。山行き過ぎて自転車離れが心配になってきてます私、、、。
●kiyoshiあにき、遭難は妄想・空想だけで十分ですね笑。山も自転車も無事帰宅が鉄則!

投稿: ロラお | 2010/02/09 09:26

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