NEXCO西日本のサイトを事前に見なかったので、「多分あかんやろな」と思いながら旅に出たら「やっぱりあかんかった」の巻き。長い。
大阪の人間が東京まで1,000円で行くには、名神豊中から乗ってはイカンのだ。名神大津まで地味に国道を走っていかねばならんのだ。そこでようやく名神高速に乗るのだ。そおして八王子インターでおりて、地味に国道を走って都内へ行くのだ。そおすると1,000円でたどり着くようだ。
これはけっこう厳しいが、まぁそおいうルールだから仕方あるまいな。料金検索サイト。でも、金に糸目はつけずに時間短縮を取るか、いや俺はあくまで安く上げるんじゃい国道命!いろいろな選択肢があって楽しいではないか。
今回の旅の目的は”まさよ”ではなく、岐阜の平湯温泉の湯につかってラーメンでも食べてみようぜという小池さんの発案。ひらゆの森という施設のコテイジに泊まってみた。
今回はローラー高娘のイトコも同行したんで、コテイジ一棟丸まる借りて一人頭素泊まりで7,000円弱の費用。敷地内に点在するコテイジは隣同士が離れてるから、家族連れとかいいと思う。それに一棟一棟にコジンマリした露天風呂が付いてるし、他の宿泊客と顔を合わす必要がまるっきし無いから、ハレンチな格好でぶらんぶらんしても平気。
その泉質に驚く。最初湯船みたとき「かす汁か?」いうほど湯の華で濁ってたし。部屋には小さいキッチンもついてるから簡単な自炊も可。冷蔵庫もあったから、近所のジャスコで買った淡麗350ml×24本持っていった。従業員の人の接客も見事。
通りがかりで偶然見つけた安宿から始まり、贅沢にもかれこれ3年ほど平湯~福地~新穂高のあたりへ頻繁に通うようになった。特別美味しいラーメン屋は無いけれど、小池さんもそしてローラー娘もお気に入りの場所。
高山市内から平湯峠までは狭い渓谷の道をけっこうな斜度で高度を上げていくが、いつも家族には知られないように、「ああ自転車やったらここは23のギアに変速かな、ここは一旦18のギアにして立ち漕ぎがベスト」とか思い描きながら車のアクセルを踏むんだぜ。
その先を見上げると、雲をまとう乗鞍岳がドデ~ンとあったりする。いつか高山の駅から自転車で平湯まで登ろう。その日がいつになるかわからんし、そのトキはもう今のように体力的に登れなくなってしまってるかもしれない。けれど今は家族との濃密な時間をすごそうか。

全然関係ないけど、これは長浜市内に燦然とそびえるその名も「長浜タワー」。適当に建てたビルの屋上に適当なデザインの鉄塔を適当に伸ばして適当な色を塗っておく。どの建築様式にも当てはまらない・束縛されることもない・カテゴライズされることもない、全然さっぱり訳のわからん当時の栄華を忍ぼうではないか。
”黒壁”と”ホワイト餃子”ばかり注目される長浜であるが、こおいうB級建築にこそスポットを当てていきたい。屋上にそびえる鉄塔からはどのような怪電波が放たれているのか(いたのか?)ナゾである。
最近のコメント