”おっちゃんはいつも金が無い、おっちゃんはいつも疲れている、でもおっちゃんはハメを外すのが大好きだ”
そんなおっちゃんの願いを込めて数年前から自転車の友達と始めた「諭吉一枚の旅」。一泊二食+宴会でちょうど1万円以内に収めましょうという主旨。
そこで競輪の助成事業(?)であるサイクリングターミナルに宿を取る。サイクリングターミナルと名前付いてんのに、自転車愛好家の利用率はめちゃめちゃ低い!この日も、家族連れとかテニス仲間とかグランドゴルフの初老のサークルとかが殆ど。ともあれ、大阪市内から淀川河川敷~宇治川沿いを延々と行く。単調な道だが迷いようが無いから便利やし。
JR宇治駅前着。時間はちょうど正午前。このあたりで美味しいパン屋があったことを思い出した、でも場所分からん。ここはひとつ関西一円の美味しいパン屋を掌握したおしているmijiアネキにケータイで連絡して指示を仰ぐ。
宇治・ベーカリーたまき

表向き、フツーのパン屋。で中へ入っる、驚け!地元の人で満員や!前のおばはん二千円以上こうてる!時間帯がちょうどええのか品薄という状態がなくて、あとからあとからバンバン焼きあがるし。ここは宇治なんで宇治を押さえておく必要があるから、
抹茶デニッシュ

普段甘味に縁が薄いおっちゃんもメロメロの美味しさ。中身も抹茶てんこ盛り。おっちゃんの気持ちを判り倒してるひさびさに熱いパン屋であった。もう食パン一本買ってここで帰ってもええわ~そんな気にさせる店であった。
後ろ髪をひかれながらおっちゃん一行は「天ヶ瀬ダムへ」。入場無料ただし、守衛所でサインさせられる。意味ワカラン、なんでダム見るのに個人情報いるねんおもたら、あっちこっちに「いのちの110番」とかいう物騒なポスターが張りまくっておるではないか。そうか、ここはメッカなのか。失礼しました。
このあと一行は川沿いに走って宿へ。サイクリングターミナルのポイントとしては、
・広くて清潔な部屋
・無料のランドリーがあるからジャージを洗える
・ゆかた、タオル、ハブラシもある
ので、下着一枚を持っていけば実質「手ぶら」で泊りにいける、これほんま。
・宿泊以外の設備がある(テニスコート、グランドゴルフ場)。とりわけ大津サイクリングターミナルには宿の横に瀬田川が流れてて、身一つで激流を楽しむ”ラフティング(一人7,000円)”とかいうそれはそれは楽しそうなイベントがある。これはいつかおっちゃんも流されてみたいものだ。
K-1グランプリ大津サイクリングターミナル杯

戦いは熾烈をきわめた。
翌朝は原因不明の頭痛と吐き気(レベル->★★☆☆☆)により、R307を一気に枚方市まで下って適当に走って帰宅。世の中の景気が回復したら、またぜひ行きたい。同行のアニキたちに感謝します。
追伸:
京都(滋賀?)の宇治川沿いはサイクリストのメッカ?土曜日もそして復路の日曜日も、ソロライドやグループライドを沢山見かけた。でもどこから来たんだろうか。枚方の方から国道307を登って?あんな狭くて大型車両が充満しているような道でアプローチするとか?まさかな。それから、脚や心臓を酷使しないで長く乗り続けると、どうして異常に腹が減るのだ?それも走行中に腹が減るならワカランでもないが、帰宅して何か少し物を食べた途端、物凄い飢餓感に襲われるのはなぜ?
これはいっぺん真剣に考えてみなあきませんなと思いながら淡麗350mlをバコバコ飲んでたらいつのまにか昼ねしてしまって、ごくごく近所にあるパチンコ屋でモーレツな火災が発生していることにさえ気がつかなかった。
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