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2008/03/07

妙な卒論生活だった

今朝の通勤途中、信号待ちで隣り合わせた二人組みの会話。
「もう提出、ギッリギリセーフやったわ、、、死ぬかとおもた」。年恰好から多分、大学四年か。就活終わって提出おわって、あとは多分発表会残すだけの日々なのか。ええのぉ、そういう節目があって。

当時、まわりはけっこうしっかりしたビジョンを持ってテーマを選定していく人たちの中、”残り福じゃ”とか言いながら全く漠然と研究課題を決めてしまって、あとで随分後悔した。まぁなんとかなるだろうと半年以上まったく手をつけず、教官の話もウワノソラで。何をしていたかというと、同級生が近くにある離島にワタって、レーザー光を使った通信実験と論文の執筆をそこでやるというのにノコノコ着いていった。作業をする彼らの傍らで、自分ともう一人のアホのツレはひたすら海水浴とキャンプファイアーに明け暮れた。ココロの隅には「ほんまにそれで間にあうんか?」という気持ちに絶えず怯えながらもその怯えを無理やり押し込んで、来る日も来る日も海に潜ったり、釣りをしたり、バカみたいにドでかい火を焚いたりして、”無人島生活(無人島ちゃうけど)”を満喫しまくった。

秋風が吹き始めて、本来の目的で来た友人はあらかたの作業を追え、びっくりするくらい多くの枚数の論文を書き、「あした帰るぞ」と言われたとき、さすがに焦った。まさに”蟻とキリギリス”。片や、卒業準備を着々を進めるヒト、もう一方は石鯛釣ってウホウホ踊って、無駄にうんこして、日焼けしてゴロゴロしたヒト。

アホはどこまでいってもアホで、2月下旬には論文提出終わってるやろと目論んで、下宿の解約手続までしてたから、そこを追い出されてから残りの日はツレのアパートを論文一式を持って転々と渡り歩いた。ジプシィとか言われたりして。
まぁその差は歴然で、最後の発表会のとき、彼は堂々としてて聞いてるこっちもウットリ。自分はというと、突貫工事のやっつけ仕事で発表中も手抜き工事がバレバレ、あちこち陥没したり決壊したり、荷崩れ起したりの散々。院生や教官の質問にも回答を考えるより先に、「早よこの時間終わってくれ終わってくれ、終わってくれ」とひたすら念じたり。もう発表終わったとき、「力石真っ白な灰状態」。

てなことを思い出したよ今朝の若造二人組み。
Photo
あれから20数年たつけど、アホに磨きがかかってるぜ。別にええけど。


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